紗倉まな、鼻毛ハラスメントに大爆笑【デビュー10周年記念会見】

紗倉まな

 アダルト界のスーパースター・紗倉まなちゃんのデビュー10周年を記念した会見が2月9日、東京・中野にあるSyain Bar新中野店で行われ多くの取材陣が駆け付けた。

 まなちゃんは2012年2月にソフト・オン・デマンド(以下、SOD)からデビューし、その愛くるしさと気さくな性格で人気を博しているトップセクシー女優だ。

 SODでデビューした専属女優で10周年を迎えるのは初めてということで、この日はSODクリエイト株式会社代表取締役社長の野本ダイトリ氏も出席し会見に花を添えた。

 純白のドレス姿で登場したまなちゃんは10周年を迎えた心境を聞かれると、「本当に続くと思っていなかったので、厄介がられていないか心配なところなんですけど、愛情を注いでくださって、本当に幸せにAVをやっています。嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔で答えてくれた。

 また、10年間は長かったか聞かれると、「振り返ってみるとあっという間に感じます。始めたときは10代だったので学校に行くよりも濃密な感じでした。いい意味で慣れるようになり、いま考えると一瞬だった。長かったような短かったようなありきたりな言葉でごめんなさい」と振り返った。

 そして、ステージにはこれまで出演した106作品の中から約80作品ほどのジャケットが展示され、「デビュー作は放課後電磁波クラブさんと同じ衣装を着させていただいたものです。全部忘れられないですけど、洗脳作品は白目を剥きまくって、目が初めて筋肉痛になった」と過去の作品を懐かしんだ。

 さらに、スペシャルゲストとして人気お笑いコンビ・鬼越トマホークの金ちゃんさんと坂井良多さんが巨大な花束を持って登場し、まなちゃんにプレゼントした。これには「こんな大きい花束は初めてです。すごい!」と驚くまなちゃんだった。

まなてぃ10周年に駆け付けた鬼越トマホークのおふたり

 

 2人はまなちゃんへお祝いの言葉を求められると、「デビュー作の全方向から毛がはみ出ている作品によくお世話になっていました。この頃はまなちゃんと一緒に仕事をするとは思っていなかったです。中野のTSUTAYAの暖簾をくぐったところに通っていました」と坂井さんが言えば、金ちゃんさんは「基本的に巨根が好きなので『拘束×巨根×失禁』を見ていました。巨根側が好きなんです」と笑わせてくれた。

 しかし、坂井さんが展示されているジャケットを見て、「これは一部ですか? どんだけやっちゃっているんですか?」の言葉で和気あいあいとした雰囲気が一変!

 「『やっちゃっている』って言いすぎだな、さすがに」と金ちゃんさんが絡むと、お約束のケンカコントが始まり乱闘が勃発。

 それを見たまなちゃんが「やめてくださいよ」と2人の間に入ると、「うっせえなあ! お前たまに鼻毛が出てるぞ!」と坂井さんが叫ぶと、これを受けた金ちゃんさんが、「ほんとは思ってないと思うんですけど、いまも本番前にマネージャーさんに鼻毛チェックさせていたので、鼻毛ハラスメントだけはやめてほしいです」と追い打ちをかけて会場中を爆笑させた。

いつものやつ(笑)

 会場も盛り上がったところで10周年記念作品やイベントも告知され、「いまはコロナでどれくらい実現できるか分からないですけど、イベントをなるべく開催できたらいいなと思っています」と意気込みを語ってくれた。

 その10周年イベントに関して、行く場所を決めようと人気テレビ番組のように日本地図とダーツが用意され、まなちゃんと鬼越トマホークの2人がダーツを放つと「静岡県」、「宮城県」、「石川県」、「長崎県」、「沖縄県」に刺さり、まなちゃんがDVD店に来店することが決まった。現在、コロナ禍で地方へ行く機会が失われているだけに、これは地方のファンにとって朗報といえよう。

 このように多くの関係者に祝われたまなちゃんは10周年を迎えた抱負を聞かれると、

「一つの節目だなと自分でも感じています。引退を前提としたセカンドキャリアを聞かれることが多いのですが、AV女優を終身雇用のように続けていたら、セカンドキャリアを考えずに済む道もあるなと最近思うようになりました。時代とは逆行しているかもしれませんが、一生AV女優を体現できたらいいなと思っています。まだ10年なんですけど、それを目標にしたいと思っています。夢があります。口だけにならないようにしたいです」

 と一生AV女優宣言が飛び出すと会場からは拍手が起こった。

 さらに締めの挨拶では、「だいぶ股間も年季が入ってきましたが、これからも末永くAV一筋でやってまいりたいと思っていますので、鼻毛ともどもよろしくお願いします」と、ジョークも交え決意表明をしてくれた。

 AVはもちろんのこと、執筆活動やネット番組などでも活躍し、今後もアダルト界のアイコンとして自身のコメント通り一生活動してほしいものだ。

ダイトリとまなてぃと鬼越トマホーク

(撮影・取材=神楽坂文人・公式Twitter@kagurazakabunji

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