10年代AVを支える女優たち Part3

「AVに出るのはキレイでいるため」 伊織涼子

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 アダルトビデオの登場がビデオデッキの普及を後押ししたように、AV業界は、常に今後の世の中を占う”カナリア”たる存在。そんなAV業界も今は不況にあえいでいるが、だからこそ、新たな試みが続々と誕生してきているようだ。女優を中心に、10年代のAV業界を占うキーマンたちを直撃!!


 四十路になっても五十路になっても、女性はキレイと言われたい。キレイでい続けるため、彼女は”決心”した。

 ──AVに出ようと思ったきっかけは?

伊織涼子(以下、涼子) 本職はエステティシャンなんですけど、お客さんを見ていると、40代って、キレイな大人の女性とおばさんチックな女性とに分かれるんですね。家に閉じこもっている人よりも、他人に見られたり恋をしている人のほうが、明らかに輝いてるんです。特に男性の視線は重要。同じ習い事でも、男性と一緒に社交ダンスなんかやっている人は、やっぱりキレイなんですね。自分が40歳になった時に、もっといい女になりたいと思って、AVに出ることを考えたんです。

──それも極端な気がしますが。

涼子 さすがに1~2カ月は本気で悩んだんですけど、事務所に電話して「今日すぐ面接してほしい」って無理を言ったんです。後日だと心変わりしちゃいそうで。

──実際に出演してみて、どうですか?

涼子 撮影の時って、男優さんもスタッフの方もすごく褒めてくれるんです。キレイだキレイだって。なんだか自分でも錯覚しちゃいますね。普段、体のことってそんなに言われないじゃないですか。ずっと家庭の中にいると、女性であることを忘れちゃうんですね。でも、自分がほかの男性からどんなふうに評価されるのかって、すごく気になりますよ。やっぱりいつまでもキレイでいたいって思いますから。だから、お金のことだけじゃなくて、AVに出たいという熟女の方は、これからもっと増えていくんじゃないでしょうか。

──熟女好きのユーザーも増えていますね。

涼子 男性のほうも、癒やしを求めてるのかな。社会的にも家庭的にも、女性が強くなっていますから大変ですよね。熟女は、包容力だけは若い子には負けませんよ(笑)。

(文=安田理央/写真=菅田ぱんだ(D-CODE))

伊織涼子(いおり りょうこ)
 身長160cm、 B90W62H90。今年4月『専属奥様 伊織涼子40歳デビュー』でAVデビュー。 上品な顔立ちとFカップの豊満なボディが魅力。22年以上のキャリアを持つ現役エステティシャンであり、作中でもそのテクニックを披露。

◆伊織涼子さんの最新情報は公式ブログ「伊織涼子の快楽な1日」

『専属奥様伊織涼子40歳デビュー』
 長年エステティシャンとして勤務していただけあって、洗練された美貌と癒やしのムードがほかとは一線を画す大物新人。Fカップの巨乳とむっちりとした男好きする体つきも魅力的だ。エステで培ったテクニックも生かされている? 収録時間/240分 発売/タカラ映像 価格/3990円(税込)
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