元エロ本編集者のハメ撮りインタビュー vol.18
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきた川田拓也が送る素人ハメ撮りインタビュー。 ハメ撮り中は、非日常のエロモードに入るからか、女性たちが、夫や彼氏、友人には内緒にしている下ネタをポロポロと暴露してくれるもの。中には”事実はAVより奇なり”なんて話もあったりして……果たして、今回はどんなネタが飛び出す? |
体位を変えるのは「ありがた迷惑」って…どういうこと?/妙子(36歳・主婦)
みなさんは、1回のセックスで、どれくらい体位を変えますか?
「基本は正常位で、そこにバックか騎乗位、どっちか足すくらいかな」
なんて方か多いかもしれませんね。
では、なぜ体位を変えるのですか?
「最初から最後まで同じ体位だと、自分も彼女も飽きるから」
という答えが多いのだろうと思いますが、
「実は、腰を振るのに疲れたとき、体位を変えるふりをして休んでる」
なんて方もいらっしゃいますよね。中には、
「AVでも色んな体位をするし、それが普通なのでは?」
と、それが当たり前になっていて、とくに理由を考えたことがないという方もおられるのではないでしょうか。
かく言う僕は、お仕事としてセックスするときは、写真のバリエーションを増やさなければいけませんから、3~4体位とチェンジします。
が、仕事抜きのプライベート(風俗遊び含む)となると、1体位しか行いません。
なぜかというと、ある女性に「体位は変えない方がいい」ということを力説されたから。
それを教えてくれたのが、5年ほど前にハメ撮りモデルをしてくれた妙子さん。
三十路半ばのムッチリボディからスケベオーラ漂う、浮気な人妻さんなんですが……。
オナニーにカットに、乳首いじりやクンニといった前戯、さらにフェラカットをなんかを撮ったあと、ゴムを装着し、まずは正常位。
そしてバック……
最後に騎乗位でまたがってもらいまして、無事に発射まで漕ぎつけたのですが……。
休憩中、こんな話になったんです。
「やっぱ、撮影だと色んな体位をとるから、快感に集中できないもんですね(笑)」
――すみません。カット数をかせがなきゃいけないもんで……慌ただしかったですよね。
「いえいえ、仕方ないですよぉ。でも、ちょっと思ったんですよね。そういえば、今までエッチした男の人も、絶対に1回は体位を変えてくるよなぁ、って」
――ですよねぇ。男的には、最初から最後まで正常位だけにして、手抜きしてるように思われてもヤダなぁ、みたいな感じがある気もしますけど。
「なるほどねぇ」
――あれ、妙子さんは体位は変えない方がいいんですか?
「正直言えば、変えて欲しくない派かなぁ、私は。あ、私が1度イッた後、2回戦目ってタイミングだったら変えてもらって全然かまわないんですよ」
――なるほど、要するに、もうすぐイキそうなのに、ってタイミングで変えられると困るってことか。
「そうなんですよ。私だけじゃなくて、女はみんな同じだと思うんだけど……」
と前置きしつつ、女性の快感のありようを、自分なりに説明しようとする妙子さん。
彼女の言うところを要約しますと……。
女性の快感は、キスから始まり、愛撫、挿入を経て絶頂まで、右肩上がりに上がって行くもの。
それが体位を変えることで途絶えると、キスのとこまで逆戻りしてしまう、ということでして。
「まあ、キスの段階まで戻るっていうのは大袈裟かな。でも、愛撫の途中くらいまでは確実に戻るきがしますよね」
――なるほど、それを2回も3回もされると……。
「あ~、もう!ってなる(笑)」
――世の中には、挿入でイケないって女性が多いって言いますけど、男性本意で体位を変えることが原因かも、って話ですよね。
「そうかもしれないですね。で、もっと言えば、オマ〇コの中の1か所、そこだけをジワジワと、つついてくれるだけでいい。私の場合、ポルチオが一番感じるんだけど……」
――子宮の入り口付近の性感帯ですね。
「そう。そのポルチオでも、右上あたりが一番感じるんですよ」
――ピストンしながら、右上をピンポイントで突くのって、超難しそう(笑)。
「だから、激しいピストンなんて、してくれなくていいの。オチ〇チンを挿入した後に、グッと腰を密着させて亀頭の位置を調節して、ベストな位置にきたら、腰を密着させたまま……肩を揉むときに、親指でグ~と指圧するでしょ? あんなイメージで押し込んで欲しいの。で、それを5分くらい繰り返してもらううち、アソコがジワジワ熱くなってきて……ポルチオイキ(笑)」
――へー、激しくピストンしなくていいなんて、目からウロコですよ!
というわけで、いかがでしたでしょうか。
もちろん、体位を変えてほしい女性も、激しくピストンしてほしい女性もいて当然で、全ての女性が妙子さんと同じだとは限りません。
次にセックスする機会には、事前確認してみてはいかが?
(文=川田拓也)