小向美奈子釈放! 電撃AVデビュー? ストリップ復活? 今後の行方

41TbHKyArvL._SS400_.jpg*画像:小向美奈子写真集 『花と蛇 3』 著:橋本雅司

 覚せい剤取締法違反(譲り受け)容疑で警視庁に逮捕されていた小向美奈子が、18日、処分保留として釈放された。起訴するに足りる証拠がないとのこと。東京地検立川支部は起訴しない方針だという。

 昨年5月に東京と品川区のホテルで、日本人男性を介してイラン人の売人から覚せい剤0.9グラムを4万円で購入した疑いが持たれていた小向。逮捕状が出た直後の1月21日からフィリピンに滞在していたが、2月25日に帰国し、成田空港で逮捕されていた。当時から「違います、知りません」と容疑を否認し、取り調べにも「イラン人の密売人とホテルで会ったことはあるが、人生の悩みを相談しただけ」と否認を続けていた。尿検査も行われたが、結果は陰性。さかのぼっての使用を調べるための毛髪鑑定も行われたものの、使用は裏付けられなかったようである。釈放された小向美奈子は、18日午後、留置されていた警視庁武蔵野署から姿を現し、「このたびはお騒がせし、本当にすみませんでした」と一礼し、ワゴン車に乗って立ち去った。関係者らは「日本がこういう状況なので、マニラへ行くことになるのではないか。途中になっていたポールダンスの学校にもう一度通ったりするようだ」と、近く再び出国する見込みであることを明かしているようだ。

 かたや警視庁は、小向美奈子に覚せい剤を販売したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いでイラン国籍無職のテルギーニ・ハミド被告(45・営利目的所持などの同法違反ですでに逮捕、起訴)を3月1日に再逮捕している。こちらは調べに対して黙秘を続けているというが、今回、小向美奈子が釈放されたことを受け、彼女に対する営利目的譲渡でのハミド被告の起訴がなされるのかは微妙なところだ。

 釈放されたものの、この一連の騒動を受け、小向美奈子は一体どうなるのだろうか。

 一度顔の売れた芸能人が、一般人と同じように会社員やアルバイトとして生計を立てるのは至難の業だ。どこに行っても元芸能人扱いをされ、まず職場の理解がなければ難しい。となれば、今後も何らかの形で芸能活動を行うことだろう。しかし、クリーンなイメージが求められるテレビへの出演は、さすがに厳しいと言わざるをえない。スポンサーで成り立っているテレビでは、たとえ今回起訴されなくとも、二度の逮捕を経験しているタレントは使いづらいだろうし、いろいろなリスクを負ってまで彼女を起用する理由は見当たらない。

 かつて彼女は、AVメーカー最大手ソフト・オン・デマンドとストリップ界の老舗・浅草ロック座のコラボレーションにより、『DANGEROUS STRIPPER(デンジャラス ストリッパー)』というイメージビデオを発売している。この作品は、ユーザーに支持されたAV作品や女優、監督などを讃える授賞式『SOD大賞2010』において、『最優秀女優賞』を筆頭に、『最優秀セル作品賞』『最優秀レンタル作品賞』『最優秀CS作品賞』『最優秀DL(ダウンロード)作品賞』の5冠に輝いた作品でもある。この小向のAV業界における実績(売り上げ)とつながり、”元芸能人”というブランド力を考えれば、今後、本格的にAVデビューすることも考えられるが……。

「今回、起訴されればさすがに出演は厳しかったと思いますが、釈放されたことで、可能性もない訳ではない。しかし、かつてそういった噂(本番解禁)を本人が否定しています。裸になること自体は、映画『花と蛇3』への出演でも分かるように”表現活動”としてとらえているのだと思います」(AV関係者)

 と、AV進出には懐疑的な意見もある。では、ポールダンスの学校のためにフィリピンに舞い戻るという噂が示すように、ストリッパーとして活動していくのだろうか? 

 浅草ロック座の齋藤智恵子会長は、今回の逮捕騒動時に彼女のおっぱいを褒めつつ、「また浅草ロック座の舞台に立ってほしい」とコメントしているが、小向のストリップデビューにより、興味本位のマナーのよくない客が大量に劇場に押し寄せたことで、本来、大衆文化として成熟していたはずの興行主と客の良好な関係が壊された、”荒れた”との声もある。ストリップ業界ももろ手を上げて彼女を向かい入れることは難しいのかもしれない。もちろん、日本でなくとも、海外でストリッパーとして活躍していくことも考えられる。英国ではストリッパーの25%が大卒で、比較的高い収入が得られることから、なかなか辞められないダンサーも多いという。

 『SOD大賞2010』授賞式において、「来年(2011年)は誰もやったことがないことに挑戦してみたいです」と語った小向。AVで本番解禁するにせよ、ストリップ界に戻るにせよ、まずはフィリピン滞在時、妊娠説まで飛び出した”激太り”した体を絞ることは必要かもしれない。今後どのような活動に踏み切るのか注目される。

『花と蛇3』

 
確かに魅力的なカラダではあります

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