衝撃的ハニカム構造! 本物を超越したヒダヒダ感
「うわっ、キモ…チ良さそう」
パッケージを見て思わずそう叫んでしまったのは、タマトイズプレミアムから発売された『濡れ透け制服美少女となりゆき性交』というオナホールだ。
「気持ち良さそ!」と思ったのは、パッケージ裏面の展開図だ。これが、蜂の巣状に入り組んだ細かいヒダヒダの写真で、パッと見、グロテスクなもつ煮にも見えてしまう。でも、オナホとして見れば、見るからにめっちゃ気持ち良さそうなアイテムなのだ!
そんな新商品とはいったいどんなものなのか、詳しく見てみよう。
パッケージおもて面に描かれているのは、黒髪の美女が血管の浮き出た男の手で脚を開かれ、たくし上げられたミニスカもあらわに、自ら秘部を指で押し開いているシーンだ。
モノクロのイラストだが、美女の腕や太ももはびしょびしょに濡れ、白いブラウスからは、たわわな胸のピンク色の乳首が透けて見えている。その首元には赤いリボン。色が付いているのはそこだけというのが、淫靡さを強調している。
過去のオナホールのパッケージのように、かわいらしいイラストでないのは、その裏面の蜂の巣状の、パッと見グロテスクなヒダヒダとの整合性のためなのか…。
そして、パッケージおもて面をよく見ると、イラストの左横に小さな文字で何か書いてあることに気づいた。
「付き合いたての僕たちは毎日いっしょに帰るのが楽しみだった。
突然のゲリラ豪雨にバス停で雨宿した濡れ透け制服の彼女がとても艶っぽくお互い見つめ合い自然とキスをしそのままなりゆき性交してしまった。」
イラストのキャプションであるが、陵辱っぽい印象があったが、どうやら男女は恋人同士。荒々しい手は彼氏のもので、濡れているのは淫汁ではなく、純粋に雨に打たれたということだ。
そして、田舎町にありがちな木造の小屋のバス停で、雨に濡れたブラウスから透け見える新しい彼女の肢体に興奮した彼氏が、彼女に襲いかかってしまったというシーンらしい。
彼女の指の股から見える黒々ヘアーやベンチ前に脱いだローファー、横に置かれたコンドームらしき袋から、爽やかな淫靡さが伺える。
そして、パッケージ裏面の例の内臓をも連想させるような扇情的な展開写真は衝撃的で、こんなヒダの束に締め付けられたら、アッという間に昇天してしまうのではとさえ感じさせられる。おそらく、本物よりも刺激は強いに違い無さそうだ。
その刺激の強さはキャッチコピーからも知ることができる。例えば、
「生物のようにうねり蠢くビラビラが心地よい射精へと誘う。」
「ねっとりと絡みつく粘膜が一滴残らず精液を絞り尽くす!」
「柔らかく優しい刺激のヒダが螺旋状に奥まで続き、まったりと心地よい刺激を長時間与える!」
男性ならどれも興奮し、“突っ込んでみたい!”と思わせる表現に違いない。そして、
「ウネウネと絡み付く感触が気持ち良くもっと奥へ挿入したいという欲望に駆られる」
“あ~、吸い込まれるようなホールを早く試してみたい”そう思わずにはいられないのだ!
まったりまとわり付くヒダ 挿すより引く快感
さっそく本体を取り出してみると、手に取った瞬間、「重っ」という印象が。そしてその肉厚さに驚かされる。
本体入り口の造形は写実的でリアルそのもの。ちゃんとクリトリスも付いている。小陰唇風のビラビラはぽっかりと口を開けていて、その奥に例のヒダヒダがチラ見えしているのも、まるで、「早く挿れて!」と催促されているかのよう。待て待て、まずは指からだ。
ローションを付けない状態で人差し指を入れてみると、締め付けはそれほどきつくなく、指の腹にヒダは感じるものの、見た目ほどのインパクトはない。ただ、指を入れて空気を追い出して真空状態にすると、重量級のはずなのに、きっちりとくっついてくる吸引力に驚かされた。
そして、いよいよローションを塗って挿入してみることに。仲介してくれるのは添付のローションだ。
ローションをたっぷり垂らして、まずは指1本入れてみると、ヒダのゾリゾリ感がすごい! 指の腹をめっちゃ刺激してくる。でも、さすがにちょっと緩めなので、2本入れてみるとぴったりという感じ。きつくなった分、ヒダの感触も強くなっている。
指でこすり上げると、本物のGスポットや天井のツブツブ感はないものの、その分、まとわりつくヒダ感がすごい。もう、挿れたくてたまらなくなってきた!
そして、実際に試してみると、入り口や中ともにきつさはないが、指と同じくヒダの刺激はかなり感じる。そしてこのヒダ、挿れるときでなく、引く時にサオやカリに吸い付いて絡まってくる感がめっちゃ強い! これが蜂の巣状ヒダのなせる技か!?
空気を抜いて真空にするとさらに密着感は高まり、突き当りの感触も悪くない。ローションの硬さによって感じ方が変わるとあるので、硬目のローションを使ってみると、密着感はさらに高まった。
敏感な男性には薄めローションで、本物以上の快感を求める派には硬めがイイだろう。どちらの場合も、たっぷりのローションを使うことをおすすめする。
(写真、文/松本雷太Twitter@raitama36)