エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile167
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(51歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
妖艶熟女の密かな趣味が童貞喰いだった件/ケイ(38歳・主婦)
世の中の男性の中で、理想の“童貞喪失体験”をした人って、どれくらいいるんでしょうね。
まあ、理想は人それぞれですから、尺度は「振り返って思い出してみても興奮してしまう」童貞喪失体験ってことにしましょうか。
さぁ、思い出してみてください、そのときのことを……あなたの場合はいかがでしょうか。満足いく瞬間でしたか、それとも、できることならヤリなおしたい瞬間でしたか?
わたくしごとですが、僕の場合は情けない瞬間でしたねぇ(笑)。
あんまり細かいことを書いてもアレですから省略しますが、簡単に言っちゃえば秒でイッちゃった的なあれでして……揚げ句に相手のコから気を遣われちゃったりしてね。
しかし、童貞喪失の瞬間は泣いても笑っても人生一度切り……ですから、恥ずかしい思い出として残っちゃってる僕としては、理想の童貞喪失体験を妄想で再現するしかないわけでして……。
エロ本編集者としてハメ撮りなんて美味しい仕事をさせてもらいながらも、オナニーは別腹とばかりにAVや官能小説の童貞喪失モノでシコシコと自家発電するのが密かな楽しみだったわけなんです。
そんなある日のこと。
ハメ撮りさせていただいた主婦のM子さん(36歳)と、お酒好きって話で意気投合し、飲みに行きましょうってことになったんですが……。
飲み会当日の昼間、
『近所の仲良し奥さんで、私がヌードモデルのバイトしたこと話した人がいてね、今日、編集部の人と飲みに行くんだって言ったら“私も行きたい”って。彼女も一緒でいいですか?』
と電話が掛かってきて……急遽3人飲みすることになったんです。
で、夕方5時。待ち合わせ場所に現れたM子さんと、連れのケイさん。
ケイさんはM子さんより少し年上の三十路後半で、ムッチリとした肉感ボディが妖艶な雰囲気を醸し出す……そんな印象の色っぽい熟女でありました。
で、最初は普通の居酒屋に入ったんですが……。
「なんか、隣のテーブルが近いから、大声で変な話できないですね(笑)」とM子さん。
「ねー。エッチな話を聞くの、楽しみにしてたんだけどなぁ」とケイさん。
ということで、1軒目は早々に切り上げて、気兼ねなく大声が出せるカラオケボックスに移動することになり……
個室に入った直後から、ま~、エロ話に花が咲くこと(笑)。
そんな中、どんなキッカケだったかは忘れてしまったのですが……ひょんなことで“童貞”テーマで会話が進みだしたんです!
――え、なになに? ケイさんって、童貞好きなの?
M子「え、そうなの、その話、初耳なんですけど(笑)」
ケイ「そうよ、だって言ってないもん(笑)」
――え、僕、何が好きって、AVでも官能小説でも“童貞モノ”が好きなんですよ。ケイさんみたいなエロそうなお姉さんに童貞を奪ってもらうなんて、まさに理想形なんですけど!
M子「え、今まで何人くらい食べちゃったの?」
ケイ「え~と……6人くらかなぁ」
M子「えー、めっちゃ多いじゃん」
――M子さんは、童貞とやったことないの?
M子「いっちゃん最初ね。私が処女で、相手も童貞って……2人ともどうしていいか分からない系(笑)」
ケイ「私は15歳のときに30歳の人と初エッチして、2年間付き合って色々仕込まれたのね。で17歳のときに2人目の彼氏ができたんだけど、それが1コ下の後輩男子で、これが最初の筆下ろし体験になるのよねぇ」
――いいですねぇ、なんか興奮してきた(笑)
「彼、仮性包茎でね。皮を剥いてあげたら恥垢がいっぱいついてて。“キレイにしとかないと女の子に嫌われちゃうよ”とかって言って。一緒にお風呂に入ってカリの裏側とか洗ってあげてたら“ううっ”って言って射精しちゃって。恥ずかしそうに顔を真っ赤にしてたなぁ、彼」
――彼の気持ち、分かるぅわぁ。僕も初体験は情けない系で終わっちゃいましたから。
ケイ「でも、すぐ復活するじゃない、10代だから。そしたら“うふ、また硬くなってきたね……舐めて欲しい?”とかって言ったりして(笑)」
M子「で、その彼の後に5人の筆下ろしをしてるってことよね? そんなに童貞クンと会わないでしょ、普通?」
――ひょっとして、あれですか、出会い系とか使ってます?
ケイ「あはは、使ってる。ネットの“童貞掲示板”的なやつ」
M子「えー、そんなのあるんだぁ」
――ってことは、自分から童貞を探しにいってるってことですよね。ハマった理由ってあるんですか?
ケイ「まあねぇ……私も童貞とばっかやってるわけじゃないから。年上の男ともそれなりにするじゃない?」
――ですよね。
ケイ「でも、自分より年下の女を相手にするとき、男ってリードしたがるじゃない。“俺に任せとけよ、気持ちよくしてやるから”的な(笑)。でも、そういう男に限って自信満々で愛撫するけど、めっちゃズレてたりするのよね」
M子「あるある、うちのダンナなんて、まさにそれ!」
ケイ「そうそう、うちのダンナなんか、指摘したらスネるしね。経験豊富な男とヤッたって、意外とつまんないもんなのよねぇ」
――なるほど……その点、童貞クンっは言いなりだと。
ケイ「そう。童貞クンを自分好みに育てたら、理想のエッチが楽しめるんじゃんって」
――実際、どうでした?
ケイ「“生のオマ〇コ見たいの?”なんて感じで焦らした揚げ句に、クリの触り方とかクンニするときのポイントとかを細かく教えて、私がイクまで何分でも舐めさせるとかね……興奮するんですよねぇ。騎乗位で腰を振ると、下で情けない顔をしながら“そんなに動かれたら出ちゃいそうです”なんていうのも可愛く思えちゃう。“まだ出したらダメよ”なんて言いながら、意地悪して腰をガンガン振っちゃったりしてね……そうやっているうちに、童貞だった子がどんどん成長して、油断してるとこっちがイカされちゃったりする、みたいなね」
M子「気分は“リアル童貞育成ゲーム”って感じだね(笑)」
……ということで、筆下ろし話に花が咲いたカラオケボックスの一夜。
実はその後、ケイさんも、
「目線が入れてくれるなら、私もやってみよっかな」
ということでハメ撮りモデルになってくれまして……僕としては、
〈うふふ、どうして欲しいか、いってごらん?〉
〈お、お、オチ〇チン、舐めてほしいです……〉
なんてイメクラっぽく筆下ろしプレイを再現してほしかったんですが……。
「えー、なんか笑っちゃって無理~」
と断られてしまいまして……ま、40過ぎのオッサン相手じゃ、童貞ごっこは無理ですわな(笑)。
(文=川田拓也)