エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 21回

【ネットナンパ】タダマンへの遠い道のり(前編)

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※イメージ画像 photo by De-bee from flickr

  マジやばいっス、オナホール!!

 前回の記事でお伝えしたように、筆者は今オナホールにどっぷりとハマり中。そんなわけで今回は5年ほど前に遭遇したメンヘル女子大生との体験談をお届けさせていただく。

 未成年のユーザーが数多くカキコミしていることで有名な某掲示板。そこには友達募集だの悩み相談だの趣味仲間募集といった健全なカテゴリに紛れて、男女の出会いを仲介するカテゴリも存在している。

 携帯電話でしか接続できないそのサイトを筆者はある日の深夜1時くらいにぼんやりと眺めていた。そこに書かれていたのは援助交際のお相手募集がほとんどだったのだが、気になるカキコミを発見した。

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まさみ 20歳・東京都・学生 
 
心を病んでいてお薬を服用しています。
こんな私でも仲良くなってくれる人いませんか?
デートとかもしてみたいです。
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 心のお薬ってことはほぼメンヘラだろう。筆者は過去に何人かのメンヘラと深い仲になったことがある。確かに心を病んだ彼女らを扱うのは骨が折れるが、ツボにハマると最高に気持ちイイSEXを楽しめるものなのだ。それゆえ、メンヘラ女子上等! とばかりにさっそくアプローチ開始。

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こんばんは~。新宿在住のショーイチです。
掲示板拝見しましたよ。
私もちょっと前まで心のお薬飲んでました。
だから、まさみさんのカキコミが気になってしまいメールしています。 
 
いきなり会おうとかじゃなくて、メール交換からのんびり仲良くなりませんか?
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 と、こんなメールを送信した。我ながらよくもまぁ息を吐くように嘘をつけるもんだと飽きれてしまうが、こういう行為がいつの日かタダマンに繋がるのだからしょうがない。

 筆者の立てた作戦は二つ。まず、心の病を患ったことがあると告白して親近感を覚えてもらう。そしてもう一つは、他の男性が送るメールとは一線を画すべく【会いたい】と切り出さないこと。二つとも真っ赤な嘘なのだが、イマドキの出会い系ではこれくらいの駆け引きは可愛いものだろう。

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 筆者の作戦がドンピシャだったようで、スグにまさみチャンから返信が届いた。こうして筆者は良いお兄さんキャラを演じてメール交換を続けた。最初のメール交換からわずか1時間たらずで10通以上ものメールを交わし、とりあえずその日はおやすみの挨拶メールを送信してお終い。

 翌日の夕方、まさみチャンからメールが届いた。どうやら筆者の写メを欲しがっているようだ。筆者は以前に数百枚以上もの写メを自撮りして、一番マシに見えるとっておきの写メを用意してあった。

 その奇跡の一枚を添付して返信した。普通ならこの時に「まさみチャンの写メも欲しいな」と一言添えるトコロだが、メンヘル女子を相手にする際は注意が必要。コチラが写メを要求することにより、向こうが色々と勘ぐってしまい警戒心を持たれてしまうことがあるのだ。

 すぐにまさみチャンから返信が届いた。

「優しそうな人で良かったです。私の写メもつけておきますネ」

 さっそく添付画像を開いてみると、そこにはおニャン子クラブ会員番号25番の吉沢秋絵ちゃんをもう一回りポッチャリさせた感じのコが映っていた。

 ほぼ顔のドアップで体が映っていなかったのだが、長くしなやかそうな黒髪とパッチリとした瞳が印象的。おニャン子クラブの中で筆者が特にお気に入りだったのはゆうゆと吉沢秋絵チャンだった。

 そんなわけで筆者のテンションはいやがうえにもアゲアゲだ。ちなみにゆうゆと吉沢秋絵チャンは同じ年齢で、筆者も同じ歳。

 今すぐにでも会いたいってのが筆者のホンネだったが、焦らずに良いお兄さんポジションをキープしてメールを返信。

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写真ありがとう。
ビックリしたよ。すごく強い目をしているね。
吸い込まれちゃいそうな感じだったよ。
きっと自分の芯をしっかりと持てているんだね。
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 いつもなら可愛いねだの綺麗だねといった具合に返信するのだが、やはりメンヘル女子相手にそれは危険な行為。見た目を褒めるのではなく、見た目から想像しうる内面を褒めているフリをしたのだ。

 こうすることにより、相手は「ああ、このヒトは見た目じゃなくて、私の中身を見てくれているんだ。」と勘違いしてくれるハズ。

 こうして2日目は30通以上ものメールを交換したことになる。向こうは気軽な学生だからいいものの、筆者は仕事をしながらだったり他の女子にメール中だったりと多忙だったのだが、なんとかソツなくメールすることに成功。

 さらにその翌日。また夕方からメール交換が始まった。正直面倒臭くてしかたなかったが、自らタダマンチャンスの芽を潰さないのが筆者のモットー。そして、何通目かのメールでまさみちゃんが唐突に切り出してきた。

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メールもいいですけど、ショーイチさんと直接お話しがしたいな。
どんな声してるんだろ?
電話でおしゃべりできますか?
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 筆者はまだ仕事中だったので、「今日の夜1時くらいなら大丈夫だよ。非通知でかけてもらっても構わないからね」と電話番号を添えて返信。

 相手に余計なプレッシャーを与えたくなかったので、ココでも予防線を張ることを忘れない筆者。非通知でも構わないの一言で、まさみチャンの心の垣根はかなり軟化したことだろう。

 そうして深夜1時ピッタリに電話がかかってきた。この電話が終わったのは明け方5時。どんな内容だったかは次回にお届けさせていただこう。

≪後編へ続く≫

(文=所沢ショーイチ)

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