「セックスしなくても表現できることはある」これぞAVアイドル最終形態!? 妹系AV女優・篠原杏インタビュー

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 無邪気な笑顔とふかふか美巨乳を持つ”ロリ・妹系アイドル”としてAVファンから絶大な人気を得ている篠原杏ちゃん。実は彼女、自ら積極的にAVを購入する”AV大好き女優”として業界内でも有名な存在だ。さらに、AV界きってのサブカル好きでもあり、声優を目指し、Ustreamで一人生放送までやってしまうというバイタリティーの持ち主。現在、グラビアやイメージ作品はもとより、アクション系のVシネまで活動の幅を広げ、業界内外の注目を集め始めた彼女。その素顔の魅力と、AV女優としての最終形態を探るべくインタビューを行った。

──まず、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

「新しい仕事を探していた時、知り合いに今の事務所を紹介してもらったことがきっかけです。私、ゲームやアニメが好きで声優さんを目指していたんですね。そんな話を面接でしたら、AV女優という仕事は、後々いろんなお仕事につながるという話を教えてもらったんです。そもそもアダルト業界に偏見もなかったので、最初はグラビアから挑戦して、その半年後にAV出演を決めました。今はAV女優をやりながらお芝居の勉強を頑張ってます」

──何かレッスンなどはしているんですか?

「4月からお芝居の学校に通うことになっています。実は私、目立つことが苦手なんですよ。でも、グラビアデビューしてから1年になるので、新しいことを始めるにはいい時期かなと思って。といっても、今のところテレビにバンバン出たいというのではなくて、矛盾してるかもしれないけど、とにかく”演技をしたい”という欲望が高まっているんです。サブカル好きなので、何か面白いことを発信できたらいいなと思っています」

──現在、Ustreamで『勝手にまる生!篠原杏の部屋』を生中継したり、YouTubeで自画撮り映像を配信したりと積極的な活動をしていますが、それもサブカル好きの影響ですか?

「そうですね。ネットも好きだし、声優さんのWEBラジオも大好きで、夜な夜な聞き入っています。その影響で、自分でも表現をしてみたいと思うようになったんです。h.m.pさんからUstreamで生放送をやってみないかと提案された時には飛びつきました!」

──ファンからの反応はいかがですか?

「みなさん、Twitterでどんどん意見を出してくれるので楽しいですね。ただ、ガチで自宅から配信しているので、今、引っ越しして回線がつながっていなくて、お休み中なんです。復活したら、もっとサブカルネタも増やしていきたいと思っています。私が目指しているのは、篠原杏の宣伝やアダルトの情報も入れつつ、同じ趣味を持つ者同士の情報交換の場なので」

──ほかにはどのような表現活動を?

「先月からはVシネマにも出演させて貰っています。身ぶり手ぶりでの表現も素晴らしいと実感しています。それで何を勘違いしたのか、女優になりたいと言い出しまして(笑)。それから、写真集に挑戦したり、AVデビューしたにもかかわらずイメージビデオをやってみたりとしてるわけです。セックスしなくても表現できることはあるんですよ。そういういろんな活動を通じて、昔に比べてAV女優は後ろめたい仕事ではなくなったということも実感しています。現役AV女優が声優さんになったという話はまだないでしょうけど、私はそれも可能なんじゃないかと思っています」

──人気声優が18禁の作品に出演することは日常茶飯事だし、その逆もアリということですね?

「そうです、何事も不可能ではないですよね。その反面、来るものすべてを受け入れるのではなく『篠原杏』の名前を堂々と出せないものに関しては、やるべきではないと思うようにもなりました。篠原杏が挑戦するから意味があるあけですからね。それにふさわしくない表現はしません!」

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──なるほど、『篠原杏』の中の人も、デビュー前と比べて変わったと思いますか?

「そうだと思います。私、お仕事を始める前は完全な2次元女でしたから。アニメも声優さんも映画も好きだし、漫画も相当集めていましたね。ガンダムシリーズを見ないと大人になれないというのが父の教育方針でしたから。しかも、ファーストから順番に見ないとダメだと。劇場版も08小隊も、きちんと見てますよ!!」

──それは熱い家庭ですね(笑)。

「変わってますよね。夏休みの工作で120㎝のプラモデルを作って提出したこともありましたから。手伝った父が張りきってしまって(笑)。で、当然、先生が驚くわけですよ。大きさ的にもスゴいんですけど、しかもそれがガンタンクだったんです。ガンダムならいざ知らずね。それに母は映画好きで、家族で映画鑑賞に行くのも”家族行事”になってましたし、両親の趣味がミックスされて今の仕事につながっているんですよね」

──ということは、昔からあまり変わってない?

「あ、そうかも!? この間、サブカル系の評論家さんともお仕事させてもらったし、アダルト業界って隔離された世界ではないんだって分かりましたね。楽しいですよね!」

──いろんなことを先頭きってやってしまうコだったんですね。妹系アイドルとして人気なので、意外に思う人もいるかもしれませんね。そんな杏ちゃんの次なる展開は?

「なんとXCITYさんで特設サイトがオープンしたんですよ! まだ開設したばかりでこれからのサイトなんですけど、Ustreamもそちらから見られるようにしました。今までは自宅でこっそりだったのが、大々的にゲストを呼んで楽しいことができるかも~って思ってます。サイト名は『おいでよ! しのはランド!!』。誰でもウエルカムです(笑)」

shinoharabanar.jpg『おいでよ! しのはランド!!』はこちらから

──具体的にはどんなことをする予定なんですか?

「オリジナル映像をバンバン流しますよ。イメージは、篠原杏のポータルサイトですね。新作情報も確認できるし、最新情報も分かる。手書きでメッセージなどを書く予定ですが、文章ではなくって、『動く日刊しのはら』的な感覚でコンテンツを増やしていきたいですね。一冊の雑誌みたいにとらえてもらって、AV好きな人も来てほしいし、漫画好きな人も、映画好きな人も、マージャン好きな人も来てほしいって思ってます」

──えっ……マージャンって!?

「私はできませんけど、できないからこそ、マージャンプロの方を呼んで対談するのも面白いと思うんですよ。とにかく、アダルトベースでありつつも、これまでの自分ではできなかったことをやりたいんです! 私、AV女優を引退して芸能活動一本でやるつもりはないんです。AV女優でありながら、いろいろやっちゃってる自分が好きなので。それがお伝えできるサイトにしたいです」

──情報によるとプライベートでもAV好きで、以前からXCITYの有料会員だったとか?

「あ、誰から聞いたんですか?(笑)ライブチャットをやらせていただくことが決まって、ほかの子がどんなことをやってるのか気になって、有料会員になったんですよね。ちゃんとお金払ってますよ!! 以前はショップに行ってAVを購入していたんです。でも、買うついでにh.m.pさんの棚をチェックしたり、自分の新作を前面に持ってきたりとか演歌歌手さんみたいな行動をとっていたら、池袋のお店でファンの方に見つかってしまって……。だからネット配信はありがたいですよね!」

──ちなみに、どんなAVが好きなんですか?

「私、根っからのマニア気質というか、一度ハマるとトコトンまでなんですよ。だから、単体女優物から始まって、今ではキカ単(企画単体)に流れ、ついに企画物まで。AVマニアの第2段階まで進んじゃってるんですよね~」

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──アダルト業界入りをきっかけに、ここまで知識を増やして、活動の幅も広げているAV女優さんって少ないですよね。杏ちゃん自身はAV女優の最終形態をどうとらえているんですか?

「AVの仕事というのは一生残るものだし、自分が母親になって子どもができた時、果たして誇れるのか? そういう意見に悩んだりもしました。でも、今では家族も公認だし、AVをきっかけに交流も増えたし、自信を持ってできる仕事だと思っています。メディアに露出したくないというAV女優さんもいると思うけど、望めばどんどん広がっていくのもAV女優のすごさ。脱げる女優って無敵でしょ!? AV女優って無限大に何でもできちゃう存在だと思っています」

──AVの仕事の幅ももちろん広げつつ?

「もちろんです。今は『妹』というくくりの中で表現していますけど、1年を過ぎたらフェチっぽいものにも挑戦したいと思っています。アニメ好きだし、実際に妹なので『妹萌え』な作品を楽しんでやっていますが、いつまでもちっちゃい妹のままではいられませんからね。篠原杏もどんどん成長させて、普段の私ができないことをやりたいんです。h.m.pさんの『美女とキモメン』というシリーズに出演するのが希望です。ゾンビ映画みたいな衝撃が繰り広げられるんですよ!? 面白そうでしょ?」

──自分自身をプロデュースする能力に長けているんですね。

「ありがとうございます! 最近では私、『篠原杏』が別人に思えることもあって、自分のことを意外に冷めた目で見たりもしてるんです。調子にのるなよ~って(笑)」

──(笑)。では最後にメッセージをどうぞ!

「今後もいろんな展開をしていきますので、いろんな角度から篠原杏を見て楽しんでいただけるとうれしいです。いつまでもみなさんと一緒に成長していける私でいようと思います。どうぞよろしくお願いします!」
(取材・文=文月みほ)

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■オフィシャルブログ 篠原杏・公式ブログ

『やりすぎ家庭教師 篠原杏』

 
妹系からの進化!

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