いくつになっても、若い女が好きなのは、男の「性」といっていい。だから、自分よりはるかに年下の女性と結婚する男の話には、常に軽い羨望と嫉妬が渦巻くものなのである。しかし、一方で、その本当のところはどうなのだろうか。とくに、男たちが一番気になる下世話な「夜の生活」の実態というのは!? 今回は、実際にそんな興味深い年齢差結婚を送っている女性たちの側から話を聞いてみることにした。彼女たちが年上の夫に常日頃抱いている本音、そしてその赤裸々な中身とはいったい……?
──まず、それぞれの年齢差と結婚年数をお聞かせ下さい。
Aさん ウチは、結婚して4年。でも、その前からつきあいが長くて、トータルすると10年以上かな。夫は34歳年上で今年の10月で70歳です。
Bさん 夫とは27歳離れてます。今年で64歳。結婚して2年目になります。
Cさん 私は結婚5年で、主人は現在67歳。年は29歳離れてます。でも、お互いに初婚だったんですけどね(笑)。
──下世話な話で恐縮ですが、年齢の離れた結婚というと、やっぱりみんな夜の生活に興味を持つのでは?
Aさん まあ、みなさん興味あるみたいですよね(笑)。さりげなく聞かれます。でも、ウチの場合は、そういうのはもう通り越している感じ!? なにしろ、つきあいが長くて、出会った頃は不倫関係だったんですよ。相手が妻子持ちで、その頃はエッチにも燃えてましたね。でも、結婚してからはもう……。そもそも、その当時から薬飲んだりして頑張ってたみたいだから、今は体力的にも無理みたい。その代わり、時々一緒に入浴したりして、スキンシップは続いています。でも、友達には「それじゃ、介護じゃない!?」なんていわれちゃったりもするんだけど(笑)。
Cさん 私の主人は、知り合ったときにもう60は越えていたんです。でも、外見は若く見えるんですよね。だから、最初は本当の年齢知らなくって、後からビックリしました。だけど、考えてみるとその頃から中折れ状態でした(笑)。いまさら子供作ろうとも思わないから、別にそれでも構わなかった。今は、もう完全なセックスレス状態です。
Bさん 夫との夜の生活は今でもあります。ただ、もう勃たないんですよ。健康な人じゃないんで、バイアグラとかも使えないんです。でも、挿入するだけがエッチじゃないと思うんで、その分前戯とかに時間をかけてくれますね。一緒にお風呂に入ったりもしますし。
──しかし、正直それで不満を持ったりはしませんか?
Aさん それは多少ありますけど、無理して倒れたりしたら大変でしょう!? 介護なんてしたくないんですよ。本人は「俺は財産残してポックリ死ぬ」なんて言ってるけど、ホントお金がなかったら、続けられないと思う……。
Cさん 私は、逆にどうなっても最後まで面倒見るっていうのが結婚の時の約束だったんです。その代わり浮気公認ですけどね(笑)。私が何をしても主人は怒らない。自分でも満足させられないのがわかっているし。きっと、男としては複雑な思いもあるんだと思いますが……。
Bさん 今のところは、とりたてて不満っていうほどのこともないんですけどね。でも、今後もそうでいられるかどうかはわからない。私もそろそろ……だし、このまま女の悦びを失ってしまうのは辛いって思うこともあるんです。やっぱり、いろいろと考えちゃいますよね……。
どうやら「愛があれば年の差なんて」とは、簡単に片づけられそうにない年の差結婚の現実。高齢化社会を迎え、密かに悩む男たちが増加しているとか!?
これでもダメ?