SEXをすると健康になるという話を聞いたことがある人は多いと思うが、具体的にどう健康になるかまでは知らないのではないだろうか。
アメリカで16年にわたりSEXが健康に与える影響を実際に調査した、スーザン・A・ホール教授によるとSEXの回数が月1回以下の男性は、週2~3回SEXをする男性に比べて、心臓疾患を発症するリスクが45%も高くなるという。
この結果について教授はこのようなコメントをしている、「性行為の少なさは、心臓疾患のリスクを高める可能性があることが分かりました。性生活の実態を調べることは、医学的に有効かもしれません。さらに言えば、性的に活動的な男性は、身体的な能力も総じて高い。それゆえ、セックスの能力は、健康をチェックする指標になりえます」
さらに、1回30分のSEXで約380キロカロリーのエネルギーを消費するというデータもあり、消費カロリーを食物に換算するとモンブラン1つ分。また、運動に換算すると、1時間のウォーキングを行っているのと等しいカロリー消費になる。
またアメリカの医学サイト「WebMD」に掲載された、米女性心理学者のジョイ・デビッドソン博士らによる科学的研究に基づく「セックスで得られる驚くべき10の健康的効果(10 Surprising Health Benefits of Sex)」によると、前出の教授の調査で判明した心臓疾患のリスク軽減に加え、ストレスの緩和や免疫力の向上などを含む10項目の健康増進効果がSEXにあるという
博士らが示した健康増進効果は以下の10項目だ。
1. ストレスの緩和
2. 免疫力の向上
3. カロリーの消費
4. 心疾患リスクの低下
5. 自尊心の充足
6. パートナーへの親密さと信頼感の上昇
7. 痛みの緩和
8. 前立腺がんリスクの低下
9. 骨盤底筋の強化
10. 安眠
さらには、定期的なSEXをすることにより、射精能力を保つことができるようになり、男性機能の低下を防ぐとともに前立腺がんのリスクを軽減することができるという、男性にはうれしい効果も報告されている。SEXには愛を深めるだけではなく、健康増進効果もあるのだ。スポーツの代わりにSEXを楽しむような日が来るのも近い!?
アナル・セックス研究者とかいるんだ! という驚き