元エロ本編集者のハメ撮りインタビュー vol.17
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきた川田拓也が送る素人ハメ撮りインタビュー。 ハメ撮り中は、非日常のエロモードに入るからか、女性たちが、夫や彼氏、友人には内緒にしている下ネタをポロポロと暴露してくれるもの。中には”事実はAVより奇なり”なんて話もあったりして……果たして、今回はどんなネタが飛び出す? |
風俗の逆マッサージ店で愛撫上手の男性客にグチョグチョにされてしまった敏感娘が店長に注意されたこと/夏江(28歳・OL)
みなさん、マッサージはお好きですか?
ひと口にマッサージといっても、色々。10分1000円ってなクイック系のお店もあれば、整体院で受けるような本格的なマッサージもあります。
そして、メンズサイゾーをお読みになっている方々が興味をそそられるのはエロい系だろうと思われますが……エロい系もコレまた色々で、大きく3つに分けられます。
興味はあるけど行ったことはないという方のために、僭越ながら少々エロ系マッサージ店の解説をさせていただきますが、よくご存じの方はすっ飛ばしちゃってくださいね。
まずは、エロ系だけど健全店というヌキなしマッサージ系。紙パンツをはかされて寝転ぶと、鼠径部やアナル周辺をサワサワと刺激してくれるんだけど、決して竿には触れてくれず射精もできない。健全店といいながら、ぞんぶんに勃起してくださいという、限りなくグレーに近いお店ですね。
で、お次に挙げられるのが、表向きはヌキなしだけど、実はこっそりヌキあり営業しているアウトなお店。これば、中国系のマッサージ店に多いですね。
あ、中国系マッサージ店には、マッサージ店の看板を掲げておいて、実はマッサージなしでセックスさせる本番店ってケースもありますが、これは3パターンから除外ってことでご了承を。
そして、3つ目がデリヘル業者として許可を取り、ヌキあり営業している風俗系ということになるのですが……この風俗マッサージ系も細分化されているのが現状でして。
基本的には、女の子が着衣のまま指圧マッサージ+性感マッサージ+手コキ射精って流れ。
そこにトップレスのアリナシ、乳首舐めやフェラのアリナシ、女の子へのお触りのアリナシなどといったオプションを追加することで、お店の特色を打ち出しているわけなのですが……。
このエロ系マッサージ業界に、突如現れたのが「逆マッサージ」を謳ったお店。普通は女性キャストが男性客をマッサーしますが、ここではマッサージするのは男性客。
つまり「男性のお客さまは、セクハラマッサージ師になりきって、思い切り女の子にイタズラしちゃってください」というコンセプトの新ジャンルだったわけです。
僕も、初めてこんな店があると知ったときは、こう思いました。
「女の子をめっちゃ感じさせられれば、本番できちゃうかも?」
というわけで一度遊びにいってはみたんですが、僕の腕が未熟だったせいか本番には至らず。最後は手コキでイカせてくれるので満足感は得られるのですが、マッサージも含め30分ちかく、こっちが攻めなきゃいけないので疲れちゃって(笑)。
(ああ、俺はやっぱ受け身の方がいいや)
と思った次第なんですが……。
さて、なぜこんな長い前振りをしたかというと?
今回のハメ撮りモデルさんの口から、
「私、逆マッサージのお店で少しだけ働いたことあるんです」
という発言が飛び出したからなんですね。
その女性というのが、28歳の独身OLだという夏江ちゃん。
現在はカレシもなく、ヤリたい盛りの体を持て余しているそうですが……。
――逆マッサージのお店で働いてたのは、いつのことです?
「4年くらい前かなぁ。そのときもカレシがいないときでした」
――お店は、どうやってみつけたの?
「最初は割のいいバイトってことで風俗系を検索してたんです。そしたら、手でサービスするだけでいいってジャンルがあることを知って。で、マッサージ系で色々見てたら、マッサージを受ける仕事っていうのが出てきて、マジかって(笑)」
――驚いた?
「驚きました。だって、こっちが気持ちよくしてもらって、お金までもらえるなんて夢のようじゃないですか」
――面接では、どんな話をされるの?
「基本的には女性は受け身で、上半身はトップレス。お客さんがベビーオイルを使って体をまさぐるけど、女性器へのタッチはNGになってるから安心してくださいって。ただ、体を触られてるときは、相手がどんなに下手でも気持ちいフリをすることだけは忘れずに、って話をされました」
――なるほど……で、実際にお客さんについてみて、どうでした?
「1人目のお客さんのときは緊張してるうちに終わっちゃったんだけど、2人目のお客さんが、めっちゃ愛撫上手な人で……途中から我慢できなくなって、気づいたらお客さんの手をとって、自分からアソコに誘導してた(笑)」
――セックスしたくはならなかった?
「なりましたよぉ(笑)。でも、かろうじて我慢できたんですけどね……」
彼女、感じ過ぎてヘトヘトになって事務所に戻り、指入れさせたことは内緒にしたまま店長に、冗談交じりにこんなことを聞いたらしいのです。
「あんなに感じさせられて、エッチしたくなったら、どうすればいいんですかぁ(笑)」
すると店長、大真面目な顔でこう言ったそうですよ。
「あのね、本番だけは絶対しないで。下手したらお店がパクられちゃうからね。パクられなくても、ほかの子に迷惑がかかるから」
「ほかの子に迷惑?」
どういうことかと言いますと……彼女と本番したお客が、ほかの子に付いたとき、
「●●ちゃんはヤラせてくれたのに」
と言い出したら困るといういうわけです。なるほど、ネットなんかでは「どこどこの、誰々はやらせてくれる」という噂があっという間に広がりますからね。
というわけで、店に在籍していた半年は、稼げば稼ぐだけ欲求不満が募っていったという夏江ちゃん。ハメ撮りは、当時を思い出して逆オイルマッサージを受けてもらいながら進行することに!
ローションで汚れてもいいように紙パンツをはいてもらって指圧マッサージからスタート。
途中から性感マッサに移行。アソコに指を入れるとグッチョングッチョンで、最後はフェラからの騎乗位挿入。我がままに腰を振る夏江ちゃんでありました。
※逆マッサージのお店は、現在もいくつかあるようです。システムはお店により異なり、今回のインタビュー内容とは異なる可能性もあります。お遊びの際は、ご自身でシステムをご確認のほど、お願いいたします。
(文=川田拓也)