昨年の政権交代で一旦水入りとなった感もあるが、それより以前には児童ポルノ法(正式には「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」)改正に関して、様々な議論がインターネットを中心に広がっていた。
特に、アダルト向けの漫画やゲームやアニメなどの表現も規制の対象とすることを検討する動きに関しては、多くの反論がなされた。幼児や小児を対象とした、ペドフィリアという性的嗜好が存在するのは厳然たる事実であり、目を背ければなかったことになる問題ではない。それゆえ、そういった性的嗜好をもって生まれてしまった人が、現実においてその欲望を果たすことは倫理上許されない以上、ロリキャラが登場するPCゲームなどで性欲を慰めることができなくなると、性犯罪が増加するという意見は根強い。
だが、日本でのそんな議論は、実に生ぬるいものだったと思い知らされるような出来事が、オーストラリアで勃発した。
先般、オーストラリアレーティング評議会は、アダルトビデオおよび映画において、女性がオーガズムに達する際の潮吹きを禁止し、立て続けに、貧乳の女性の出演を禁止する旨を発表した。オーストラリアにおける児童ポルノは18歳未満を指すのだが、貧乳の女性は18歳未満の女性を連想させてしまうからというのである!
日本においても、ジュニアアイドルのイメージDVDが「amazon.co.jp」などで取り扱われなくなるといったことが過去にあったが、これはいくらなんでも酷い話ではないか。
オーストラリアレーティング協議会は、日本でいえば日本ビデオ倫理協会(ビデ倫)やコンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)のような位置づけ。つまり、この規制によって、かの国では妙齢のAカップ女優が出演する作品は、表舞台から消え去り、インディーズ作品となるわけである。だが、逆に考えれば、これは貧乳×金髪美女を大量に輸入するチャンスでもある。「AV界の黒船」的ギミックで、不当な差別に苦しんでいるパツキンセクシー女優たちに、活躍の場を提供する日本メーカーが表れる日も近い……かも?
(文=B.I.Sachiko)
『微乳・A とっても感じる小っちゃいおっぱい 姫乃杏樹 78cm・Acup 』
貧乳好きにはたまらんシリーズ