クンニの臨場感といったら陰毛の一本一本が舌に絡みついてくるよう。騎乗位の迫力といったら女体の重みさえ感じられるよう。そして、正常位の快感といったらまるで自分の腰にまで振動が伝わってくるよう。観ているうちにそんな錯覚に溺れていく超ロングヒット痴女シリーズ『熟雌女ANTHOLOGY』。主観作品は数あれど、ここまでの臨場感を得られる作品は他にはない。それは本シリーズの特殊な撮影方法にある。人の視線をリアルに表現したカメラアングル、そしてシーンをぶつ切りにしないことで、男の目の動きをリアルに再現。セックスする際に目に映る景色がそのまま画面に映し出されていくのだ。
さて、そんなこだわりのシリーズの最新作に登場したのは、今、美熟女業界でひっぱりだこの川上ゆうさん。妖艶さの中にどこか愛らしさを感じる女性で、これまで凌辱作品が多かったせいか、本作で演じている痴女役が抜群な色気を引き出している。
「コスプレしたのは5年ぶり。淫語も久しぶりなのに自分の中から自然と湧いてきたのには自分でも驚きました。私、頭の中はSっ気が強いんです……んふふ」
犯されて泣き崩れて、それでも絶頂を極める淫女のイメージを完全に脱ぎ去り、本作では、いきいきと男を喰いつくす痴女に変身。変態入院患者、お局OL、淫乱カウンセラー、コスプレマニアの嫁など、シチュエーションが変わるたびに好奇心に目を輝かせて肉棒を弄んでいく。そして、本人いわく、これが本来の姿なのだという。女は歳を重ねるたびに嘘が本当になり、事実も嘘になる。だから、どの顔が本当の川上ゆうなのかは分からない。しかし、どの顔も男を求め、男に抱かれることで恍惚を得る雌の顔であることは間違いない。
(AV評:文月みほ)
◆メーカー:アウダースジャパン◆品番:PSD+372◆時間:195分◆価格:5300