元エロ本編集者のハメ撮りインタビュー vol.23
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきた川田拓也が送る素人ハメ撮りインタビュー。 ハメ撮り中は、非日常のエロモードに入るからか、女性たちが、夫や彼氏、友人には内緒にしている下ネタをポロポロと暴露してくれるもの。中には”事実はAVより奇なり”なんて話もあったりして……果たして、今回はどんなネタが飛び出す? |
私、手コキエステで手コキの先生してました!/妙子(34歳・OL)
もうずいぶん前になりますが、風俗歴5年だという女性、A子さんからこんな話を聞いたことがあります。
「風俗の講習ってさ、あれ、ホント面倒。店長が気持ちよくなりたいだけ、職権乱用以外のなにものでもないよ」
本来、風俗店が新人さんに講習を受けてもらう目的は、店のサービスの主旨、流れを実地体験しながら覚えてもらうため。
別の言い方をすれば、女の子によってサービスに差がでないようにするため、ということになろうかと思うのですが……。
その際の客役(練習台)を、店長自らがやるとなると、そこに公私混同が生まれてしまうケースが多い、ということなのでしょう。
A子さん、これまで何軒かのデリヘルを渡り歩いた経歴があるそうなのですが、いずれもキス→フェラ→素股といった、ごく普通のサービスを提供する店。言葉で流れを説明してくれれば十分だと言った上で、こう付け加えました。
「それを、講習だって言って長々とフェラさせて。揚げ句の果てにクンニとかしてきて、気持ちよくさせてチ〇コ挿れてこようとするヤツもいたからね」
では、SNSが普及した近年はというと……趣味の延長で講習なんかしてたら、
〈デリヘルAで講習受けたらヤラれるから気を付けて〉
なんて書き込まれてしまうことになるわけで。
実際、募集広告に〈講習あり〉なんて書いてあると面接に来る女性がいなくなってしまうらしく……。
本当に講習が必要な業界未経験の新人さんに対しては「講習DVD」を見てもらうなどの対応をしているため、店の人間を客にみたてた実地講習がある風俗店は、どんどん少なくなってるみたいですね。
で、なぜこのような前振りをしたかというと……今回のハメ撮りモデルさんが、講習にまつわるネタを持っていたからなんです。
その女性というのが写真の彼女、妙子さん。過去に風俗経験があるという、独身の美熟女なんですが……。
そんな彼女が、ハメ撮り前のインタビューでこんなことを言ったんです。
「いっときですけど、ひょんなことで知り合った手コキエステの店長に頼まれて、女の子たちに手コキを教える先生したことがあるんですよ」
念のために説明すると、手コキエステとは文字通り、手コキに特化した風俗店。フェラやスマタといったヘルスサービスはなく、客から女の子の下半身へのタッチもNGという店がほとんどでなんですね。
そのため「手でするだけなら私にもできるかも」と業界未経験の、しかも、若くて可愛い女の子がわんさか面接にやってくる。
と、ここまではいいのですが……。
――手コキ講師ですかぁ、そんな仕事があるんですね。でも、手コキひとつで、そんなに教えることがあるんですか?
「それがね、相手はほとんどが業界未経験だって20代の素人女子。しかも、デリヘルに面接に行く同年代の女子に比べたら、男性経験も圧倒的に少ない子たちなんですよね」
――なるほど。
「で、そんな状態の子たちに手コキさせると、どうなると思います?」
――普通に考える以上に下手ってことですか。
「そう、最初から最後まで、ただゴシゴシ上下にシゴくだけになっちゃうんですよ」
――あ~、確かにソレは嫌ですねぇ(笑)。妙子さんが教える手コキは、そんな単純なものじゃないってことですよね。
「そもそも、デリヘル嬢してたときに長時間フェラするのが苦手で。オチ〇チン咥えてる時間を短くするために、手コキを研究した時期があったの(笑)」
――へ~、研究の成果、ぜひ味わってみたいなぁ。
「いいですよ。でも、ハメ撮り前に発射しちゃって平気ですか?」
――いや、そこは、発射手前までってことで(笑)。
「了解、じゃあちょっとだけ(笑)」
というわけで、話の流れで手コキ体験させてもらうことになったんですが……。
いやぁ、気持ちいい! っていうか、こだわりを感じる手コキでしたね。チ〇コのモザイクだらけになるので写真は載せませんんが……。
まず、少しの間、ローションのボトルをお湯で温めるんですね。で、そのローションを垂らした両手をこすり合わせる彼女。
「こうすると、ローションも手のひらも温かい状態になるでしょ……じゃ、オチ〇チンに触りますよぉ」
で、両手でチ〇コを包むようにソフトに握ってくれるのですが……はふぅ、ジンワリ温かくて力が抜けるぅ、って感じ。
デリなんかでローション使われて、冷たくてヒヤっとするときあるじゃないですか。中には触る前に「ちょっと冷たいですよぉ」なんて予告してくれる嬢もいた気がするけど、そもそも温めてから使えってことだったんじゃん! と気づかされる僕。
そしてそこからは、どちらの両手もさぼることなく、玉から竿に亀頭、ときにはアナル周辺にも触れながらの手コキが展開されるのですが……。
手のフォームも、順手から逆手にチェンジして亀頭をグリグリしたり、爪の先でフェザータッチしてみたり、親指で裏筋や尿道をコネコネしてみたり、色んな手わざを披露してくれる彼女。
で、すっかり勃起させられると……あ、そこが気持ちいい、ってなったときにチ〇コがビクってするじゃないですか。
彼女はそれを見逃しません。
「あ、ここが気持ちいいんですね」
と、そこからはそのポイントを重点的に刺激。そうです、ここまでは一番感じるポイントを探すための作業だったんですね。
そして、そこからは焦らしタイムに突入し……ハメ撮り前だからちょっとだけと言ったのに、危うく「発射させてください~」とオネダリしちゃうとこでした(笑)。
いやぁ、たかが手コキ、されど手コキ、実に奥が深い!
で、ハメ撮りに移ってからは、今度は僕が攻める番。
写真を撮りつつも、たっぷりお礼させてもらったのは言うまでもありません!
そうそう、先生と言えば以前「主婦友が神と崇めるフェラチオ先生」というエピソードを書かせていただきました。ぜひ、そちらも読んでみてくださいね。
※フェラチオ先生のエピソードはこちら↓↓↓
「玄人はだし」という言葉があります。これは「玄人がはだしで逃げ出すほどの知識や技術を持った素人」という意味合いで使う言葉。簡単に言えば、「プロ顔負けの素人」ってこと。一般の方のブログなんかを拝読すると、「素人はだし」と間違って使ってしまう方も多いようです。
(文=川田拓也)