＊イメージ画像：『不倫地獄』DVD
＜アメリカ・インディアナ発＞
アメリカ中西部のインディアナ州にあるインディアナ大学で行われたリサーチで、女性には「他の女性が好きな男性を好きになりやすい」という、恋愛における強い「集団心理」があるということが発表された。どうやら、女性の集団心理は日本に限ったことではないらしい。それが本能であるとすれば、女性が妻子持ちの男性との不倫に走りやすいという心理も科学的に説明が出来るわけである。
漫画やテレビドラマのシナリオでもよくあるのが、「仲が良かった主人公の女性と、友人男性。今まで意識していなかったのに、彼が他の女性と付き合い始めて、ようやく自分の感情に気づく」というパターンである。しかしこの場合、主人公の女性は本当にこの友人男性を好きなのか？ このリサーチ結果によると、それはただ単に「他人が好きな人を好きになる」という女性の心理にすぎないかもしれないのだ。
リサーチでは、男女40人ずつが異性の写真を渡され、その人物に点数を付けるように指導された。その後、写真に写っている男女がカジュアルな「スピードデート」に参加しているビデオを見せたところ、男女ともスピードデートが成功している異性の写真により強い興味を示したという。しかし、女性は男性よりも、スピードデートが成功していなかった異性に興味を示した率が格段に低かったそうだ。恋愛において、女性は男性よりも「人のものを欲しがる」確率が高い、という結果であろう。
そういえば、未婚女性と既婚男性の不倫話はどこにでも転がっているが、その逆はあるとしても聞くのは稀である（というのは、筆者の気のせいではないはず）。意中の女性がいる男性諸君、女性をたまには焦らし、他の女性とデートするふりでもしてみるのもいい手ではないだろうか。それでも興味を見せてこない女性は諦めて、さっさと次に移ったほうがいいだろう。
（文＝相馬 佳）
ある意味、鉄板ネタ！
