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いつものように複数の出会い系サイトを巡回していると、筆者愛用の【イククル】で気になる書き込みを発見した。
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たくさん攻めてほしいです♪
ここ1年くらい気持ちいいエッチができていません。
このままだとあの感触を忘れちゃいそうなので、どなかた思い出させてくれませんか?
これから新宿で待ち合わせとかできたらいいのですが。
09月0*日19時20分
受付メール数:1/5
♀コハル
29歳
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気持ちいいセックスを求めているアラサー女性の書き込みだ。
困っている女性の書き込みを見かけたら素通りなんてできない。相手の容姿や詳しいプロフィールは一切不明だが、こういう女性を助けることによって“徳”が積まれていくに違いない。
というわけであまり深く考えることなく、このコハルちゃんにアタックすることを決意。
初回のメールにこちらの顔写真を添付したのが奏功したのか、すぐに彼女から返信が届きアポ取りに成功したのだった。
待ち合わせ場所は新宿アルタ前。どんな女性がやって来るのか全く不明だったが、既に股間は臨戦態勢。どんなオデブちゃんや不細工ちゃんが来ようとも射精する気マンマンだ。
そしてほぼ時間通りにそれらしき女性を発見。
オロロ? 今日はムチムチ体型の女性に埋没できるかも?
コハルちゃんの体型は文字通り“ほどよくムッチリ”した体型だった。
ご時世がらマスクのせいで顔の良し悪しは分からなかったが、射精のために気合を入れなおして声をかける。
「こんばんは。コハルちゃんかな?」
「あ、はい。ショーイチさんですか?」
「うん。さっき【イククル】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」
ぺコンと頭を下げるコハルちゃん。
ピキピキピキキーン!
オッパイに対する感覚が常人離れしている筆者は、その瞬間の動きを見逃さなかった。
彼女が頭を下げたその刹那、胸のふくらみが大きく弾んでいたのだ。
着ている洋服のせいで遠目からはバストの大きさが不明だったが、この弾み具合から判断してかなりの巨乳のようだ。これなら顔なんてどうでもいい。
カチッ!
スイッチが入った。ベッドインする直前までコハルちゃんの胸に視線を送らないよう、覚悟を決めたのである。
彼女のようにオッパイが大きい女性というのは、己の胸に向けられる視線にとても敏感。こっそり視姦しているつもりでも、女性にしてみればバレバレなのだ。
無難な世間話をしながらホテル街に向かい、目的地のラブホに到着。
入口を潜る前に念を押すことにした。
「本当に大丈夫? もし嫌だと思っているなら、ここで引き返してもいいんだよ。ちゃんと駅まで送るからさ」
「え?」
「俺はね、女性の嫌がることは絶対にしたくないんだ。だから、俺の事をキモいとか、やっぱりエッチしたくないとか思ってるんだったら遠慮なく断っていいんだよ」
「だ、大丈夫ですよ。全然そんな風に思ってませんから」
「ありがとう。それじゃあ、このホテルに入ろうか?」
「はい!」
無事にチェックインを終え、室内でマスクを外すコハルちゃん。
むぐぐぐッ!
彼女の顔は一時期「鉄道アイドル(鉄ドル)」を自称していた女性タレントの木村裕子に似た感じだった。
あか抜けていない田舎臭さがプンプンしていて、お世辞にも美人だと褒めることはできないタイプだ。
だがそれがどうした。
大きいオッパイさえついていれば、顔がジミー大西みたいな感じでも最後までヤれるのが所沢ショーイチではないか?
すぐに頭を切り替え、引き続き紳士モードで彼女に接することを決意。
ソファに座っておしゃべりしている最中も決して彼女の胸に視線を送らないよう努力する。これは本当に辛いことだ。
筆者のように24時間365日いつでもエロい事しか考えていない人間には、苦行以外のなにものでもない。
しばしおしゃべりしてから、彼女にシャワーを浴びてくるよう指示。その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び終える。
そして、室内の照明を少しだけ暗くしてベッドインすることとなった。
ウヒョぉぉぉぉぉぉぉおおおン!! ついに、オッパイを間近で見ることができるぜっ!!
彼女が胸に巻いていたバスタオルをそっとはぎ取る。
ばゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゥゥんうん、ゆん、うゆぁわわわわわわンッ!!
バスタオルの締め付けから解放された巨大な乳房が、不規則な動きで揺れた。
こ、このオッパイに顔を埋めたら、それだけイッてしまいそう。そんな不安に駆られるレベルだ。少なく見積もってもメートル超えのHカップ以上はあるだろう。
苦行に耐えたかいがあったというものだ。いま、この瞬間からご褒美タイムが始まるのだから。
「痛い事や汚い事はしないから安心してね」
「え? あ、はい」
「他に何かリクエストはないかな? さっきも言ったけど、コハルちゃんの嫌がる事はしたくないんだ」
「だったら、ひとつお願いがあるんですけど…」
「うん。遠慮しないでなんでも言ってみて」
「わ、私、オッパイを舐められたり触られたりするのがあまり好きじゃなくて…」
な、なぬぬぬぬぬぬぬぬ!?
彼女が何を言っているのか理解するのにしばらく時間がかかってしまった。
こんな爆乳を目の前にしながら触ったり揉んだり吸い付いたりすることができないだなんて、北海道旅行に行ってジンギスカンや海鮮料理を食べられないのと一緒ではないか!!
即座にリセットボタンを押してセーブポイントまで戻りたくなってしまった。
しかし、人生にはセーブポイントなんていう都合のいいものは存在しない。どんな事態に陥ろうとも“紳士モード”を貫くのが所沢ショーイチだ。それを反故にしてしまったら筆者の存在価値がなくなってしまう。
「う、うん。分かったよ」
そう答えるしかなかった。
いったいなぜ彼女はそんな風になってしまったのか? もしかしたら過去になんらかのトラウマがあるのかもしれない。
しかし、それを詮索しても得るものはない。ここは耐え難きを耐えるしかないのである。
オッパイに手が触れないよう注意しながら軽めのキスを終える。
本来ならここでオッパイと戯れる時間となるのだが、それをスキップして次の行程に。
そう、クンニである。
まだ心の整理は終わっていなかったが、オマンコを目の前にすれば話は別だ。
全神経を注ぎ、全力クンニに没頭する。
クリを舐めたり吸ったり、吸引しながら高速で弾いたり、手マンしながらお豆ちゃんを舐めまわしたり…。
いつものようにあらゆる攻め方を披露し、一番彼女が感じるクンニを叩き込んでいく。
そしてクンニを開始しておよそ10分ほどでその時がやってきた。
「あぁあぁぁぁぁ、イキ、イキそうっ!!」
Gスポットをゆっくり攻めながら舌を高速で動かすのがジャストフィットしたようだ。
そのまま2か所同時攻めを続け、ようやくコハルちゃんをエクスタシーに導くことに成功。
これだけご奉仕したのだから、その爆乳に顔を埋めるくらいは許されるのでは?
そんな風に考えもしたが、それはできない。自分勝手な論理で行うエッチほどしょっぱいものは存在しないからだ。
とはいえ、もう他にすることがない…。
「もう、そろそろ入れてもいいかな?」
「はい。もちろんです」
コハルちゃんが即答してくれたので一安心。サクっとコンドームを装着する。
「何か体位のリクエストはあるかな?」
「う、後ろからお願いしてもいいですか?」
ちっ!
せめてこちらのピストンで暴れ回る乳房を目に焼き付けたかったのだが、それすら拒まれた格好だ。
彼女の望む通りバックで挿入開始。
既にクンニでイカせているので、さっさと射精してもそうそうガッカリされないはず。
数分ほど腰を振ったところで、限界が訪れた。
「も、もう無理! そ、そろそろイキそうだよ」
「は、はい。ど、どうぞ」
了承を得られたので、我武者羅に高速ピストンを繰り出す。
ふぅ。
高速ピストンを開始して10秒もしないうちにフィニッシュを迎えた。
余韻をしばし味わってからチンコを引き抜くと、コハルちゃんはすぐにバスタオルを胸に巻いてしまった。
たとえエッチした相手とはいえ、オッパイを見られるのが嫌なのだろう。
こうなってしまったら手の打ちようがない。
シャワーを浴びてくるよう指示して帰り支度を始める。
そして連絡先交換も行わないままホテルを出て、コハルちゃんを駅まで送る。
「じゃ、気をつけて帰ってね」
そう短く声をかけ、この日のデートは終了となった。
今から思うと惜しいことをしたような気がする。あの苦行をあと数回くらい続けていたら、オッパイタッチくらいは許してもらえたかもしれないなぁ。
(文=所沢ショーイチ)