人は誰しも複数の顔を持つもの。けれども、ここに出てくるましろ先生ほどその差異が魅惑的な人はいない。学校では、いつも穏やかに笑いながら教え子の将来を心から案じる教育熱心な先生。だが、プライベートタイムになると、なんと傲慢男の雌奴隷となって快楽に啜り泣いてしまう。もっとも彼女はそれを本意ではないと主張してるようだけれど、恐怖心と好奇心の狭間で涎まで垂らしながらイキまくる姿は、何を言っても彼女が淫乱女である事実を物語ってしまう。
冷静な頭脳派を装う女性ほど、恥辱されることを密かに望んでいたりもするのです。この「脅迫スイートルーム」シリーズは、それを見事に証明することで定評のある人気作品。偽のインタビューで表向きの顔を撮影し、その直後にM女調教され快感に悶える様子を映し出す。以降、シーンが変わるたびに表の顔がカットインされ、彼女たちの姿をより惨めに、かつ淫靡に見せていくという手法をとっている。この匠技によって、これまで恥ずかしい素顔を晒されたインテリ美女は数知れず。だが、それにしてもここまでハレンチな女性はましろ先生が初めてかもしれない。偽インタビュー中は、いかにも模範的な教育者だったのに、犯されて感じる壮絶なイキ顔は凄まじ過ぎる!!
スパンキングされて、号泣しながらもチ●ポの快感を噛みしめ絶叫し、爆乳を荒っぽくいたぶられても喘ぎ声を響かせるましろ先生。さらに、身動きが取れないほどガッチガチに拘束され、目隠しで放置されると、焦らされることを楽しんでいるかのような熱い息を漏らし脱力。ようやく男の手が伸び、白いブラウスから爆乳を引っ張り出されると、悦びのあまり涙を流して悶え狂ってしまう。しかも、その顔がお世辞にも美しいとは言えず……。表情はぐっしゃぐしゃに歪み、涎と涙と、毛穴から抽出された体液が混じりギトギトにテカる顔面は怖いほど。これぞ快感に狂わされた女のなれの果ての顔!?
傲慢に犯されるほどに、自分の中に眠っていた女の性を見せつけられてしまったのか? 矛盾する2つの心を2つの顔で表現する彼女。実際には、ましろ先生=AV女優のましろ杏ちゃんであるはずなのに、その2つの顔はどちらも迫真に満ちていてパフォーマンスには見えない。ちなみに、このシリーズのセックスシーンには一切決められたセリフもなければ、プレイに関する指示もないのだそう。全てが女優次第で決まっていくのだというから、彼女のこの雌奴隷っぷりは願望の表れなのかも。それにしてもこの顔は凄い……。
(AV評:文月みほ)
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