『もしも北条麻妃がタクシーの運転手だったら…』北条麻妃

AV 2010年07月23日

　人気、実力、美貌。全てにおいて美熟女界のトップに君臨する北条麻妃さん。2006年のデビュー以来、しおらしい貞淑妻からお色気ムンムンの痴女まで、さまざまな顔を使い分け、大人の女性ならではの深みのあるエロスを振りまき続ける魅惑の美女である。

　そんな彼女に、これまでで一番想い出深い作品を聞いてみたところ、真っ先に名前が挙がった作品が、最新作でもある本作だった。

「日常生活では体験できないことがしたくてデビューしたんですけど、まさか私がタクシードライバーになるなんてね。AVってやっぱり面白いなぁと、改めて実感した作品ですね」

　ポテトチップスをほおばりながら、サバサバとした口調で話してくれた麻妃さん。彼女はいかにも高慢そうな女性だと勘違いされそうなタイプだが、実は気さくでエッチなお姉さま。まさかと思うかもしれないが、このドラマの中で演じているコミカルでエロエロなタクシードライバーこそ、素顔の麻妃さんに近かったりもする。

　さて物語は、女であるがゆえ、災難が続いてしまう麻妃さんのドラバタな日常を描いた人情派ドラマ。無賃乗車客やタクシー強盗のターゲットにされてしまうが、「ふざけんじゃないわよ！」と、強気な姿勢で失敬なオヤジたちを撃退する男っぽい役柄を好演。そんな彼女が、無賃乗車客がお金の代わりにクンニ奉仕してくれたことがきっかけで女として開花。それ以来、振りかかる事件を全てエロで解決するようになってしまう。富士の樹海まで連れて行って欲しいと言う自殺志願者を癒しのフェラで思いとどまらせ、衝突事故の際には濃厚なカーセックスで示談を成立！　男勝りな女性から一転、フェロモンムンムンのワイルドファックを楽しむ痴女へと変わっていく。

　色気のないタクシードライバーの制服も、彼女の手にかかればセクシーコスプレに早変わり。初めて見せるサバサバっとした姉御キャラの麻妃さん。虜になってしまう人も多いんじゃないかな。本人もお勧めの作品だけに、ファンならずとも抑えておきたい傑作である。
（AV評：文月みほ）
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