『義母の裸エプロン』白川ゆり 他2名

 男なら誰もが一度は憧れる裸エプロンの誘惑。そして女も一度は使ってみたいと妄想する裸エプロンという武器。裸にエプロンを纏っただけのシンプル過ぎる格好が、なぜ男女共にファンタスティックな興奮をかきたてるのか不思議ではあるが、エロいものはエロい。それでいいじゃないか。今日の今日までそう思っていた。しかし、この作品と出会って、裸エプロン=若妻だと思いこみ軽視していた自分を反省。義母というシチュエーションが加わることで、想像を超えた深イイ興奮をもらたしていくものだったとは!

 この作品は、未亡人の白川ゆりさん(39)を筆頭に、若さ弾けるゆうこさん(30)、癒し系淑女の加奈さんが登場する3話構成のオムニバス。3人ともそれぞれ家庭の事情を抱えており、皆共通して思春期の息子を持つ義母。それぞれの母が、息子のために自ら裸エプロン姿で禁断の恋に堕ちていくのだが、それまでの過程がこれまた深いのだ。

 未亡人のゆりさんは、ガリ勉すぎる息子を心配しながら、亡くなった夫の遺言を守り、夕方6時になると裸エプロンをペロンとまくりあげ、「見て~、私のオナニーみて~」と息子を誘惑。ただでさえ恥ずかしい格好をしているのに、あえてオナニーまで晒すその訳とは? あまりに切ない母心に思わずホロリとしながら股間を熱くしてしまうのは筆者だけではないはず。

 また、受験に失敗して落ち込む息子を励まそうと裸エプロン姿を披露するゆうこさんの健気なエロさには萌え。0点テストをこっそりゴミ箱に捨てた息子を叱ったことで逆切れされてしまった加奈さんは、裸エプロンを使って思いもよらない攻撃をしかける……、小悪魔な魅力にクラクラ。
 
 シンプルだけどハマると奥深い、裸エプロンの良さを存分に引き出したミニドラマは3話とも秀逸。あまりの深さに興奮が冷めず、気がつくと4話目のシチュエーションを考えていたほど。次回作にも期待したい!
(AV評:文月みほ)

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