フーゾクには女の子の数だけNo.1がある。そんな女のコたちの、普段は見れない素顔やモチベーションを探る《フーゾクNo.1ガール》
ド淫ランキングNo.1 横浜 ちひろ
【女のコデータ】
赤井ちひろ 34歳
サイズ:T162cm B95(G)・W58・H86
得意技:イラマチオ、全身リップ
特技:性感帯さがし
【店データ】
横浜 ファッションヘルス『ド淫乱王国』
TEL 045-325-8406
営業時間 8時~24時
システム 50分1万5500円~
URL https://doinranoukoku.com/
「気持ちいい」と言われるとどんどん奉仕してあげたくなる介護系S女?
横浜のファッションヘルスで出会った赤井ちひろさん。店と胸元の開いたミニドレスのせいか、エロい美熟女という印象だが内面はどんな女性なのか、後編は彼女の本性を探った。
――ちひろさんはなんで風俗に入られたんですか。きっかけというのは?
ちひろ:私、出身地が東北なんですけど、そこで介護の仕事をやってたんですね。母が身体が弱かったもんで、学生時代からそういうことを勉強してて。
介護の仕事はやっぱり年配の方が多くて、そういう方々と話しているうちに、「ありがとう」って言葉が多いってことに気づいて。何をしても「ありがとう」、そういう気持ちって聞いててすごく嬉しくて、それでずっと仕事をしていたんですよ。
で、横浜に移ってからも同じ介護の仕事をしていたんだけども、ちょっとこういう裏の世界も覗いてみたいななんて、アッハッハ、興味湧いちゃって(笑)。
それで一歩足を踏み込んでみたらこっちも楽しいかなって。で、違う「ありがとう」って言葉が聞けたのがね。
――そうですよね、風俗も介護や看護と似た様な部分がある様な気がします。介護師、看護師の方って風俗やられてる女性多いですからね。
ちひろ:そうですね。たぶん同じ気持ちじゃないかな。
――風俗を始めるときって結構ハードル高かったんじゃないかと思うんですけど。
ちひろ:介護では舐めたりくわえたりしないもの、それをくわえるってナニってなって、「できる?」みたいな感じになったんですけど。でも、シャワー浴びるし。最初はちょっとドキドキでしたよね、「エー…」みたいな。
でも、だんだんとやっていくうちに、舐めてたらそのお客さんが、「気持ちいい」って言ってくれて。そしてら自分の方もどんどんエスカレートしていって。
で、もっと舐めてあげようってそんな気持ちが生まれちゃって、それからですよね。もっと気持ちよくしてあげようって思い始めちゃった(笑)。
――その時は介護と並行してやられてたんですか?
ちひろ:掛け持ちでやってたんですけど、でもこっちのお店が女の子が少なかったんで、介護は休んでる状態で風俗を続けてます。いずれは介護師に戻りたいなと思ってるんですけどね。
――東北から横浜に出て来られた第一印象というのは。
ちひろ:あっちは田舎でこっちは都会じゃないですか。だから気をつけなさいよって言われてたんですよ。でも、横浜ってすごく住みやすくて良い街ですよね、地震も少なくて。台風の影響もなく災害も少なくて安全な暮らしができる感じです。
――聞いてると全然方言ないですよね。
ちひろ:一生懸命なおしてるんですよ(笑)。お客さんと話してるとポロポロ出ちゃいます(笑)。
ちょっと変わったモノが好き! 好奇心でワクワクが止まらない!
――それもいいですよね、お国訛りって。ところでですけど、なんでこのお店選んだんですか? 他にも人妻系ヘルスだったりデリヘルってたくさんあるじゃないですか。言っちゃ失礼ですけど、よりによってこんなエロい名前の店に(笑)?
ちひろ:なんかちょこっと変わった店の方がいいかなと思ったんです。行ったことはないですけど、普通のヘルスとかって大体の予想ができるというか…。まあそういうのもいいなと思ったんだけど、ちょっとドキドキするような、「どうなんだろう?」みたいな感じの方が(笑)。
最初は、嫌ならすぐ辞めればいいやと思ったんですよ(笑)。だけどお客さんが待ってる部屋のドア開けてから、どんな世界が始まるのかって考えるとワクワクしちゃって。結構何でも興味深々になっちゃう人だから。
――好奇心旺盛なんですね。
ちひろ:もうすごい好奇心あるんですよ。「これってどうなんだろう?」って友だちとかにいろいろ聞くけど、やっぱ違うよねって。自分の目で見て確かめなきゃ納得しない人だから。何事もやってから納得する。
で、ここを始めたときも「なんかおもしろいじゃない」みたいな感じで、今でもまだ好奇心でワクワクしていますエッヘッヘ(笑)。
――何年経っても飽きないってすごいですね! 緊張したっていうのは初日ぐらいですか?
ちひろ:最初は週に1回出勤とかだったんですけど、それが、1回、2回、3回、4回と進むにつれて、ドンドンドンドン緊張が薄れて楽しくなる一方で。反対に自分が楽しむだけじゃなく、お客さんにも同じような気持ちになってもらいたいなって。
優しい人も変態さんもリピしてくれるお客さんがいる喜び
――そうですよねー。じゃあ風俗で働くやりがいっていうのもそういうところなんですかね。
ちひろ:そうですね、また戻ってきてもらえると…。「また来たよ」とか、「疲れてるんでちょっと癒してくれる?」とかそういう風に求めてくれることが私にとってはすごくやりがいを感じます。
もちろん新しいお客さんとのわくわくドキドキもそうですけど、「戻って来てくれるかな~」と思ってたら戻ってきてくれたりするとまたやる気が出るっていうか。その繰り返しで今があります(笑)。
――でも、そういう嬉しいお客さんばかりじゃなくて、嫌なお客さんとか困ったお客さんとかド変態のお客さんがいらっしゃると思うんですけど、風俗で働いてる女性からして嫌な客さんってどういうお客さんですか?
ちひろ:まあ乱暴なお客さんですよね。あと、言葉で嫌なこと言ったりとか。そういう時は私の場合なんですけど、イク直前で寸止めにしてやるんです、アハハハハ(笑)。ニヤッと笑って倍返しですよ。「やってくれたね」みたいな。で、最後の最後にピピッと出すと(笑)。
――えー、逆にめっちゃ気持ちいいじゃないですか(笑)。
ちひろ:やられたらやり返す、そういうことですよね(笑)。多分、女の子たちはみんなそういう技を持ってらっしゃるんじゃないですかね。そういう返し方をしなきゃいけない仕事だし。
――変態の客さんも来ますか?
ちひろ:来ます、たくさんいますよ。
――印象に残ってる変態さんってどんな人
ちひろ:やっぱ顔の上に跨って聖水? でも、おしっこしちゃったあとに聖水してくれって言われても出ないときもあって。あと、イラマで吐くまでやってくれっていう人。でも私、吐かないんですよ。よくAV とか見ると鼻水とかよだれ垂らしながらやってるけど、私出ないんですよ。ま、その前にヌイちゃうんですけどね(笑)。
秘密のノートには顧客情報数百人!? 感触でめくる脳内データで性感帯ピンポイント
――あ、風俗に来られる前からそういうのが好きだったんですか?
ちひろ:いえいえいえ、ホント勉強です。毎日毎日、この人どうしたら気持ちいいだろう、この人の性感帯はどこだろうって。だから、最初に来た時にその人の性感帯見つけちゃうんですよ。だいたいみんな場所が一緒なんですけどね。
――どの辺なんですか?
ちひろ:あ、教えないですアッハッハ(笑)。
――焦らし~(笑)。でも、だいたい想像がつくところですか?
ちひろ:そうですね(笑)。でも、そこをガッツリするんじゃなくて、優しくやりながら手を使いながら舌を使いながらってやっていくと、「はっ」って言うんで、「ここなのね」って。
1回目で見つけてあげてノートに書いておくんですけど、 そこで2回目に来た時に、「アレッ? この子覚えてるのかな」ってなるみたい。
――その秘密のちひろノートには何人分ぐらいのお客さんのデータが載ってるんですか?
ちひろ:えー何人分だろ、数えきれないですよね。でもやっぱりひとりひとり覚えてますよ。数年前に来たお客さんでも、「あっ」って言って。
「即ヤリコース」だとキスから始まるんですけど、肩とか触ってキスすると、舌の感覚や肩の感じとかで「ん?」とか思うんだけど、「アレ、あの人?」みたいな感じで…。
――それで思い出すんですか!?
ちひろ:そう、わかります。頭の中でパラパラパラってノートめくって、「あ、この人はあそこが気持ちいい人だな」って。
――すごいですねー。
ちひろ:やっぱ、一人一人に対しての気持ちですよね。
――そうですよね、でなきゃねそんなふうにページをめくることできないですよね。ちひろさんはお店では古い方ですか?
ちひろ:そうですけど、まだ頼りになる先輩もいらっしゃいますよ。メンタル落ちてる時にあげてくださる方もいらっしゃいますし。女性同志も仲いいので。
新人の女の子が入って来ると、これからこのお店を守っていってくれる子たちなのでいろいろ話すんです。嫌なこと、辛いことがあったら言ってね、相談に乗るからねって。スタッフ含めてそんな感じのお店ですね。
――ちひろさんはフリーのお客さんに付くことあるんですか?
ちひろ:……ないですね、全部指名のお客さんです(笑)。ありがたいです。
――風俗で働いている側から見てお客さんはどうしたらもっと風俗を楽しめると思いますか?
ちひろ:ん~~、楽しみ方は色々あると思うんですけど、ひとつは自分のことを(相手に)よく知ってもらうことですね。男性って、「俺のことどう思ってんだろ」とか思いながらいろんな女の子と遊ぶじゃないですか。で、「この子はこうだった」とかいろいろ考えて「次も指名しようかな」とかなるじゃないですか。自分を理解してもらえば楽しいプレイにつながると思います。
あと、自分の好きなプレイが上手だとか、今はいろんな遊び方があるんでね、その性癖が合えばね。お店もね、そのお店が自分に合っているのかどうなのか。
それと好みのタイプ。女の子の好みって人それぞれですけど、自分に一生懸命尽くしてくれる子、そういう子をみつけるのが本当に楽しめる遊び方じゃないかと思いますね。
――そういう尽くしてくれそうな女の子の探し方は?
ちひろ:まぁ1回遊べば分かると思うんですけど、入ったことない女の子だったらその子のプロフィール。今だったら写メ日記とかですか。プロフィールは実際とはちょっと違うなってこともあるでしょうけど(笑)、実際に入って、目で見て、触って確かめて、いいお相手が見つかるといいですね(笑)。
――最後ですけど、ちひろさんが風俗っておもしろいなーって思うことってどういうことですか?
ちひろ:たまに他のお店のサイトとか見ると、日本の風俗店って学生とかさ、熟女とかさ、あとモデル系とかなんかすごい色々なお店があって遊び方もいろいろじゃないですか。そういうところかな。あたしが男になりたいくらい。(男に)なって女の子はどういうプレイをするのか、どうやって指名をとるのか調べに行きたいくらい。ねえ、他の女の子ってどうやって指名とってるんですか!?
――教えてあげるからそのGカップもうちょっと見せてください。
ちひろ:それは遊びにきたときね(笑)。
驚いたのはその顧客管理能力。触ったり舐めたりしただけで過去の顧客リストから該当する一人を導き出し、性感帯やプレイ履歴を引き出すという凄さ!
さらには溢れる好奇心で新しい客の深層に眠る性癖を探るのは、もはや仕事を超えた領域といえる。だからこそ常に出勤スケジュールを指名客で埋めることができるのだろう。一度入れば虜になる、そんな魔性が垣間見えたインタビューとなった。
〈文・撮影=松本雷太Twitter@raitama36〉