若者のセックス離れとオナニー依存!? 新成人8割超が「彼女なし」16~19歳男性も「セックスに関心がない、嫌悪している」

anany.jpg※イメージ画像 『ひとりでできるもん ~オトコのコのためのアナニー入門~』(メディアックス)

 昨今の日本人男性が「草食化」している、という論調は今に始まったことではなく、ここ数年にわたって”危機”として声高に叫ばれ続けている。しかし、時代背景の移り変わりによって消費傾向や趣味嗜好に変化や幅が出てくるのは当たり前のこと。物欲や性欲に突き動かされて仕事に恋愛にとガツガツ行動することを、美徳とは思わない風潮も出てきた。とはいえ、まさか、ここまでとは……。

 つい先日、国内さまざまな地域で成人式が開かれたが、今年の新成人の77%には恋人がおらず、恋愛には受け身だという。これは、結婚情報サービス会社オーネットが新成人の男女に実施したアンケート結果の一部。調査は、インターネット調査会社の楽天リサーチに登録した1990年4月2日から91年4月1日生まれの男女800人を対象に行われた。15年前の調査開始時には、恋人がいない比率は50%だったというが、現在交際相手がいないと答えた男性は全体の84%、女性は70%。大幅に増大している。また、恋愛観も大きく変化したようで、68%の回答者が「(自分は)異性との交際に積極的ではない」と自覚している。男性の60%は「自分は植物的」と認めているという。

 これだけではない。さらに驚くべき調査結果が、厚生労働省研究班の調査で明らかになっている。2年ごとに行われているというこの調査は、性に関する意識や行動をテーマにしたもの。データは昨年9月に無作為に抽出した16~49歳の男女3,000人を対象に調査票を配布し、うち1,540人から回答を得たという。

 これによれば、性交渉をすることに「とても」または「ある程度」関心がある男性は81.4%、「関心がない」もしくは「嫌悪している」と回答したのは17.7%だった。しかし、そのうち、特に16~19歳の男性に限っては、性交渉に関心の薄い回答が実に36.1%にも上っている。ちなみに、20~24歳の男性では21.5%。前回の調査時は、16~19歳で17.5%、20~24歳で11.8%だったため、わずか2年の間に若年層の性意識がネガティブな方向に傾いてしまったことが分かる。ここまで来ると、「若者のセックス離れ」という言い方を始めるマスメディアも登場しそうなものだ。だが、これら回答のすべてが本心であるとも限らない。

「10代後半~20代前半なんて、もっとも性に関心があっておかしくない時期。ただ単純に、女性とのコミュニケーションや性交に至るまでのプロセスを忌避しているに過ぎない場合も考えられる。ただ、性欲がまったく湧かない、という男性が3割もいるとしたら問題。生殖能力の衰えという可能性もある。自己処理できているのであれば、10代後半~20代前半で性交経験がなくても問題ない。オナニーに関するアンケートも取ってみたほうがいい」(都内泌尿器科医師)

 この医師が示すように、オナニーに関しては若者たちも貪欲である。昨年は、初心者向けアナル自慰教本『ひとりでできるもん~オトコのコのためのアナニー入門~』(メディアックス)を筆頭に、催眠オナニー、スローオナニーなどさまざまな種類のオナニー本が出版され、一部ヒットも記録した。男性器をしごくだけでなく、肛門も駆使して最大級の快感を得ようと努力と研鑽を重ねるオナニストは少なくない。

 かつてなら、据え膳食わぬは男の恥、という価値観もあったが、今では女性側からのアプローチがあったとして好みの相手でなければ断るのも普通だ。だがしかし、セックスとそれに付随するプロセスを面倒くさいものと捉え続けていては、永遠に性交機会は訪れない。誰しも童貞からの第一歩を踏み出し、経験値を上げてきたのである。若者たちが「セックス離れ」「オナニー依存」から回帰する日はくるのだろうか。
(文=増田皿緒)

U.S.TENGA ディープスロートカップ

 
まあでも、オナニーは飽きないからね~

amazon_associate_logo.jpg

エネマグラ ドルフィン

 
オナニーは一生の課題だからね~

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up