ちょっと生意気で、思い切り甘ったれで、ぷくっと頬を膨らませた不機嫌そうな顔すらも愛おしく映る。そんな親近感溢れる魅力で世の男子を虜にする葵つかさちゃん。男子という年頃ではない者まで、彼女を見ているだけで少年のような気持ちにさせられる。そういう意味での「世の男子」。そんな不思議な力を持つ人気絶頂AVアイドルのつかさちゃんが、今度はこちらをじっと見つめてくれる、そんな主観作品である。
「そんなに見たら恥ずかしいよ……イジワルぅ」
これは普通の主観作品ではない。じっと見ていたら彼女に叱られてしまう、そんな甘酸っぱい妄想200％濃縮還元の激甘テイストのバーチャルデート作品。
作品の概要は、つかさちゃんとの一日デートの様子を時間を追って収録したもの。
■朝10時：お出かけ前のセックス
■昼13時：ドライブで辿り着いたプールでの戯れ
■夕17時：風光明媚な半露天風呂で入浴
■夜22時：都内に戻り、高層ホテルでご宿泊
丸一日、つかさちゃんを独占したような妄想にたっぷり浸れる作品になっているが、リアルさを追求すべく随所に仕掛けられた小ワザがグッド！
最初の主観セックスでは、忠実に男の目線を再現するカメラワークに徹しており、臨場感は最高レベル。四つん這いになって尻を突き出し、上目づかいで挿入をねだるつかさちゃんの顔を、絶妙な角度から堪能することができる。プール編では爽やかな野鳥の声が響き渡る青空の元で、いちゃいちゃとフェラを楽しむシーンが展開され、青春のときめきを蘇らせてくれる。さらに、夕刻のひのき風呂のシーンは、喘ぎ声と蝉の鳴き声がノスタルジックな和音となって耳を和ませる。
ラストシーンの高層ホテル編では、再び主観セックスのリアルさが追及されるが、朝のセックスと明らかに違う点は彼女の瞳の熱っぽさ。
「あぁっん……もう我慢できない」
黒い瞳を潤ませて積極的に男を誘う顔が、夜景の美しさと相まって一層艶めかしさを増す。快感にのたうちながら、ねっとりと絡みつくような視線でこちらを見つめ、幾度となく絶頂を極めていく様がエロティックで、そんな彼女を見つめるこちらの視線も自然と熱っぽく潤んでしまう。
つぶらな瞳で、うねる腰つきで、悩ましい声で、平凡な日常にリアルな刺激を与えてくれるつかさちゃん。デビューからわずか半年で名女優の仲間入りを果たしたと実感させる、そんな迫力に満ちた作品である。
（文＝文月みほ）
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