ビキニ娘300人オーバーが街中を大行進するイベントが開催される! という情報が飛び込んできたのは5月の上旬。このイベントは、P&Gの女性用シェービングブランド「ジレット・ヴィーナス」主催のビキニパレード。これまで、ビキニでのパレード人数のギネス記録は、09年11月に南アフリカで行われた287人だったが、これに挑戦する、というものだ。結局、今回のイベントでは323人ものビキニ美女が参加することに。ちなみに、このイベントの、女のコ募集要項はこんな感じ。
【某カミソリメーカーPRイベント ギネスに挑戦!!】
※業務内容は「歩く」だけです!!
■服装
ビキニ(水着)とパンプス(色指定無し)を自前
※ビキニについては完全にセパレートされているもの限定となります。
それ以外はギネス非公認となってしまうため、ご注意ください。
■募集人員
コンパニオン×300名枠あります
■参加条件
19歳以上限定。ビキニを着て問題ない方であれば、容姿は基本的に問いません。
選考はありません。決め込みでOKです。
当日は残念なことに小雨がしとしと降る悪天候でしたが、雨に打たれながらも、突撃取材を敢行してきました! だってそこはビキニ天国。323人もいれば、巨乳ちゃんのポロリなんかも拝めちゃうでしょう! と期待も股間も膨らむライターN。ここぞとばかりに写真を撮る、撮る、撮る!……が、ポロリどころか巨乳さえおりません! 極小生地のブラジル水着も見かけない。みんなワイヤー入りのビキニトップでガッチリホールドしてやがるー(泣)。くっそー。
今回一番のセクシー衣装さんがこれ。
んんん…可愛いんだけど、露出的にもボリューム的にも、物足りない! オッパイポロリを諦めた我々は、プリケツに標的をくら替え。
おおお、こうしてみると圧巻です。
ついでにワキの下もパチリ。
そして見事な脚線美!
オッパイから離れ、視点を変えればやはりここはパラダイス! とテンションの上がりまくるライターN、そしてジレット片手に笑顔を振り撒くビキニギャルたち。
ちゃっかり写メして自分まで映りこむ一般人男性。コメントを求めたところ、「生きてて良かった!」とのこと。
そしてそれをあんぐり顔で見つめる子どもたち(右)と、呆れながらも目を奪われてしまっているお婆ちゃま御一行(左)。
ちょっぴりカオス臭漂う空間に、居心地の良さを感じはじめたその時。
水着でリコーダーを奏でる笛ドルの佐藤あずさちゃんが! 323人全員が片手にジレットヴィーナスを持ってPRする中、それを持たずに、自らの商売道具を手にセルフプロモーションを行う彼女。
このくらいの図太さがないと、きっと芸能界では大成できないのでしょう。
あとはこんなカワイコちゃんも。
が、しかし……、
ふ、服? こんなのがビキニだなんて認めない! ギネスが認めても、メンズサイゾーは認めません!
最低でもこのくらい出していただかないといけません! などと興奮している間に、終焉を迎えた大行進。最後は広場に集まり、みんなで叫ぶ「ジレットヴィーナス!」
プレスリリースをもらった報道陣も50社近く集まり、イベントは大成功。
しかも、水着から私服に着替えたギャルたちは、解散するやいなや、雨のせいか閑散としていたヴィーナスフォートの飲食店で、我も我もとお茶をする。経済効果もバッチリ、誰も損をしない素晴らしい計らいになっておりました。
やはり景気回復には美女とエロと賢さが必要。この時ほどメンズサイゾーのキャッチコピーが胸に染みた瞬間はありませんでした。あっぱれ!
(取材・文=N、写真=鱗蓮)
ビキニと言えば、あずあず!