明石家さんまが司会を務め、一般女性らと恋愛トークを繰り広げる人気長寿番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)。ついにこの3月で17年の歴史に幕を閉じることとなった。この番組に女性らはオーディションにより集められる素人で、4月から翌年3月の卒業までを一期として、新年度ごとに入れ替えが行われる。当初は土曜夜11時からの放送であったが、2010年4月からの放送(17期生)より金曜夜11時半からと、放送時間が移動した。
『恋から』の卒業生には、その後も芸能界やマスコミ関係で活躍している者が少なくない。大まかな進路の傾向としては、女子アナや医者などのインテリ系、タレント系、AV女優系に分かれるようだ。番組終了を惜しんで、そんな卒業生たちを振り返ってみよう。
・小林麻央(28歳)
9期生。番組内では処女のお嬢様キャラで通したが、10年3月、当代きってのヤリ○ンと評判の歌舞伎俳優である市川海老蔵と結婚。11月には夫が暴行事件の被害者となる惨事に見舞われるも、今年2月に妊娠5カ月であることを発表。母親となる日も近いが、海老蔵は依然として謹慎中だ。姉の小林麻耶も8期生として最前列で活躍した。
・西川史子(39歳)
3期生。聖マリアンナ医科大学在学中に出演。当時、ミスコンテスト「ミス日本」に出場し、フォトジェニック賞を受賞している。恋から卒業後も高飛車発言をする傲慢キャラで生き残り続け、現在でもレギュラー2本を持つ売れっ子である。96年に医師登録をし、タレント業と並行し、形成外科医としての稼働も続けている。10年に元葛飾区議会議員と結婚。
・宝満円(現:宝満まどか)(29歳)
8期生MVP。トークの面白さには定評があった。卒業後、04年頃までは地方のCMやテレビ出演などの仕事をこなしていたようである。現在も、卒業生としてブログを立ち上げてはいるが、2月から更新が停止している。過去のブログ記事に職場ネタが掲載されていることから、現在はタレント専業としては稼働していないようだ。
・西方敦子(現:西方凌)(32歳)
9期生。ニックネーム「左官屋」。卒業後、モデルに転身し活動を続けていたが、08年、キム兄こと木村祐一監督作「ニセ札」のオーディションに合格。翌09年、キム兄との焼き鳥デートを週刊誌に報じられた。最新作である「ワラライフ!!」にも出演しており、交際も続いている様子。昨年には2人で不動産屋に入る様子が週刊誌に激写されている。ケツメイシ、AAAのPVにも出演。遅咲きだが一番の有望株だろう。
・沢田麗奈(43歳)
7期生。卒業後05年に『恋のか○騒ぎ卒業生 現役社長沢田麗奈』でAVデビュー。07年まで10数作の作品に出演した。現在は実業家としての肩書きも持つようだ。他にも、11期生の峰なゆか(26)が番組卒業後にAV女優として活躍、現在は文筆家に転身している。また、10期生には岡島優里、平井まりあ、神崎ひのりといったすでにAV出演経験のある美女たちが素性を隠して出演していたが、いずれも途中降板した。
そのほか、現在大ブレイク中のAKB48の「お姉さんバージョン」として活動するセクシーグループ・SDN48のメンバーにも、『恋から』出身者がいる。ワタナベエンターテインメントに所属しSDNではMC担当のなちゅ(13期生、竹川奈津子、26)と、SDN二期生で関西学院大学出身の才媛・津田麻莉奈(15期生、23)である。
なちゅは、当時から現在同様のド派手なギャルメイクで、渋谷のギャルサーの初代総長を務めていた経歴から、番組中でのニックネームは「ぎゃるさ~」。津田は高学歴美人ではあるものの、あまり目立つ存在ではなかった。昨年放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、「朝まで生しゃべくり007」のコーナーでブラックマヨネーズ・吉田敬に昔ナンパされたことを明かしていたが、『恋から』出演時代の出来事だったのだろうか。
このように数多くのタレントを輩出してきた『恋から』。素人同然の女子大生やOL(中にはセミプロのタレントもいるが)の傍若無人な恋愛ネタを明石家さんまがイジくりまわす面白さで、全盛期には15%台の平均視聴率を記録していた。しかし17年も同じことを続ければ、マンネリ化は否めない。最近では視聴率が5%台と、苦戦していたようだ(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。最前列には、同期の中でも特に見目麗しいメンバーが座って脚線美を存分にアピールしてくれており、週末の疲れ目を癒してくれるイイ番組ではあったが、時代の流れには抗えない。番組は終了するが、現在出演中の17期生も、先輩たちの背中を追い、卒業後の進路を切り拓いていってほしい。
残酷リンチって……。
みんなも絶対TVで見たことある!!
あの恋のか○騒ぎ10期生第2弾!イキすぎアクメで放送禁止!!
こんな子もいたね。