年頃の少女2人組が、手をつないで楽しげにお買い物、電車の座席で折り重なるようにくっついて眠っていたり、お互いの友情を確かめ合うかのような軽いキスを交わしたり……。そんな仲むつまじい少女たちの姿を見て、喜ばない男性はいないのではないだろうか。 そんな我々にとって、少しうれしいニュースが飛び込んできた。
このほど、10代の少女たちを主な読者層とする雑誌「Ranzuki」(ぶんか社)3月号が行った調査によると、50人中39人が、「女の子同士でのチュー」を経験済みとのこと。つまるところ、同誌の読者に限れば、78%もの女子が、「レズキス」の経験者あるいは常習者であるということである。
「男子との経験はないけど、女のコ同士で手をつないだりとか、キスプリを撮ったりとかはありますね。女子校だからなのかもしれませんけど……」(都内女子高3年生)
「飲み会での『ポッキーゲーム』とか、女友達とキスする機会は結構多いし。男友達とは絶対にしないけど(笑)。酔っ払うとキスしたがるコっているから、あんまり抵抗とかないかも。あとは、オッパイの大きい同級生の胸を、挨拶がわりに揉むことはある(笑)」(埼玉県在住、20歳女子大生)
もはや一般化していると言っても過言ではない、「プチレズ」行為。それでは、多感な彼女たちに、「ガチレズ」への転換点は訪れるのか……!?
「一番それに近づいたのが、高校の修学旅行かなあ。もちろんお風呂では、お互い裸になるし、ひとつの布団で3人でおしゃべりしながら寝たりもしました。で、ちょっとエッチな話なんかも始まって『アレっ!?』てな感じにもなったんですけど、結局のところ何もありませんでしたよ(笑)。体育会系の部活だと、結構合宿とかで、そういう関係になっちゃう人たちもいるみたいだけど」(都内女子高3年生)
「一度、一番仲の良い女友達と、『ラブホテルに行ってみたい』という話があがったことはあったけど、行ってはないデス。いざ行くとなったらちょっと抵抗はあるけど、でも最近、女同士でもOKのキレイなホテルも増えてるし、行っちゃうかも(笑)」(前出、埼玉県女子大生)
なるほど、さほど多くのケースではないものの、中には「友人」としての一線を越えてしまう場合もあるようである。取材に応じてくれた2人の女性の、レズ経験トークをするにあたっての、はにかんだ、どこかうれしそうな表情が印象的だった。
なお、中学・高校と女子校に通っていたという30代女性によると、
「やっぱそのくらいの年齢の女のコって、男ってキタナイ、不潔、って思ってるんだよね。だから、チューとかハグとか、オッパイモミモミとか、女のコ同士でするんじゃないの。あたしもそうだったけど」とのこと。
いまや多くの10代少女たちが経験している「プチレズ」行為は、どうやら単なる一過性の流行というわけではなく、年頃の少女たちにのみ訪れる、甘酸っぱいお楽しみのひとつのようである。
(文=面長ナガオ)