Twitterナンパの成功者と失敗者の違い

sexytwitter0406.jpg※イメージ画像 photo by SeattleClouds.com from flickr

 数年前まで一世を風靡したとも言えるmixiも、最近はすっかり影を潜め、時代は今や空前のTwitterブーム! 海外ではFace bookの方がメジャーと言われているが、日本におけるTwitterの浸透度は、今のところは、Face bookよりもはるかに高いと言っていいだろう。Twitter関連書籍が多数出版され、Twitterをビジネスに生かしたり、Twitterがきっかけの出会い・恋愛や、”ツイ婚”といって、Twitterから結婚に発展したりするケースもあるほど。異性との出会いを期待してTwitterを始めたという人も少なくないだろう。

 しかし、ここで注意しなければならないのが、Twitter活用方法である。プロフィールの文面・ツイート内容・ダイレクトメッセージでの礼儀など、あなたは間違った使い方をしていないだろうか? 間違ったままでは、いつまでたっても異性との出会いなど望めない。その一方で、スマートな活用方法によって、何人もの異性との出会いを成功させている者もいる。両者の違いは一体何なのか? ここでは、Twitterナンパ成功者と失敗者の明確な違いについて分析したいと思う。

 まず、Twitterを始めるに当たって、プロフィール欄に自己紹介を書くことになるのだが、すでにここで、成功者と失敗者にははっきりとした差が出てくる。

「気が合えば、リアルな出会いもアリかなって思っています」のように、出会いを期待していることが一目瞭然であったり、「水嶋ヒロに似ているらしい(笑)」「出会った女性すべての欲望を満たしてあげたい」などの勘違い系、ましてや「スカイプHにも興味津々!」などは論外であろう。

 これは、女性側がTwitterから性的関係に発展することを拒んでいるということではない。むしろ、女性にだって性欲はあるのだから、女性側も性的関係に発展することを望んでいる場合だって、もちろんある。しかし女性とは、セックスに至るまでの過程を重要視する生き物なのだ。プロフィールからいきなり暴走しているような男に興味をそそられる女性は、ほとんどいないと言っていいだろう。

 しかも上記のようなプロフィールに限って、年齢や住んでいる地域など、肝心な部分を書き忘れていることが多い。逆にTwitterナンパに成功している男性のプロフィールは、必要事項のみのシンプルな内容で、なおかつ下心があるということには一切触れていない。上記のようなプロフィールに心当たりのある男性は、再考することをお薦めしたい。

 プロフィールの次は、第二段階の”ツイート”である。リプライ(@)という機能を用いてTwitter上での交流をスタートさせるのが一般的かと思うが、成功者に見られる特徴としては “的を絞っている”という点に限るだろう。

 例えば、女性に対して「おはようございます! 今日の東京は暖かいですね。今日も1日頑張りましょう!」というリプライを発信したとする。一見、卑猥な言葉も含まれていないし、特に非のないツイートにも感じるが、女性側の多くは、その人物がほかにどのようなツイートをしているのか、チェックしていることが非常に多いのだ。失敗者のほとんどは、不特定多数の女性に対して、同じ内容の文章をコピペして発信しているケースが多い。自分以外の何人もの女性に、同じコピペ文章を送るような男を相手にする女性など、居るわけがない。Twitterナンパを成功させたいのなら、的を絞るべし。二兎を追う者は一兎も得ず、である。

 リプライのやりとりをなんとか成功させた後は、DM(ダイレクトメッセージ)機能を使って、相手との個別のやりとりに発展させる人がほとんどだろう。電話番号やケータイアドレスを交換するには、このDM機能が不可欠なのだが、ここでいきなり「さあ、会いましょう!」と誘うのもNG。先に述べたように、女性側は”セックスに至るまでの過程を重要視する生き物”である。失敗者の多くは、DMでいきなり「会ってみたいなぁ。今度の金曜、どう?」「○○ちゃんのアイコンってセクシーだよね。直接会ったらどんなカンジなんだろう?」と出会いを急ぎすぎたり、最悪な場合は「いくらでも舐めてあげるからね」などと、押し付けがましい上に破廉恥極まりないメッセージを送る者までいる。

 私自身、Twitterに限らず、マイミク男性やアメンバー男性と直接会い、性的関係まで発展した経験も何度かあるが、「会いたい」と思った男性は皆、DMなどのやりとりを1カ月近く、根気良く続けてくれた人ばかりだ。

 以上、どれも決して難しいことではない。下心をひた隠しにして、狙いは1人に定め、長期戦覚悟で臨める男こそが、Twitterナンパの勝利者となるであろう。長期戦といっても、せいぜい1カ月程度。待てない長さではないはずだ。下手な鉄砲を何カ月も撃ち続けるよりは、よっぽど手っ取り早い必勝法であると言えるだろう。

(文=菊池 美佳子/ブログ「マンゴージュースと黒あわび」

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