男性が浮気するのは人間としての本能がそうさせるからだ、という説はよく耳にする。少しでも多くの子孫を残すために種をばらまく、という例のアレである。最近再々婚した某俳優による「不倫は文化だ」という名言(迷言?)は有名である。文化かどうかは定かでないが、日本では特に男性の浮気を「本能」として片目をつぶる風潮が強いようである。それでは、女性はどうか?「熟女の欲望」「人妻の不倫」的なポルノは日本でもアメリカでもよくテーマに取り上げられるが、熟女の性欲が強いというのは事実か、それとも男のファンタジーなのか?
そこで、年齢に従って女性の性欲が強くなる、という世間の考えに進化論的な説明がつけられるのか、調査して論文まで書いてしまった大学教授がアメリカにいるという。Time.comによると、この教授はテキサス大学の心理学科教授デヴィッド・バス氏。彼によると、27歳から45歳までの女性は、それ以下またはそれ以上の年齢のグループよりはるかに性欲が強く、性的に活発だというのである。それはなぜか、というと、やはり「女性としての本能がそうさせるのだ」という。
彼の説によれば、医療も科学も発達しておらず、飢饉や戦争も頻繁に起こっていた太古の時代(つい最近までもそうであったが)、人間の寿命は短く、子供たちが子孫を残す年齢に達する前に亡くなってしまうことも珍しくなかった。そこで、年齢的に子孫を残せる期限に女性が近づくと、子孫を残すという本能に「最後のチャンス!」とばかりに火がつき、性的に活発になるのだという。彼の論文ではその証拠として、18歳から26歳、そして46歳以上の女性が、その中間に位置する「熟女」たちより性的な妄想も少なく、性行為の数も少ないことを挙げている。27歳から45歳までの女性たちはカジュアルな一夜限りの関係や不倫なども他の年齢グループより多いという。バス氏によると、26歳までの女性はそんなに努力をしなくても妊娠しやすく、46歳以上の女性はほとんど妊娠する可能性がないので、性的に活発である必要がないのだという。
人間の性欲というものはそんなふうに理由づけ出来るものなのだろうか? ただ単に、この年齢グループに属する女性たちは恋愛や結婚で性的経験を積んでおり、他のグループの女性たちより性的にも自分に自信を持っている、というだけのことかもしれない。また、女性の場合排卵や他の本能的な要素で、ひと月のうちで性欲が上下するならば、年齢で性欲が上下するというのも多少は説得力を持つ。しかし、この研究結果が本当ならば、これからは男性だけでなく女性が浮気する理屈も「本能だから」で済まされてしまう可能性もあるだろう。これでは、文化もへったくれもなくなってしまいそうだ。
(文=相馬 佳)
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