現役アイドルが語るリアルな仕事観、結婚観

「全員に好かれるのは無理！」Hカップアイドル・花井美理激白！

ニュース 2009年07月17日

圧倒的ボディとマルチな才能を開花させた花井美理

　大学在学中にグラビアアイドルとしてデビューして以来、息の長い活動を続けている「花井美理」。吸血鬼好き＆ゴスロリのイメージが強い彼女、近年はグラビアを始め、映画主演や小説の執筆など幅広い才能を発揮。そのパワーの源と成功の秘訣は!?　リアルな仕事観、結婚観に迫る!!

地に足のついた、自立したアイドルという
業界的に稀有な存在

──もしアイドルにならなかったとしたら、やってみたいお仕事はあったんですか？

花井　もともとの人生計画では、きちんと就職して稼げる女になりたいという目標があったんです。スーツにメガネで颯爽と仕事をこなすバリバリのキャリアウーマンに憧れてました（笑）。とにかく自立できる人になりたいと思っていて。今となっては、もしOLになっていたら……っていうのは想像できないですけど。かなり職種は違いますが（笑）、自立という目標はクリアできているかな？　って感じですね！

──なんと立派な心構え！　もともと性格的に堅実なんですね。専業主婦になって早くラクをしたいと言う女性も多いのに……。

花井　甘えるのが下手なんですよ、多分。甘えたいけど甘えられなくて、ちょっとしたお願い事もできないの。なら自分でやればいいや、って思っちゃう。大学では経営情報を専攻していて、いつかはお店の経営とかもしてみたいなと思ってたんですけど、人の上に立つことに向いていないことに気づきました（笑）。

部屋の雰囲気も彼女にぴったり

──じゃあ、男性に甘えるのも苦手？

花井　苦手ですねー。甘える相手もいないし（笑）。そもそも、私は自分から告白してフラれるタイプなんですよ。直感でキターッ!!　と思ったら猪突猛進しちゃいます。で、玉砕する（笑）。

──意外！　好きなタイプはどんな男性なんですか？

花井　強いて言うなら外見はスレンダーな人が好き。でも好きなタイプと好かれるタイプが正反対で、ポチャッとした方に好かれます。好きになった人にはいつも振り向いてもらえず、好いてくださる方にはストーカーになられてしまったり……。難しいですね（笑）。

一度でいいから、猪突猛進で告白されたい！

──うまくいかないもんですね…。結婚願望はあるんですか？

花井　大学に入る頃までは、結婚しまくって離婚しまくって、バツが何個つくか試してみたいとか考えてたんですよ（笑）。今となっては結婚自体、こわくてなかなかできない気がします。でも、そろそろ焦らないといけないのかな!?　って。親戚から見合い写真を持ってこられたりするんで……（笑）。最近まわりに結婚する友だちが多くて、結婚式とかで幸せそうな様子を見ると憧れますけどね。ちなみに、結婚式には今年に入ってすでに3、4件出ていて、8月にも2件出席予定です。結婚式ビンボーです（笑）。

着やせするタイプなのか、
見た目はとってもスレンダー♪

──結婚するならどういう人がいいんですか？

花井　安定、堅実のサラリーマン！（笑）　浮気しない、っていうのも重要です。偏見かもしれないけど、芸能人はチャラチャラしてそうで…。モテそうだし、心配しちゃいそう。

──自分もそうじゃないですか！（笑）　花井さんは落ち着いてるし、過度にハデな感じはしませんけど…。

花井　むしろ地味です（笑）。みんなも意外とそうなのかな、とも思いますけど、芸能人の方はお友だちでいいやと。

──もし結婚したら、お仕事は続けられるんですか？

花井　できれば続けたいですね。今はママドルも多いですし。どっちにしろ、きっちりした線引きや「やめます」っていうアナウンスはしたくないんです。最近はほんわりと肩の力を抜いて、良い意味で楽な気持ちでお仕事に取り組めるようになったんで、こんな感じでやっていければなと。

アイドルの枠組みに納まりきれない大きなモノ（才能やらなんやら）が詰まってます

──そう思えるようになったきっかけはあったんですか？

花井　変な気負いがなくなったんでしょうね。小説を書いていることもあって、アーティスティックな部分で特化されなきゃと思ってたんですけど、でもそれで食っていけるわけがないんですよ。だってアート1本に懸けてる人だって食えないんだもの。確かに「一番」になれれば気持ちいいだろうけど、やりたいことをやっていられるだけでラッキーだと思ってます。芸能界って、大成功したらしたでまた大変じゃないですか。ぐんぐん上昇気流に乗って人気やお仕事が増えて、っていうふうにならなくても、私は低くずっと飛んでいられればいいんですよ。全員に好かれようとしてた時期もありましたけど、無理ってことに気づいたんで。あとは、不安定な世の中を逆にビッグチャンスと捉えることができるようになったことですかね。

──その前向きさと、いい意味でアイドルらしからぬ堅実さが素敵です。最後に、読者にメッセージをお願いします！

花井　周りのみんなに感謝しながら、これからも私は低空飛行を続けていくんで（笑）、皆さんよろしくお願いします！