北海道のご当地アイドル・美雪ありすちゃん。昨年12月にリリースされた『White Love』から続くデビュー三部作を終え、心身ともにプロ女優として確立。この4作目で、遂に彼女自身さえ知らなかった真のエロスが白日の下に晒されていくことに。
作品は、アリスJAPANの新定番になりつつある撮影会シリーズ。「こんな撮影会があったらいいな」を実写化した、女優にとっては己の羞恥心を試される内容となっていて、これまでも、麻美ゆまちゃんや朝日奈あかりちゃんが挑戦している。いずれも超トップ女優ながらも、あまりの恥ずかしさに思わず素でテレテレになってしまった驚異の羞恥作品である。
テレるのも仕方ない。普通なら、握手、サイン、水着撮影会という流れで進行されるイベントが、ここでは握手の代わりにファン1人1人にフェラをし、水着をひっぺがされてアソコの奥の奥まで大露出。男優に責められ、本気汁を垂れ流す恥ずかしい姿はもちろん、ファンに囲まれながらセックスまでさせられ、それをパッシャパシャと超至近距離で連写されてしまうのだから。
そんなハードルの高い作品、新人のありすちゃんにこなせるのかとヒヤヒヤさせられたが、さすが北国の女! そのサービス精神は半端なものじゃない。デビュー作で使用した純白のビキニで登場し、早々に乳首やらマン毛やらを露出させられてしまうのだが、「私のマン毛を見て下さい」と、恥ずかしい台詞もしっかり言ってくれる。人懐っこい目で愛情たっぷりにフェラするはにかみ顔は、「こいつ俺に惚れてんな?」と勘違いしそうな愛らしさ。
セックス撮影は正直感動すら覚えた名シーン。15㎝の至近距離でカメラを構えるファンたちに、しっかり顔を向けて、本気のアクメ顔を晒す。驚くことに、その顔はテレてもいないし、妙な作りシワもない。ギリギリの羞恥に晒され、理性の極限に立たされたいっぱいいっぱいの顔。デビュー作からずっと彼女を見守ってきた筆者だが、正直、こんな迫真の表情を見せてくれる子だとは思いもせず感動の嵐。この表情ひとつで、彼女の真面目さ、エロさ、セックス撮影に対する意気込みがビシビシと伝わってくる。己の極限を晒してこそAV女優だ!!
ありすちゃんの秘めたる才能が爆発した本作。プロ女優として1人前になったということはもちろん、人を喜ばせることが大好きな1人の女の子という面でも、急成長を遂げたんじゃないかと思う。
(文=文月みほ)
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