※イメージ画像 photo by Pete Lambert from flickr
＜イギリス発＞
どうやら、経済不況、特に銀行の経営難が、イギリスの銀行業界で働く男女に意外な部分で影響を及ぼしているらしい。イギリス国内で様々な批判を受け続けている銀行業界、そんなストレスに疲れた人々が、不倫愛に慰めを見出しているというのだから心穏やかではない。
不倫相手を見つけるためのイギリスのウェブサイト「IllicitEncounters.com」によると（こんなサイトがあること自体がまず驚きだが）、昨年10月以来、銀行業界で働く登録者が激増したというのだ。現在、イギリス国内だけで38万人（！）いる加入者のうち、2万人が銀行または他の金融関係の職に就いている人々だという。というわけで、「銀行業界で働く人々が不倫に走る理由トップ10」が調べられた。気になるその理由ナンバーワンはなんと「世間の、金融業界で働く人に対する嫌悪感」次いで「夫、または妻からの愛情が足りない」であったという。
しかし、次に来る理由というのが「危険なことをするリスクが好き」「退屈な生活から逃れるため」「自分のエゴを満たすため」というのである。男性側の主な答えとして最も多かったのが前出の「エゴ」の答え、それと「自分のステータスを維持するために、同僚の誘いに乗った」というものだった。
ともすると単調になりがちな銀行員の仕事。自分のせいではないのに、いざ経営難や不況に陥ると矛先を向けられやすい彼ら、彼女らには、ベッドルームでの愛の手と刺激が必要であるらしい。
（文＝相馬 佳）
『スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン』著：本田健／大和書房
銀行家の幸せとは
