素人とのハメ撮影と言っても、普通はプロのAV女優とのハメ撮りと同じく、金銭目当てで女のコは脱いでいるので、関係はまああっさりしたもの。「金銭の分だけ仕事する」というドライなものである。
カメラで撮ったり、ビデオを回していれば、それなりに演技はしてくれるものの、「OKです」と言った瞬間に、
「おつかれさまでしたー」
と、素に戻って帰っていくのが9割だ。
ところが稀に、その関係を超えるコがいる。Eちゃんがそうだ。
街で「下着だけ撮影させてくれませんか?」とそんなに高くないギャラ交渉をして説得。ラブホテルに入った。
下着を撮っていたのだが、リアクションがよかったので、もうちょっとイケるかと思い、
「ブラの位置直すね~」
などと言って、試しにブラのホックを外してみた。嫌がられたらすぐやめようと思っていたし、ギャラのことを言われたら「ヌードになったらさらに上げる」という交渉をしようと思っていたのだが、何も言わずにスルスルっと脱いでくれた。すると、なかなかの美乳が登場。いい写真が撮れる、というのもさることながら、単純に触りたくなって、
「ちょっと絵的に触るね~」
と、乳を揉んでも何も言われない。気の強いコなんかだと、「聞いてないです!」と跳ね除けられる行為なのに……。こうなってくると、どこまで行けるか知りたくなった。
「ギリギリ着エロみたいな感じで、パンツ脱いでアソコを手で隠してもらっていいかな?」
と、リクエストすると、これまたスルスルと脱いでいき、その間にヘアがチラチラ見える。パシャパシャ撮ってても何も言われない。手でヘアを隠してるEちゃんを撮りながら、
「ちょっと絵作りのためにお尻触っていいかな?」
と言うと、無言でうなずく。しかも触るとハアハア言い出した。
「どうしたの?」
「私……こういうのダメなんです」
「どういうこと?」
「『撮影のためだ』とか言われて、触られるのとか感じちゃうんです……」
こんなことを聞いて、黙っている男はいない。
「撮影のためにちょっとフェラしてくれない?」
思い切って言いながら、チ●ポを出すと、躊躇することなくペロペロと舐めてきた。もはやこうなるとなんでもアリだ。
「撮影のために、手マンしていい?」
「撮影のために、セックスしていい?」
あげくの果てに、
「目隠しして手を縛っていい?」
と聞くと、
「好きにしてください……」
と言ってきた。稀に見る、完全なるドM嬢だ。下着撮影の値段で、ハメ撮りができたどころか、その後も関係が続き、セックスフレンドができてしまったという、おいしい体験だった。
(文=郷田ゴー)
みひろはどこまでイクんだろう