コンパクト・静音・防水etc 女性の意見が業界を変える! 電マ・ローター最前線!!

msroter0301_02.jpg※画像は左上より時計回りに、ミクローター、m’s rotor、LOVE BOM、ANGEL WAND
そして中央にモバデン(ソフト・オン・デマンド モバイルデンマ)。

 ローターやバイブと言えば、誰もが真っ先に思い浮かべるアダルトグッズの定番商品だが、近年は、そこに電マが加わって一大勢力となっている模様。また、こうしたローターや電マには小型でデザイン性も優れたものが増えているそうなのだが、これらのグッズをまだ使ったことのない人にすれば、何をどう使っていいものやら……。

 そこで、今回も国内に8店舗を構える、日本最大級のアダルトグッズショップ『pop life department. m’s(エムズ)』代表取締役・中田義実氏に、ローターなどの売れ筋から使い方のポイントまで、いろいろとご教示いただいた。教えて、社長!

──ローターにしろバイブにしろ、そもそもリアルで使ったことがないんですけど、中田さんはプライベートで使われたりするんですか?

中田 「僕個人は、バイブよりはローターのほうが使用頻度は高いですね。女のコもバイブとローターどっちかっていったら、いきなりバイブをボンと出されて入れられても…って感じだと思いますし。ただ、やっぱり大事なのは使い方ですよね。ローターにしてもクリトリスだけじゃなくて、ツボ押しから始まって……とか、いろいろ使い方はあると思うので」

──結局、いかにその流れに持っていくかという、キッカケづくりが重要な気がするんですけど、中田さんの場合はどう持っていくんですか?

中田 「僕の場合は、普通に出して『これ使うね』って言っちゃいます。例えば、飲み会とかで、最初からずっと肩とかに当てておいて、『何それ?』って言われたら、『あ、これ? 最近凝ってんだよねー』とか言って常に出しておくっていうのも、いいかもしれないですね(笑)」

──あくまでも自然に(笑)。そもそも一般の女子って、こういう商品の存在をどこまで知ってるんですかね? 特に、若いコは意外と知らない気もするんですけど……。

mobaden0301.jpgスマートで持ち運びに便利なモバデン

中田 「バイブとローターの区別が曖昧な女のコは多いかもしれませんね。うちでは、カテゴリー分けは、入れるものがバイブで、当てるものがローターにしています。ちなみに、今、いちばん売れてるのは電マです。『ソフト・オン・デマンド モバイルデンマ』のような、小型でデザイン性の高い商品もありますし。ただ、電マって、女性に聞くと賛否両論なんで、男性が『良い』と思い込んで買ってるんですね。完全にAVの影響だと思うんですけど(笑)」

──アハハ。電マ以外だと、どういったものが最近の売れ筋なんですか?

中田 「コンパクトで静音、防水っていうのが、今の主流で売れています。結構、今になってやっと女性の意見が取り入れられた商品っていうのが出てきたかなと」

──音って、気になるんですかね?

中田 「気になるみたいですねー、ひとりで使うコとかは。あと、防水が必要とされてるのは、『使った後に洗いたい』っていうことですよね。昔のローターなんかは洗えないですからね。拭くしかできなかった」

──それは嫌ですよね(苦笑)。

中田 「昔はやっぱり、男のエゴの商品ばっかりだったんですよ。例えば、バイブなんかだと振動のリズムが7種類とかいろいろあったんですね。そっちの方向に進化していくのかと思いきや、当の女のコ側は、全然それを『いい』っていうコがいなくて……(苦笑)。女のコにしてみれば、『普通の振動プラス、強弱があれば、それでいい』っていう感じみたいなんですよね。バイブOL・桃子さんも言ってましたし。ローターも昔は、イルカや動物の形のローターとかも多かったんですけど、その手のローターは今はまったく売れないんで、なくなっちゃいましたね。過去には、ミジンコっていうのもありましたからね(笑)」

■バレンタインのお返しにも最適?

lovebom0301.jpgLOVE BOMは、おもちゃみたいで
プレゼントに最適!?

──買われていく方っていうのは、女性、男性でいえば、やっぱりまだ男性のほうが多いんですか?

中田 「男性のほうが多いですけど、今はカップルで買っていく方たちが増えましたよね。やっぱりデザインと見た目で買う方が多いし、購入者の層も若くなってますし。あと、忘年会なんかの景品用っていう用途も多いですね。ジョークプレゼント的な」

──確かに、僕もローターをビンゴか何かの景品でもらったことがあります(笑)。それはともかく、ローターの使い方的なアドバイスとかって何かありますか?

中田 「やっぱり、ローターを日常から使ってほしい、ということですかね。とりあえずポッケに入れといて(笑)。いつ使うかわかんないじゃないですか、コンパとかでうまくいったりした時とか。あと、さっき話した飲み会の席でじゃないですけど、常に携帯して、さりげなく使っておけと(笑)。隠し球みたいに、いざというとき初めて『これ使おうぜ』ではなくて」

──常に見せておいて免疫をつけさせれば、多少は警戒心もやわらぐんじゃないかと(笑)。でも、今回の商品の中でいえば『ANGEL WAND』なんかは、例えば、飲み会で持ち帰った女子とコトに及ぼうとしたときに「ちょっと待って、ちょっと待って」って、いきなり出したら、完全に引かれますよね?(笑)。

中田 「さっきから僕ら、話が完全に合コンベースですよね(笑)。彼女に対してとかじゃなく、合コンの後に使う想定、っていう」

──アハハ、確かに。こういうグッズを使うのって、マンネリで使い始めるカップルが多いんですかね?

中田 「マンネリだから、という訳ではなく、「性をもっと楽しみたい」「彼女を気持ちよくさせたい」っていう気持ちから使い始める方が多いと思いますよ。最近は、彼女の方から「これを使いたい!」っていうのも増えていますね」

msrotorpi0301.jpgローターの王道はコレ! m’s rotor

──なるほど。彼女のためを思ってのことだから、ある意味、真面目な人たちなんですかね。やってることは真面目ではないですけど(笑)。

中田 「ハハハ。ただ、ローターに関していえば、バイブよりは絶対に敷居が低いと思うんですよ。バイブの場合は、実は使うほうのテクも必要なんですけど、ローターはそこまでじゃない。ピンポイントでクリトリスを責めてれば、どうにかなるというか。なので、興味がある人は、まずは見た目で好きなのを買ってみてほしいですね。今は種類もあるんで」

──バレンタインにチョコをもらった人は、ホワイトデーにお返しであげるなんてのはどうなんですかね?

中田 「全然、大丈夫だと思いますよ。保障はしませんが(笑)。普通に『ツボ押しだよ。マッサージで使ってよ』みたいな。でも、冗談のわかる女のコじゃないとビミョーかもしれないですけど(笑)」

 今年のホワイトデーの女子へのお返しは、ローターか電マで決まり!!(ただ、相手に怒られても本誌は責任を負いかねます)。

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