年初めには今年1年間の目標や抱負などを決めるもの。「今年こそ起業するぞ~」「1カ月に10冊の本を読む!」「時間管理帳を作成する」などレベルは違えども、ささやかな決意をし、実行し始めた人も多いのでは? さて、本日紹介する新人女優もそのひとり。1月1日に決死の覚悟を持ってAVデビューを果たした椎名くるみちゃんは、夢の実現に向かって飛躍の一歩を踏み出した女の子。元イメージアイドルだけあって、スタイルは完璧でスレンダーなボディーとたわわに実った柔らか美巨乳の描くボディーラインは、まるでフィギュアのよう。注目に値する美少女である。
「これまでは、ギリギリのイメージしかやったことなかったんですけど……」
スタイル抜群のイメージアイドルからのAV転向というと、いかにも計算づくのデビューのようにも思えるが、彼女の場合は状況が違いそうだ。決死の覚悟というわりには頼りなさげで、不安丸出しで冒頭のインタビューに答えていく。突発的にデビューしてしまった感が見え見えなのだ。しかし、それがやけに人間臭くて親近感を覚えてしまう。思わず「頑張れ~」と応援してしまうタイプなのだ。
そんな彼女の決意の初セックスは、ひと言でいえば”ウブ萌え系”。カメラの影響力を知っているためだろう。素人からデビューする右も左も分からない女の子より数倍も緊張し、みるからにガッチガチ。それでも、男優に柔らかな巨乳を揉みしだかれていくと、ゆっくりと力を抜き、愛らしい声で悶え始める。いよいよ挿入という瞬間には、指を噛んで眉をしかめ「うっうぅぅ~ん……あ……ダメ……」と喉から振り絞るような声で悶絶するのだが、これが最高にウブっぽい。一瞬、逃げ出すんじゃないかと思ったほどのウブさ。しかし、すぐに「気持ちいい……あぁ~ん」と絶叫! その顔は完全に”素”そのもの。さっきまで怖がっていたカメラの存在をまるで忘れてしまったかのように、顔をくっしゃくしゃに歪めて感じまくってしまう。要は根っからのエロ娘だったということか。AVデビューは突発的だったのかもしれないが適正能力は高そうだ。
初セックスの後、ハメ撮りや玩具責め、潮吹きセックスなどの洗礼を受け、最後にはすっかりAVの魅力にハマっていった彼女。糸をひくほどネットリとした愛液を滴らせ、快感に悶え狂う堂々とした姿に、決死の決意を感じることもできた。割り切った女って、どうしてこうも魅惑的なんだろう。シーンの合間に映し出されるエロティックなイメージシーンを観ながら、しばしボ~っと余韻に浸ってしまった。
(AV評:文月みほ)
◆メーカー:◆品番:MIDD-573 ◆時間:120分◆価格:2980円