アナル専用ハイパワー回るバイブレーター 前だけじゃなく後ろだって気持ちイイ

『ANUS CONTROL』

 

 アナルオナニーは好きですか? 

 

 セックスのやり方が人それぞれであるように、オナニーの仕方だって十人十色。握り方からシコり方まで千差万別で、例えばアナルで昇天しても、本人が気持ちよければ問題ない。

 タマトイズから新たにリリースされた『ANUS CONTROL』は、そんな“アナニー”好きな男性(女性も?)のためのアイテムだ。

『ANUS CONTROL』
『ANUS CONTROL』
『ANUS CONTROL』

 パッと見は小さな電マふう。それでいて、可愛らしいピンクとかではなく漆黒の黒マントを羽織っている。これが「前」ではなく、「後ろ」を攻める魔道具だという。

 気になるのは、何と言ってもゆるいスパイラルを描く複数のスジだろう。それはまるで、奥まで挿入しやすいよう刻まれているような気にさせてくれる。

『ANUS CONTROL』

 手に持った感触は、「スベスベ」というよりは「しっとり」していて、それでいて「サラサラ」している。

 握りしめてみると、中に硬い芯が通っているのがわかる。果たしてどういう遊び方をするのだろうか?

 説明書は添付されていないが、実物を見ながらパッケージの説明書きを読むとすぐにわかった。

『ANUS CONTROL』

 尖っている方を上向きにして、球体をよく見ると、銀色の丸が2つあることに気づく。これは充電する際の接点で、ここに付属のUSBコードの接点を接続することにより充電が開始される。

『ANUS CONTROL』 注:わかりやすくするため、メインスイッチをオンにしています

 そして接点の真裏を見ると、若干わかりにくいがスイッチのマークがあることに気づく。これがメインスイッチだ。ここを長押しすると1秒ほど強いバイブレーションが発生して同時に主電源がオンになる。

『ANUS CONTROL』

 そしてそのメインスイッチを短押しすると、バイブレーションとともに尖った先っぽが「ウニウニ」と円を描くようにクネり始める。つまり、バイブと回転、2つの運動が発生する。これが、パッケージ側面に書かれた、「回転と振動のダブルモーター」の理由だろう。

 そしてメインスイッチは、主電源のオンオフだけでなく、短押しを繰り返す度に、先っぽ回転の速さとバイブレーションが変わり、インターバルが加わって運動パターンが変化していく。

 回転と振動のパターンは、パッケージ側面の図のとおり7パターンある。細かい回転と振動から大きな振動へ。さらに、インターバルを含めた複合的な回転と振動へと変わる。回転の大きさ(振れ幅)が大きくなることはないので、初心者にも安心だ。

『ANUS CONTROL』

 そして便利なのは、スイッチは本体のメインスイッチだけでなく、リモコンでも操作することができる点だ。

『ANUS CONTROL』

 まずは本体のメインスイッチを入れ、奇妙な形のリモコンのくびれた部分を下にした場合、上下に3つ並ぶスイッチのうちの下部のスイッチを長押しすることでリモコンが本体とリンクし、利用可能になる。

 一番上のスイッチは、回転のバリエーションの切り替えスイッチだ。それを短押しすると無振動のまま先っぽがウニウニとくねり回転を始める。短押しする度にパッケージ側面の7つのパターンに切り替わっていく。

『ANUS CONTROL』

 また、リモコン真ん中のジグザグ模様のスイッチは、バイブレーションの切り替えスイッチとなっている。パターンは回転と同じ7パターンで、これらスイッチを操ることで、様々なバイブレーションと先っぽの回転の組み合わせを堪能することができるようだ。

 ちなみに、同スイッチを長押しすると一時停止となり、一番下のスイッチを長押しすると、本体の主電源を切ることができる。

違和感は最初だけ!? 山を過ぎればあとは惰性で「ニュルン」

 さて、説明はこれくらいにして実際にはどうなのだろう? 風俗ライターである筆者のアナル経験は実は数回程度で、ほぼ“未調教”の域である。五反田の性感デリヘルで美女に指を挿●されたときは、快感より異物感でしかなかったが、

 

「女のコだって初めはそうなのよ」

 

 そう納得させられてしまったのだが、果たして…。

 ここで少し気になるのが、本体の太さである。一番太い部分を計ってみると、直径3センチ程度。なので、アナル初心者にはチト辛いかもしれないので、まずはローションと指を使って拡張しておくのがいいかもしれない。

 そして、意を決してソロリソロリと、細く尖った先っぽから挿●していく…。

『ANUS CONTROL』

 すると、やはり一番太り部分がつっかえる感じがするが、長さというか奥行きは問題ない。そして、太い部分を乗り越えればあとは「ヌルッ!」という感じで根元まで一気に入ってしまった。

 そういえば、以前取材した女王様が、「手首が入ればヒジまでは惰性」ということを言っていたのを思い出した。レベルは全く違うが…。

 奥までグッサリ刺さったところで一息つくと、3つ目のキンタマのようにアナルから出っ張った球体部分をまさぐり、メインスイッチを探した。これは、手触りでセンサー部分を見つければ、その反対側にあるメインスイッチはすぐに発見できた。

 長押しすると、一瞬の大きなバイブレーションにびっくりしたが、慌てずにリモコンとリンクさせることに成功した。その時にわかったが、あらかじめメインスイッチをオンにして、リモコンとリンクさせてから無振動の状態で挿入する方が良さそうだ(汗)。

 そして、運命の一番上のスイッチをポチッとな…。

 まずは無振動の回転のみ。肛門というか直腸のあたりで何か生き物が暴れているような感覚だ。先っぽがウネるたびに当たっているのが前立腺なのか、気持ちいいような息苦しいような…。そういえば、性感デリで指を入れられた時も似たような感じがしたことを思い出した。

 回転のバリエーションを試してみると、筆者には図の4番目のインターバルが合っているようだ。そして、次のバリエーションに移ろうとしたとき、スイッチを間違えて、バイブレーションのスイッチを押してしまった。

 その途端、またびっくりするほどの振動が襲ってきた! しかも今度は連続して振動し続けている。初体験のせいか、気持ちよさというよりは、シビレやくすぐったさを感じたが、すぐに慣れそうということも感じた。

 そして、慣れるに従って快感も倍増していくだろうし、それと共に回転と振動のバリエーションを変えれば長く使えるアイテムとも感じた。

 そして思ったのは、『ANUS CONTROL』と併用してお気に入りのオナホを使えば、新しい世界への入り口が見えるような気がした…。

(写真、文/松本雷太Twitter@raitama36

タマトイズ『ANUS CONTROL』

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