＊イメージ画像：『森ガールpapier* vol.2』アスキー・メディアワークス
＜スウェーデン発＞
スウェーデン南部で先週、ドイツ人女性3人が森の中で行方不明になるという事件が起きた。友人と一緒に湖の傍にあるコテージに宿泊していた40歳、50歳、56歳の女性たちが、森へ散歩に行ってそのまま長時間帰宅せず、心配した友人が警察に通報したという。
……とここまで聞けばただの（？）遭難事件だと思われるかもしれない。しかし、この話のポイントは、3人の女性がヌーディストであり、一糸纏わぬ姿のままで「森へ帰って」しまったことである（彼女らこそ「森ガール」と呼ばれるべきではないか）。
警察はヘリコプターで上空から、そして警察犬を使って森の中を探したが、3人の女性を発見出来なかった。警察犬は、探す対象が裸の場合、嗅がされた服や持ち物の匂いとの違いで探しにくい、などということがあるのだろうか？
しかし、夜も更けた午後10時半になり、女性たちは裸のままコテージに無事帰還したそうだ。彼女たちの話によると、裸のまま森へ入ってすぐ方向を見失ってしまった。その後はうろうろしていたが、暗くなってからは闇の中を手探りで進み、やっとのことでコテージまでたどり着いたという。
さて、このニュース自体も面白いが、スウェーデンのサイト「ザ・ローカル（thelocal.se）」に残された読者のコメントも充分笑える。
●ドイツ人はドイツ人。どこへ行っても服を脱ぎたがる。
●スウェーデンではこんなの日常茶飯事だ。だからこの国が好き。
●警察犬が森の中、裸の3人の匂いを嗅ぎまわった、というのが笑えた。
●今、ドイツでは「裸のハイキング」が流行っているらしい。
●このサイトが、3人の裸の写真を載せなかったのが救いだ。
●いや、最近の女性たちは40を過ぎても捨てたものではない。せめて40歳の女性はまだまだイケてるのでは。
3人が無事に帰ってきたからこそ、このニュースが笑い話になっているのであろう。しかし、実際ドイツ人は南欧のリゾート地などでもやたら裸になったり、ビーチでセックスしたりして地元民から苦情が出ることがあるという。イギリス人がリゾート地でトップレスになりたがる、という話は以前書いたが、普段堅そうに思われるドイツ人もどうやら「バケーション中にはじける」傾向があるらしい。
（文＝相馬 佳）
『プレイボーイのヌーディスト・スポーツ 3／裸でやって！Try 』
商品は外から見えないよう厳重に梱包してお届けします（笑）。
