エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile153
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(51歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
ほろ酔いOLのエロくてヌケる失敗談/愛(31歳・OL)
酒は飲んでも飲まれるな、と申しますが……下戸ですから、という方でなければ、お酒にまつわる失敗談のひとつやふたつは、誰でも持っていますよね。
例えば、最終電車を寝過ごしてトンでもない駅まで連れていかれてしまったとか。
例えば、泥酔して気分だけエロくなって、チ〇コ勃たないのに風俗で遊びたくなっちゃって、案の定お金をドブに捨てることになってしまったとか(笑)。
というわけで今回は、僕が素人のハメ撮りモデルから聞き出した、お酒にまつわるエロい体験談をご紹介したいと思う次第。
ちなみになんですが以前、エロ本の企画として30~40代の女性100人を対象にこんなアンケート調査をしたことがあるんです。その質問というのが、
〈お酒に酔うとエッチな気分になる?〉
というもの。そして、その結果は……。
●YES――58人
●NO――31人
●分からない――11人
ほろ酔い気分の女性の半数ちょいが、実はヤリたくなって股間を疼かせていることが判明してしまったんですな。
さらに、YESと答えた58人に、
〈酔った勢いで、ゆきずりの男性とSEXしたことがある?〉
と重ねて質問してみると……これまた半数ちょいの31人が「ある」と回答。ということは、(コロナ禍でやらない会社も多いと思いますが)忘年会や新年会でほろ酔い女性の絶対数が増えれば、自然と、ゆきずりエッチの恩恵にあずかれる男性の数も比例して増えるというワケでありまして……これ、実にムフフな状況ですよね。
さて、前置きが長くなりましたが、話を本筋に移しましょう。
その日、ハメ撮りモデルとして僕と一緒にラブホに入ることになったのは、
「エッチなモデルってどんな仕事か、ちょっと興味あって(笑)」
なんて理由で応募してきた三十路の独身OL、愛さん。ま、ぶっちゃけの動機は“お金”ということなんでしょうけど、それは置いといて。
ラブホに入る前、おやつと飲み物を買っていきましょうということでコンビニに寄ったんですね。すると彼女、
「お酒、買ってもいいですか?」
って言うんです。その場は、どうぞどうぞ、と買い物かごを差し出したんですが……。
「やっぱ、しらふだと恥ずかしいっていうか(笑)」
ラブホに入ると、ソファに座るなり500mlの缶チューハイをプシュっとあけて、グビグビっとイッキ飲みする愛さん。
そんな彼女に、何気なく、
「お酒、好きなんだ」
と聞いた際に、こんな答えが返ってきたんです。
「好きですねぇ。失敗談もそれなりに(笑)」
気になりますよね。「エッチなモデルってどんな仕事が気になって」ハメ撮りモデルに応募してくるようなOLさんが持っている、お酒にまつわる失敗談。
というワケで、撮影に入る前に、「まぁまぁ、もう1本」と2本目の缶チューハイをススメつつ、話を聞いてみると……?
※ ※ ※ ※ ※
それは、彼女が会社の同僚女性と2人で、仕事終わりに1杯やろうと居酒屋に飲みにいったときの出来事。
「はい、生2丁、おまちー」
と生ビールが届いて乾杯した直後……「ブルルルル」と、同僚女性のスマホに着信が。
「あ、ちょっとゴメン」
というワケで、席を立って店の外に出た同僚。愛さんは、ビールをチビチビやりつつ、待っていたそうなんですが……。
席に戻ってきた同僚から、まさかの一言が!
「ごめーん、彼氏が熱出しちゃったらしくてぇ……ゴメン、先に出るね、あ、2千円、置いてくから、マジ、ごめん!」
で、そんなところに「はい、ポテサラ、おまちー」と、おつまみも届きだし……。
まさに「えー」な状況ですよね(笑)。
(焼き鳥盛り合わせも注文しちゃってるし、どうしよ~)
と、困り果てた愛さん。すると!
「よかったら、一緒に飲みません?」
と声を掛けてきたのが、隣の席で一部始終を見ていた、彼女と同じ三十路と思しきサラリーマン2人組。
「え、あ、でも……」
「まぁまぁ、彼女が置いてった2千円だけ出してくれれば、残りは僕らで出しますし」
よく見れば、2人ともメガネをかけた、いかにも仕事ができそうな雰囲気の男性だし、その上、2人とも結婚指輪もしてるし。
(それに、奢ってくれるっていうし、ラッキーかも?)
ってことで、「じゃあ、お言葉に甘えて」と相席飲みすることになった愛さん。と、ここまでは良かったんですが……?
「だいたい、あいつ、いつも私に、それとなくカレシ自慢するんすよぉ。さっきだって、彼氏が熱出したとか言って、ホントはイチャイチャしに行ったに決まってるんすよぉ」
「あー、会社ヤダ、早く寿退社したーい」
酔うにつれ、周囲に対する愚痴が止まらなくなる愛さん。
場面は、気づけば2軒目に突入しており、
「私の彼氏……ヒック……最近……ヒック……全然、私とやろうとしないんすけど、浮気してんすかね?」
と、彼氏とのセックスレスを愚痴り出し……。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「その辺までは覚えてるんですけどね(笑)」
3本目の缶チューハイをグビっとやりながら、そう言って照れ臭そうに顔を赤くする愛さん。
聞けば、その後のことはあまりよく覚えていないそうなんですが……。
「2人のうち、1人とホテルでやっちゃったんだ?」
「いや……朝、目が覚めたら、全裸でラブホのベッドにいて。両隣に、同じくマッパの2人が寝てて(笑)」
(あー、やっちまったー)ってな状況だったそうなんですね。
「でも、覚えてないっていうのも、もったいなかったかなぁ、って。だって、これまで3Pなんてしたことなかったし」
(私、Wフェラとかしたのかな?)
(バックで後ろからパンパンされがら、もう1人のオチ〇チンをフェラしたりしたのかな?)
と、自分がどんなセックスをしたのか、妄想するしかないのが残念で仕方ない、そう言って「きゃっきゃ」と笑う愛さんは、すっかりほろ酔いの様子でして。
「そんな話してると、エッチな気分になってきたりしないんですか?」
「うふふ、なってきたかも」
最初、しらふだと恥ずかしいから、と緊張気味だった彼女はどこへやら。
カメラをかまえる僕にM字開脚を要求されて、顔を赤らめながら自らの手でオマ〇コをクパぁと広げる愛さん。すると、そこは早くも愛液で泡立っている始末でして……。
冒頭でもお伝えした通り、エロ本調べではありますが、お酒を飲むとエロい気分になる女性はおよそ半数チョイ……彼女たちからの“ヤリたいサイン”は見逃さないようにしたいものですな。
もちろん、同意なく強引に、または意識のない女性をホテルに連れ込むのは犯罪行為となりますからね。やっちゃダメ、絶対!
(文=川田拓也)