＊イメージ画像／左：『谷亮子物語―夢かけるトップアスリート』汐文社、右：『高橋尚子のマラソンしようよ!』タイトー 夏の参議院選に向けて、与野党ともに戦略を立て始めている。中でも、自民・民主の両党が特に重視しているのが、国民からの高感度の高い有名人候補の擁立である。
昨夏の衆院選で民主党が擁立した女性候補たち、通称「小沢ガールズ」の成功を見て、「美女候補」の必要性は自民党も痛感したに違いない。片山さつきのような「綺麗どころ」の高齢化が顕著な自民党としては特に、新たなる「政治美女」の発掘に苦心しているようだ。最も期待を寄せていたであろう「美人過ぎる議員」、八戸市議・藤川ゆり氏への打診は断られており、同党の苦境がうかがえる。そんな自民党は、14日に女優の三原じゅん子氏の公認を発表した。
対する与党・民主党は、柔道金メダリストの谷亮子氏の擁立内定を発表。国民に「美女」として捉えられているかどうかは別として、注目度の高い女性候補となることは間違いない。
一方で、同様に民主党からの打診を受けていたマラソンの金メダリスト・高橋尚子氏は、参院選への出馬要請を辞退。
「政治の勉強をした人が国民の代表になるべき」
と、谷亮子氏の出馬に対して苦言を呈していると受け止められる発言も。
「知名度が高く、人気もあるQちゃんには、これまでも自民・民主両党からの出馬要請があったようです。しかしながら、今回に限り出馬要請を明かして公式に発言したのには、谷氏の出馬に見られるような『客寄せパンダ』的なスポーツ選手の扱いを批判する目的もあったのかもしれませんね」（スポーツ紙記者）
納税額が1億円を越え、長者番付に名を連ねたこともある高橋尚子。一方の谷亮子は、トヨタ自動車の社員の扱いであり、知名度の高さのわりに、収入が特別多いわけではない。ただし谷の場合、夫である巨人・谷佳知の年収は2億円超。37歳で、今シーズンでの現役引退も視野に入れているものの、長引く不況が日本庶民の生活事情を直撃している昨今、「経済的な問題」があるとまでは言えない境遇だと思うのだが……。
「議員になれば、単純計算で年収が2,000万円増えます。夫である谷の引退後のことを考えてのことかもしれません。第2子も生まれ、結婚生活も順調と言われていますが、独立心の強い性格なので、やはり『自分の収入を増やしたい』というのが、参院選出馬の率直な動機でしょうね」（スポーツ紙記者）
一方のQちゃんは、38歳にしていまだ独身。
06年には母校の講演会で高校生に「僕と結婚してください」と求婚される事件があったが、その後の進展は明らかではない。本人は「40歳までに結婚したい」と語っているものの、一部では、「マラソンと結婚した」と評される彼女の恋愛事情だが……。
「元『チームQ』トレーナーの男性との熱愛疑惑がありました。ジャニーズ系の年下男性で、いわゆる『草食系男子』という噂ですね」（スポーツ紙記者）
草食系男子といえば、今流行の「お金をかけない」傾向のある男子たちだが、つまるところ女性にとって「お金のかからない」夫でもあるということ。それに、「走っていれば楽しい」高橋尚子とトレーナーとの関係ならば、大金がなくとも幸せに生活していけるだろう。少なくとも、高橋尚子が現役時代に蓄えた貯金と、今後のキャスターとしての収入だけで充分である。
何はともあれ、インターネット上では、谷氏に対しては「夫の稼ぎに飽き足らず出馬」、Qちゃんに対しては「いさぎよく切り捨てた」という評価が定着している様子。確かに、スポーツ選手として好感がもてるのは、迷走が続く鳩山政権からの打診をバッサリ切り捨てた高橋尚子の方かもしれない。
寝技に期待しちゃうよね
