露出度の妙に高い衣装で、真っ昼間の代々木公園でちょっと卑猥な歌詞の歌を熱唱する、自称「女豹」と「妖精」の不思議な二人組。ユニット名は「またんきーず」。彼女たちは、ライブなどを通じて、正しい性生活の普及を目指す活動に励んでいるのだという。しかしその歌はやっぱりちょっと、いや、かなり卑猥。年下メンズの童貞を美味しく食べた体験や、初エッチの体験、ヴァギナの調子を整える体操歌など、結構過激なのである。ぱっと見るやアイドル然としているのに、一体なぜ? 「またんきーず」の考える正しい性生活って? そこで、「女豹」のあすみんと「妖精」のさきっぽ、共に性経験も豊富だという巨乳コンビを直撃した。
あすみん・さきっぽ よろしくオナニーします!! 妖精さきっぽ、女豹担当あすみん、二人合わせてまたんきーずです!
──息がぴったりですね。活動を始めてどれくらいですか?
あすみん(以下、あ) 9月でちょうど1年でした。
──「またんきーず」というユニット名の由来は?
さきっぽ(以下、さ) 昔のアニメで「トイレット博士」っていうのがあって、その中で挨拶代わりに「またんき!」って言葉があって、それが明らかにキンタマって意味なんですね。だから私たちも「お~さ♪(竿)」を探している二つの「またんき(金玉)」というイメージで、またんきーず。男性に遭遇すると、「お~さ♪(竿)」として私たちの間に立ってもらうようにしています。
──それぞれ「妖精」「女豹」を名乗っていますが、コンビとしての役割分担は?
あ SとMという感じですかね。どっちかって言えば、さきっぽはこう見えて受け身な女性、私は肉食系なんです。歌詞でもそうですけど、さきっぽは「やりたいなmyダーリン」のような、受け身っぽいモノを書くことが多いんです。
──Youtubeで拝聴しましたが、それって確か、包茎彼氏の歌ですよね?
さ おっ、よくご存じで。一番のテーマが包茎で、二番のテーマがインポテンツです。でも私は、彼氏が包茎でもインポでも、愛が一番大事だからイイんです。好きだから、抱きしめてくれればいいよ、って歌です!
あ 私は基本的に、愛も大事だけどテクニックも大事! っていうテーマの歌詞を書いてます。
さ 童貞を食べたりもしてるよね。
あ そうそう。「GOOD BYE CHERRY」って曲で、童貞を食べた時のことを歌ってます。1歳下で、当時早稲田大学の学生だった男の子をパクッといったときの経験を歌詞にしたんですけど。
──よっぽど思い出深い体験だったんですか?
あ もうスッペシャルな人でした!! 本当に童貞!? みたいな。まあ、アソコがビッグサイズだったんです。ただし大きすぎず、私の穴にぴったりフィットする形で。
──大きい方が好き?
あ たぶん私はそうですね。女の子によっては、細いのがいいとか小さい方がいいとか、曲がってるのがいいとか……好みは違うと思うんですけど。
さ さきっぽは、下がってるのがいい。勃起しても、カチカチなのに下向いてるの!
──えっ、そんな人いますか?
さ いたんですよー! チ●コが長いからか、パンツ履いてる時に下向きに収納してるからか、分かんないけど、勃っても下向きなんです。でも、それがちょうどいいの。常にイイところに当たるんですよ~ムフフ。正常位はもちろん、バックだとGスポットを刺激するし、横からでも「はぁんっ」って。ホントにイイんですっ! 世界一のチ●コだ、って思ってます。舐めるときはすごく舐めづらくて、何だこれーって思ったんですけど、挿れたら「はぅぅんっ」てなりました。
──それは貴重な一本ですね。でもお二人は、快楽のためだけのセックスを追求するだけではなく、正しい性の普及を目的にしてるんですよね?
あ もちろんそうです。私たちと同年代、20歳前後の女の子って、セックスを楽しんでいるというよりも、結構苦しんでいるコが多いんです。基本的に受け身で、男性本位のセックスに巻き込まれている。性病になったり、痛くても言えなくて別れたり、望まない妊娠をしちゃったり……そういう状況に陥っている女のコの話、身の周りでもよく聞くんですよ。セックスって本当はとても楽しいもの。ただし、それはちゃんとモラルを守ってこそなんですよね。というわけで、基本はすごーくカタい部分もあるんですが、あえてこういうビジュアルでやってます。
──お二人は当然、「正しい」性活動を行っていると言える?
さ さきっぽは毎日ピルを飲んでます。望まない妊娠を防いだり、子宮の状態を整えるために!
あ 私もピルとコンドームの併用で確実に妊娠を防ぎつつ、性病もシャットアウト! ただし私は、さきっぽよりもいろんな男性を好む傾向にあり……。
──ヤリマンってことですか?
あ そうです! だからこそ安心して受診できる婦人科を見つけて、定期的に検査してますよ。
──でもいろんな男性とヤッてたら、たとえコンドームをつけていてもリスクが高まりますよね。性的なことだけじゃなくて、嫉妬されたりとか、修羅場になったりとか……。
あ ああ、ありますね。でも私自分からちゃんと、誰とどんなセックスしてるってみんなに言いますから。
──二股とかも普通にアリですか?
あ ありますけど、ちゃんと愛もありますよ。
──さきっぽちゃんは?
さ さきっぽちゃんは一途です!
──どういう人が好きなんですか?
さ イチャイチャしてくれる人。膝枕を、させてくれる人。するのもいいんですけど。でも、いつも優しいより、たまに冷たくされたりする方が……(照)。
あ さっきも言いましたけど、さきっぽはMなんですよ。彼女の初体験のことを綴った歌もありますけど、そういう歌の端々から、Mなのがビンビン出てます。
──何ていう曲ですか?
さ 「しゃぶしゃぶにゃんにゃん」です。15歳の時に、18歳年上の男性と初めてしちゃったんですけど。まだ誰ともキスもしたことないのに、その人のことが好きすぎて、ある晩いきなり泊まりに行って、最後までバーッとやっちゃったんです。その記憶を綴った歌です。
──勢いがありますね。あすみんさんの初体験は?
あ 私は高校一年性の時に、地元の田んぼのあぜ道で済ませました。
──青姦。
あ そうです。近所のおじいちゃんとかにチラ見されてたかも。私わりと早熟で、小さい頃から性の話に耳をすませてるようなコで、耳年増だったんですよ。ずっとセックスにも興味があったので、そんなに抵抗はなかったです。
──となると、オナニーも小さい頃からしてますか?
あ してます!
さ しますけど……ふふふふふふふ(照)。
あ オナニーしてた方が、絶対、セックスの時も気持ちいいですよね。どこに当てれば気持ちいいとか分かるし。私は中に入れるより外の突起物(笑)用に電マを使う派なんですけど。バイブは男の人にやってもらう派です。自分でいれると、角度が悪いのかちゃんとイイところに当たらないんですよぉ。
──じゃあ、次回作はオナニーの歌で。
あ いいですね!
──またんきーずの具体的な活動はライブがメインなんですか?
あ そうですね。ライブでコンドームを配布したりもします。でも、真面目に「正しい性活動」について語るのは、ライブの場ではなかなか聞いてもらえないので、こういったメディアを通じて発信していく予定ですね。
さ 最近はライブのお客さんで女の子が来てくれることも多いんですよ。
あ 男女問わず伝えていきたいことなのでうれしいですね。
──人気の高い楽曲のひとつとして、「愛のコンドーム賛歌」というのがありますよね。
さ まだ”初めて”を迎えていない女の子でも、これで着け方を覚えられますよというもの。さきっぽはもう、口でつけるのプロ級ですよ!
──今、実際につけてみてもらえますか?
さ いいですよ!
──素晴らしいコンドーム装着でしたね。その他、「ヴァギナ体操」や「DAKKOで揺らして」という曲も人気だとか。
あ 「ヴァギナ体操」は、ラジオ体操のメロディに合わせて身体を動かし、ヴァギナの筋力を高める歌です。潮吹きのためのポーズ、マン呼吸、ヴァギナの引き締め、男をオトすポーズ、などいくつかの項目があるんですよ。
さ 「DAKKOで揺らして」は、タイトル通り、駅弁の歌ですね。
あ あるいは座位です。
さ ロックな感じの曲なんですよ。みんなでガンガン揺らそうぜ、って感じのノリです。女のコを抱っこして、ユサユサ揺さぶっちゃえよ、イェーイ!! みたいな。
──ライブではかなり盛り上がりそうですね。では、最後に今後の活動について教えてください。
あ 今まで一年間、音楽の方を主体で活動してきたので、これからは、言葉でもっと正しい性活動や楽しいセックスについて啓蒙していく活動もしたいですね。
さ それと、今年はライブに来てくれた女の子たちがみんなコンドームを上手につけられるように手ほどきしていきたいです!
あ ライブは毎週日曜日に、東京都渋谷区の代々木公園で行っています。それと、10月16日(土)に、渋谷のGladというライブハウスでライブをやります! 是非遊びに来てください。
あ・さ よろしくオナニーしま~す!!
貪欲かつ豪快に性生活を楽しみつつ、自分の身体はキッチリ自分で守る「またんきーず」の二人。これからも世の男女の素敵な夜の営みのために、愛と性の美少女戦士(?)として、歌にコンドーム普及に頑張ってもらいたいものである。
さて、今回は特別に、特技の「アイスバー彫刻」と「ソーセージ品評」も見せてもらったぞ。「アイスバー彫刻」では、さきっぽちゃんがアイスバーを舐め舐めペロペロしつつ、男性の大事なブツを作り上げるという芸術的な側面を披露!! 一方の「ソーセージ品評」では、日本人にはお馴染みのさまざまなソーセージを男性の大事なブツにたとえて批評しちゃうぞ。あなたの”ソーセージ”は一体どのサイズかな?