AVのカテゴリーに「熟女もの」というジャンルが定着して久しいが、それでも、30代で単体女優の肩書きをゲットできる女優は、数多の女優の中でも、ごく一握り。そんな中、婦人誌のファッションモデルという華麗な経歴を引っさげて、このたび単体デビューを果たしたひとりの女優がいる。10月22日『人気婦人誌ファッションモデルAVデビュー』(EROTICA)がリリースされたばかりの愛澄玲花嬢(35歳)だ。
モデル同様、「見られる仕事」とはいえ、これまでとは打って変わって、それこそお尻の穴までさらけ出す立場になった彼女は、どんな思いでAVの世界に飛び込んだのか? 独占インタビューを敢行した!
──作品上の演出というか、もしかしたら設定もあるかと勘繰ってしまいがちなんですが、玲花さんはファッションモデルという肩書きが付いていますが、実際のところは本当なんですか?
「実際にやってます。ハタチから今にいたるまで」
──ガチなんですね。
「そうです。そこはガチです」
──年齢もガチなんですか?
「ガチですね(笑)」
──すべてガチなんですね。本当かどうか疑ってしまいまして……。
「あー、普通は『なんちゃってなのかな?』って思いますよね」
──こういう世界ですからね。だから、そこは触れていいところなのかどうなのかと思いながら、とりあえず聞いてみたんですけど……。いやー、ガチと聞くと幻想が高まりますね。
「アハハハ。でも、タレントさんと違って、モデルって、すごい地味な仕事が多いんですよね。それこそショーのモデルもあれば、チラシのモデルもあるし。あとは部分タレント、例えば足のタレントや手のタレントなんかもあるんで、仕事はホント多岐にわたってるというか」
──実際、モデルさんって大変ですよね。
「大変ですよ。人は『スゴい』とか言うけど、全然、スゴくないよみたいな」
──モデルだけでは食べていけないコが大半ですよね?
「ほとんどですよ。なかなかピンじゃやっていけないから、バイトしたりとか。私の場合は結婚してるので、生活に困ることはなかったですけど、大半のモデルのコはものすごい貧乏ですよ」
──作品の中でおっしゃってましたけど、結婚してる、っていうのもホントなんですか?
「はい。AVのことは旦那も知ってて、応援してくれてます(笑)」
──な、なるほど……。どんな思いでAVデビューしたんでしょうか?
「いちばん大きな理由としては、やっぱりつまんなくなっちゃったんですよね、モデルの仕事が。なんて言ったらいいのか……モデルって、ホントに名前の通りモデルで、商品を売るためのマネキンじゃないですか。そうじゃなくて、私自身が主役になりたい! みたいな。そういうことを考えていたときに、AVの世界に『熟女』というカテゴリーが根付いていることを知って、それなら私にもなんか需要があるかなーとか思ったりして……。で、自ら応募しました。スカウトとかじゃなくて」
──え、自らなんですか!
「自らです。フツーにインターネットで探して、いちばん最初に引っかかったプロダクションが、今の事務所だったんですよね」
──それはスゴいですね!
「だから、例えばお金に困ってとか、マイナスな感じで入ってきてるワケじゃなくて、すごくクリーンな感じで入ってきてるんですよ(笑)」
──デビュー作『人気婦人誌ファッションモデルAVデビュー 愛澄玲花』を拝見しましたけど、実際、ものすごく楽しそうにというか、明るくエッチをしている感じが伝わってきました。
「あ、ホントですか! 嬉しい〜。実際、楽しかったし」
──ものすごく気持ちよさそうにされていたというか、デビュー作とは思えないぐらい本気で感じてる感があって……。戸川(夏也)さん(男優)とのカラミなんかホントに恋人同士みたいな感じで、見た後に、僕もすごく「あー、セックスしてえ!」って思いましたもん(笑)。
「わー、そう言ってもらえると、すごい嬉しいです。実際、本気も本気でしたから(笑)。私はデビューしたばかりなので、逆に、演技しろって言われてもできないと思うんですよ。だから、そういう意味では、ただ本気でセックスをするしかない、みたいなところがすごくあって」
──個人的にグッときたのが、玲花さんがイクときに結構「イグっ」って発音になるところなんですよ。
「アハハハハ(爆笑)。きっと本気の証ですね」
──普段から「イグ」ってなっちゃうんですか?
「さすがに自分では意識したことはないですけどね(笑)。あとで作品を観たらすごく恥ずかしかったですけど、ホントに気持ちよかったんですよね。あのカラミを思い出すと、今でも『ああシたいな』って思いますもん」
──それは素晴らしいです(笑)。エッチ自体は、昔から好きなんですか?
「うん。全然抵抗ないというか、むしろ好きでしたね。でも、30歳超えてからのほうがよくなりましたね。一般的にも、女性は30過ぎから40ぐらいがいちばんエロくなるみたいに言うじゃないですか? ホントにそうなんだっていうのが、実感としてあります。若いときとは全然違うし、今のほうが研究熱心というか」
──でも、それ絶対ありますよね。20代のコと比べると、30過ぎのコのほうがエッチのときの弾け方が違うというか、いろいろやってくれるというか。
「あー、なんか分かる気がする。余裕が出てくるんでしょうね、きっと。許容範囲も広がるし、相手の気持ちを考えてあげられるようにはなってきますよね。そこが大きいのかな」
──今後、活動されていく上で、どういう女優さんを目指したいとかあります?
「やっぱりオールマイティーな層の方に好かれたいし、出る作品は、なるべく誰が見ても『いいね』っていう作品にしたいですよね。あと、個人的に、アダルトの、ちょっと陰な感じはやめたいなっていうのがあって」
──陰な感じはまったくないから大丈夫ですよ(笑)。
「フフフ。そこをみんなにわかってほしい。アダルトの人たちって、みんな仕事を真面目にやってるじゃないですか。それなのに、なんとなく後ろ暗い気持ちでやってたりする人もいるのかなって。外から入ってきた私から見ると、そんなふうに感じるところもあったんですよ。だから、そんなことないのに! って、みんなに言いたい。ものすごい、いい仕事じゃん! みたいな」
──なるほど。デビュー作では、ユーザーの人に、どういうところを見てほしいとかあります?
「そうですねー、それを良いって言ってくださるかどうかはちょっと分からないんですけど、やっぱり私の本気度を感じてほしいですね。どんな人に見てほしいか? う~ん……熟女好きの方はもちろんですけど、若い人にも見てほしいし、今まで熟女ものを好きじゃなかった人にも、私の作品を見てもらって、『ああ、熟女もいいな』と思ってもらえたら、嬉しいですね。あと、私、『銭ゲバ』(日本テレビ系)の松山ケンイチさんがすごい好きなんですよ。松山ケンイチっていうより、銭ゲバの彼が」
──銭ゲバの、限定なんですか?(笑)。そこの松ケンがピンポイントで好きっていう人は、あまりいない気もしますけど……。
「アハハハハ。でも、ホント、あの役の彼がすごい好きで。だから、松山ケンイチさんにもゼヒ見てほしいですね(笑)」
ファッションモデルという経歴や、作品の中での姿から、会う前はしっとりした大人の女性を想像していたのだが、実際の彼女はいちいち豪快に笑う、事前の想像とは真逆の天真爛漫キャラ。そんなギャップも素敵な愛澄玲花の今後には、大いに期待なのだ!
(取材・文=青柳直弥/写真=岡崎降生)
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