※イメージ画像 photo by Bifford The Youngest from flickr草食系男子なんて言葉が流行りだしてからというもの、世の中の童貞たちにとって「どうせ童貞ですよ」なんていう負い目は薄れつつある。むしろ今や処女よりも価値があるのは童貞なのかもしれない。
「確かに昔より童貞を公言する男性は多くなっています。それこそ昔は、身振りも容姿もすべて童貞だと思われるような人でも”経験あり”ってことをアピールしてましたけど、今は、”えっ、この人がそうなの”という、背も高くて顔も綺麗な男性が堂々と備考欄に”童貞です”なんて書いたりしてますからね。そんなこと書く必要ないんですけどね（笑）」（都内結婚相談所関係者）
かつては理想の女性像として処女が崇拝されていた。しかしその幻想が援助交際やウリの流行で崩れた現代では、変わって男子の童貞がありがたられるようになったのか。興味をそそられた記者は童貞男子の立ち上げた掲示板を覗いてみた。「妻に童貞を捧げた夫」というタイトルのスレには、なんだか素敵な話が満載だった。少し長いが引用する。
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最初のころ
「処女をアナタにあげられなくて、ゴメンね。」
と、よく言われたので、
「こちらこそ、アナタを見つけるのが遅くなって、ゴメン」
と返していました。
そう答えると妻ははにかむように笑い、抱きしめてくれるのです。
「大好き」
そんな妻を愛おしく思います。
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私も三歳年下の女房に童貞を捧げました。
付き合い始めて3ヶ月ぐらいのときでしたが、女房のアパートにはじめて行ったとき誘惑されて童貞を喪失。
僕が童貞だと言うと、女房は「エーウソーホントニー」と素っ頓狂な声をあげて笑っていたのをいまだに覚えてます。
女房の巧みなリードでいつのまにかフェ○をされ、そのうちに上に乗っかってきて、騎乗位で童貞を奪われました
あっというまに終わってしまいました。でも感激のあまり、不覚にも私は思わず涙を流してしまい、女房に笑われてしまいました。
女房は私を胸に抱き寄せて「いい子いい子してあげる」とか言って、涙をなめたり頭をなでてくれました。
もう完全に子ども扱いです。私も年齢のことは忘れ「僕のおかあさんみたい」とか言いながら、思いっきり女房の胸に甘えました。
女房もほんとうに母親のようにやさしく抱いてくれました。
元気を取り戻して、今度は正上位で再チャレンジ。女房にリードしてもらいながら、なんとかゴールイン。
それが童貞喪失の思い出です。
それからしばらくはセックスする度に女房から「さあ、童貞君…」とからかわれました。
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このスレでも語られていることだが、よく、「処女嫁は浮気率が高い」なんて言われるが、童貞婿も同じように浮気率が高いのかと思いきや、そうではないらしい。
「未だ他の女を知らんのだが、その方がいいのかなあ……」
「他の女とやったらヨメの体に戻れない気がするのよ」
「教えてくれた嫁さんが最高」
童貞という状態で結婚した男性は貞淑な発言を繰り返す。で、気になるのは、そんな童貞男子を射止める女性側の処女率だが、上記したように、異性経験豊富な女子ばかりが童貞君をゲットしているわけではないようだ。
「童貞処女です。初発射まで3時間以上の格闘でした」
「いや、うちは発射前に撃沈。ちゃんとできるまで3カ月」
「穴の位置を二人で確かめながらでした」
童貞×処女なんていうカップルもイマドキ珍しくない。先ほどの結婚相談所の関係者によれば、近年、男性経験なしという女性会員は増えているという。
「今の時代、処女なんて男の人のただの理想にすぎないと思っている方も多いでしょうけど、近頃では逆に処女の方っていうのもけっこう増えてきているんです。昔から男性とは違って、隠すようなものではなかったですし、まさかプロフィールには書かないでしょけど、聞いてみたら意外と素直に”処女です”なんて言うかもしれないですね。それに、処女の女性は、たいてい童貞男子に好感を持つものですよ」（前出）
童貞男子にしてみれば、経験豊富な妻も処女妻も、どちらも唯一かけがえのない存在になるのだろう。まるで、それは昔の操を守って嫁いだ処女妻と同じだ。今の世の中、一途な旦那を求める女性には、童貞男子がもっともふさわしい。草食男子なんていう言葉が生んだのは、そんな童貞を神聖視する風潮なのかもしれない。
（文＝峯尾／http://mineomineo.vox.com/）
西野翔が自宅に押しかけ童貞狩り。 MOODYZ ムーディーズ
共に狩り合えばきっと幸せ。
