昭和歌謡に魅せられて。善場まみ エロティック昭和歌謡コラム#02

善場まみ
エロティック昭和歌謡コラム#02
「昭和歌謡に魅せられて。」

初めましての人もご存知の方も、こんにちは〜!

マミニー、マミナー、マミネスト!

今日もあなたの最善線、善場まみです♪

(新しいキャッチコピーできたよお!)

まだ名前が変わりたてホヤホヤで時々自分のことマシロって言っちゃうよぉ( ;  ; )恥ずかしい!

 

さて、今回は松田聖子さんを紹介させてください〜!

どの曲も素敵なんですけど今年の3月に行われたライブイベント「LADY MADONNA」で私が歌わさせていただいた『赤いスイートピー』から!

誰もが大好きな国民的な歌ですよねぇ。

とにかく初々しさが眩しくていい。そんなトキメキが止まらない曲です。私もこんな恋がしたい!(唐突)

この曲は松本隆さんが作詞、作曲者は「呉田軽穂」さん。

実は、この作曲者、当時シンガーとして人気があった荒井由実さん(松任谷由実さん)が、楽曲提供用に使用したペンネームなのです!

この時点で神曲確定ですよね!

この歌詞はところどころに情景が散りばめられていて、

春色の汽車に乗って

海に 連れて行ってよ

煙草の匂いのシャツに

そっと 寄りそうから

「春色」「汽車」「海」「煙草の匂いのシャツ」と、序盤からこんなにもキーワードがてんこ盛りです!

特に私は「煙草の匂いのシャツ」に惹かれちゃいます。笑

勝手にですが…この曲を出した当時19歳だった松田聖子さんの年齢から想定すると、少し上の煙草を吸ってる先輩のことが好きなのかな〜なんて…想像が捗ります!

当時の方が、どれくらい喫煙者の方がいたか分からないですけど、私の世代では煙草を吸ってる方って周りにほとんど居ないですし、多分この曲をちゃんと聞いたのは中学生の頃なんですけど吸える年齢でもないので、煙草=大人な男性=歳上男性=大人な恋…。

と、都合のいいように解釈してました\(//∇//)\

流石にもう煙草を知ってるからかっこいいとかは思わないですけど…。漫画に出てくる悪役キャラクターって何故か煙草をおしゃれに吸ってたりするので中高生時代の私は単純すぎて、憧れてました笑。あとはベタですけどバイクに乗ってる男性とか!笑

長くなりそうなので次の歌詞へと進みます(~_~;)

何故 知りあった日から

半年 過ぎても

あなたって手も握らない

知り合ってから半年も経つのに手すら握らない彼…なんですかなんですかなんですか!

そんな奥手な男性大好きなのでこのプラトニックさが漂う所が私に刺さりましたし今でも刺さります(´-`).。oO

しかもなんで握らない?ってことは女性目線握って欲しいってことですよね…そんなむず痒さに萌えます〜!

こういうの思春期だと特にあると思うんですがどうですかね皆さんは?

私も中学生時代好きな人と手を握りたいけど上手くそういうの言えないですし、自分から握れないタイプだったので悶々とした経験あります…(´;ㅿ;`)

まあ今もなんですけど…なんなんでしょうね、大胆な女性みるとすごいな〜て想っちゃいます。

眩しい!

I will follow you あなたに

ついてゆきたい

I will follow youちょっぴり

気が弱いけど

素敵な人だから

心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー

サビです。

この感じからして一歩下がって支えたい。ついていきたいって感じなんだろうなあと。

気が弱いけどに関しては彼も私のようにはっきりしていない状態かな〜というふんわりとした認識だったんですけどどうなんでしょう?

最後にでも素敵な人だから。というあたり、好きだから、故のやつですよねぇ(照)

四月の雨に降られて

駅のベンチで二人

他に人影もなくて

不意に気まずくなる

何故 あなたが

時計をチラッと見るたび

泣きそうな気分になるの?

なんか、“気まずさ”が漂いますね…。まあまだ手も握れてないのに2人っきりは気まずい以外の何ものでもないですよね( ;  ; )

ただ時計を見る理由が歌詞を見たり聴いてもいまいち分からなかったのですが、2022年の11月12日放送の「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)にて松本隆さんがゲストとして登場された際に、松本さんは、

「ラブソングだから心の動きを書きたいんです。心って動くんですよ。時計をチラッと見るって事は次の予定がある。女の子はずっといっしょにいたいのに、男の子は時計気にしてるぐらい帰る時間を気にしてる。そこでズレるわけじゃない心が、それを描いてあげるとちょっと切なくなる」

と、この描写では女性側の切なさを表現したかったと言及されてます!

そこまで描かれていたとは…。より切なさが深まりました( ;  ; )

また、2番のサビでようやくストレートに『好きよ』という言葉が出てくるのですが、「好き」という言葉が2番まで出てこなかった理由に関して松本さんは、

「この人はずっと好きなんだけど、本音を言わないで周りを埋めていってるんです」

と、それまでの描写で「そういうディティールを積み上げてる」と解説してました。そして、

「最後に『好きよ』って止めを刺す。手順を色々踏んでるんですよ。ずっと我慢して…ここで『好きよ』って最後に言うからこの『好きよ』が生きてくる」

と、それまでの描写で積み上げたものがあってこそ、最後の「好きよ」が生かされるというテクニック面の工夫を解説されてました!

今回連載で曲紹介をするにあたって掘り下げて見えてきた新しい素敵な詞の世界観が広がってさらに赤いスイートピー好きになっちゃいました!

赤いスイートピー以外にも、「瑠璃色の地球」、「風立ちぬ」、「sweet memories」、「瑠璃色の地球」、「抱いて…」、「小麦色のマーメイド」、「大切なあなた」、「輝いた季節へ旅立とう」、「青い珊瑚礁」、「あなたに逢いたくて」、「夏の扉」がおすすめです!

皆さんも紐解きながら昭和歌謡を堪能してみてねっ!

善場まみ

■善場さんへのお便りお待ちしております↓↓↓

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【善場まみ】
マインズ所属のFALENO専属女優。公式X@mamizenba

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