海外ニュース

アルゼンチン男性に広がるある「中毒」とは?

1848900375_6bf0cf38b0.jpg*イメージ画像:アルゼンチン「手の洞窟」(Cueva de Las Manos) photo by Historias de Cronopios from flickr

アルゼンチン発

 南米アルゼンチンの若い男性たちの間で今、深刻なある中毒が広がっているという。それは覚せい剤でも大麻でもなく、なんと「バイアグラ」。そう、男性の勃起不全症に効果のあるあの、バイアグラである。なんでも、アルゼンチンに住む17歳から25歳の男性のうち、三分の一がバイアグラを常用しているそうで、その事態はかなり深刻らしい。

 17歳から25歳の男性といえば、普通「性的な黄金期」と思われがちである。実際、その年代の男性のうち大多数には何も問題はないのであろうが、この「バイアグラ中毒」、実は主にお金も教養もあり、健康なエリート男性の間で蔓延しているらしいのだ。アルゼンチン社会ではエリート男性に対する社会的プレッシャーが強いそうで、そんなプレッシャーが心理的に性的なパフォーマンスにまで及ぶらしい。彼らはベッドの中でもスーパーマンでいなければいけないとでも思っているのだろうか。

 もちろん、若者たちは病院で合法的にバイアグラを手に入れているわけではなく、バーやクラブでバーテンダーなどから違法に購入しているのである。そのうち約15%前後がニセモノだというから、いったい何を飲まされているか分かったものではない。

 バイアグラは麻薬などとは違い、服用しても肉体的に中毒になることはない。しかし、一度服用して「スーパーパフォーマンス」をパートナーに披露すると、「毎回、このようでなければならない」という期待と心理的プレッシャーとが双方に生まれ、そこから精神的に中毒になる男性が多いという。そしてそのうち、「バイアグラなしではセックスが出来ない」という思い込みが生まれるのである。そんな悪循環的な思い込みの結果、本当に勃起不全になってしまうケースもあるというから、日本の男性もどうぞご注意を!
(文=相馬 佳)

『【Amazon限定セット】ベガレックス+プラチナム 10粒+2粒』

 
限定品という言葉に惹かれる!

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up