スウェーデンのヨーテボリ裁判所で、女性をレイプした32歳の女性に有罪判決が下された。
スウェーデンのニュース・サイト「The Local」によると、今年4月に32歳の女性がヨーテボリ(スウェーデンで2番目に大きな都市)市内の公園で若い女性に突然襲いかかり、彼女の髪の毛を引っ張って地べたを引きずった挙句、ヴァギナに数本の指を挿入したという(記事)。逮捕後の心理学鑑定の結果、32歳の犯人は深刻な精神障害を患っていることが判明し、裁判所は彼女に対し、まずしっかりした精神診療所で治療することを命じた。
裁判所は、彼女の起こした行動は性交と同じ意味を持っており、それはレイプという犯罪に区分されるという見解を示している。法律上、レイプという罪は性別による区別がないため、犯人が女性である点は重要ではないという判断だ。
過去30年以上、仕事で性犯罪を扱ってきた地元の心理学者女史いわく、スウェーデンで女性が女性をレイプするという事件が発生したのは、恐らく初めてではないかという。
「女性の性犯罪者は極めて稀です。スウェーデン国内では、過去10年の間に4人の女性がレイプの罪で有罪判決を受けています。ただ、調査の結果、どの事件もほぼ例外なく犯人は子供であり、彼らは単独犯ではなく、男性も必ずそれらの事件に関わっていたのです」と、同女史は地元の新聞に語っている。
日本では女性による性的暴力は立件されにくいが、女性の性欲がオープン化しつつある昨今、そろそろ見直す必要があるのかも……?
(文=真里)
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