人間の中には、想像を絶する狂気的な欲望が渦巻いているのかもしれない――。
FAプロ『狙われた女体 7つの暴力(バイオレンス)』で描かれるのは、抵抗することさえ許されずに犯されていく女たちの姿だ。
性衝動を抑えられない男たちに無理やり身体を弄ばれた女たちは、何を思うのか。ではさっそく中身を見ていこう。
【chapter.1】これ、写ってるのお前だよな…(主演:涼花くるみ)
ネットに上がっていた、とあるカップルのハメ撮り映像。それをニヤニヤと見る男…。
話があると言われ、先生を家に中へと招いた女子校生のミサキ。どうやらミサキが悪いことをしているのではないかという噂があるらしい。
「年上の男性と歩いてるところを見たって話なんだけど…」
「もしかして彼のことかな…?」
ミサキは7歳年上の男性と付き合っていると先生に話した。
「ちゃんと付き合ってるってことでいいんだよな?」
先生は携帯を取り出して、とある動画をミサキに見せた。
「何これ…」
「これ、お前だよな?」
その動画はミサキと彼氏のハメ撮りだった。1日限定でとあるアダルトサイトに投稿されていたと、先生は説明する。
「これが広まったら大変だぞ」
ニヤニヤと笑う先生。
「先生、お願い。消してください」
先生は席を立ち上がると、ミサキの横に移動した。そしてズボンを脱ぎ、肉棒を露出させる。
「理解してるだろ?」
先生はミサキを無理やり椅子から引きずり下ろした。
「早くしろよ!」
ミサキは泣きそうになりながら先生の肉棒をくわえる。すると、先生に頭を抑えられた。嗚咽が漏れ、涙が流れる。
寝室へと連れて行かれると、強引に肉棒を挿入される。そして、先生は携帯を取り出し、乱れているミサキの姿を録画し始めた。
「大丈夫だよ。俺は流出なんてさせないから」
悪魔のような笑顔を見せながら腰を振る先生を前に、ミサキは抵抗することができない。
「俺は流出させないから。また学校でな」
【chapter.2】あ~、とにかくお○んこしてぇ(主演:藤咲れおな)
「はぁ。おまんこやりてぇ」
ベッドの上。鏡の前で大きく股を開き、電マで自慰をする女。自ら乳房を揉み、乳首を弄る。
すると、家のチャイムが鳴った。女は慌てて服を整える。玄関に行きドアを開けると、ニット帽を被った男が急に部屋の中に入ってきた。
「静かにしろ!」
男は女を脅す。部屋に無理やり連れて行き、服を脱がして体を弄ぶ。
寝転がっている女の口に肉棒を入れ、空いた手で女のオマンコを触る。男は一分一秒を惜しむかのように、すぐに挿入した。
乳房が柔らかく揺れる。女の口から声が漏れるが、怖がっているのか気持ちよくなっているのかはわからない。
そのまま男は乳房の上に射精し、家を出た。
女は再びベッドの上に戻り、自慰を始める。
「あぁ、おまんこしてぇ。男としてぇ」
【chapter.3】黙れ! 騒ぐな! 目をつむれ!(主演:田嶋まお)
女は服を脱ぎ、浴室に入るとシャワーを浴びる。
女が風呂に入っている間に、開いている窓から部屋の中に忍び込む不審な男。クローゼットの中に隠れ、女が出てくるのを待つ。
女が風呂から上がった。男の入っているクローゼットの前を横切り、椅子に座ってドライヤーで髪を乾かす。
ドライヤーを終えた女は立ち上がり、クローゼットの前を横切った、その時だった。
中から男が飛び出し、女の体を抑えた。そしてナイフを出し、
「静かにしろ。ぶっ殺すぞ」
と脅す。
女は何が起きたのかわからないような表情を見せる。ただただ怯えながら、涙目で男の言うことに従う。
男は女の目を覆い、手を縛り、肉棒を口にぶち込んだ。それに満足すると、ソファに女を押し倒し、潰すように後ろから挿入した。
ソファに押しつぶされるようにして犯される女。最後は再び強引に肉棒を口の中に入れられ、男の精子を顔で受け止めたのだった。
【chapter.4】アンタも、壊れてしまえよ(主演:美波沙耶)
「もうすぐだからな…」
仏壇の写真に向かって男がそう語りかけた時、チャイムが鳴った。
「本日ご予約いただいていたサイトウ様でしょうか。イイヅカマスミと申します」
保険の営業として家に来たイイヅカと名乗る女。この女が男のターゲットである。男は女に睡眠薬を使い、手と足と口を縛った。
女が目を覚ました。逃げようと動く女に、男は
「ちょっと静かにしてください。イイヅカマスミさん。これから私はあなたをレイプします」
と冷静に告げて、自分の娘の話を始めた。
12年前、当時14歳の娘・アキが自ら命を絶ったのは男に監禁、暴行されたことが原因だった。その男が最近捕まったことを知った彼は、週刊誌の記者と身分を偽り、話を聞きにいったところ、娘の事件には犯人とはまた別の共犯者がいたことが判明した。
「娘の親友だったイイヅカマスミさん。あなたに命令されてやったと」
そう。つまり男はこれから娘のための復讐を始めるのだ。
「彼も壊れていた。私も壊れている。あなたも、壊れてくれませんか?」
男は後ろから強引に挿入する。女は泣きながら激しく叫んだ。その声は懺悔のような、苦しみのような、悲痛な叫び声だった。
「いやだぁぁああ」
最後は正常位になり、首を絞められながら中出し。涙と涎で女の顔はぐちゃぐちゃになった。
「なぜアキは死んだのか。あなたはこんなことされても、命を絶たないでしょう?」
【chapter.5】ああ、私のかわいいおもちゃ…(主演:城咲京花)
家に生徒を連れ込む女教師。すぐにズボンを脱がし肉棒をしゃぶる。
「お願いします、先生。やめてください」
「2組の高橋さんのブルマ盗んだこと、校長先生に言っていいの?」
生徒は脅され、女教師のオモチャになっている。
寝室に移動すると、女教師は衝撃の事実を告げた。
「私、妊娠したわ」
女教師はセックスするとき、生徒にコンドームをつけることを許さなかった。
「さぁ、やるわよ。脱ぎなさい」
女教師は生徒にクンニをさせる。
「うまいじゃない!」
シックスナインの体勢になり、女教師は肉棒を激しくしゃぶる。
「どうなの? 入れたいの? 入れたくないの?」
「入れたいです!」
「しょうがない子ねぇ」
もちろん生での挿入。女教師は激しく接吻し、離さないように生徒を強く抱きしめる。
「先生のオマンコでイキなさい!」
そうして生徒は女教師の言われるがままに射精したのだった。
「ひと休みしたら、もう一回戦ね。私のかわいいおもちゃ…」
【chapter.6】騒がないでね、痛くしないから(主演:四宮繭)
「たくさんコメントありがとうございます。次の配信は3日後です。それではおやすみなさい!」
配信を終えたマユは、ビールを飲んでほっと一息つく。
すると、チャイムが鳴った。扉を開けるが、誰もいない。
部屋に戻ると、窓が開いていた。「開けてたっけ?」と不思議がりながら窓を閉めると、マユの後ろに男が立っていた。男はハサミをマユの背中にあてている。
「マユちゃん。まだ死にたくないよね? 僕も殺したくない。だから騒がないでね、痛くしないから」
男は自分のつけていたマスクでマユに目隠しをする。さらに手を縛り、ソファへと連れていった。
「いつもここで配信してるんだね。今日は僕だけの生ライブだ」
肉棒をマユにくわえさせる。
「嬉しい。マユちゃんが俺のをくわえてるよ」
興奮した男はマユの服を脱がし、ハサミでブラジャーとパンティを切った。そしてねっとりと体を弄り、肉棒を挿入する。
「いやだぁぁあ」
マユがそう声を漏らすも、男はやめない。男は幸せそうな表情で激しく腰を振り、果てた。
ソファにぐったりと倒れ込むマユに向かい、男はささやく。
「3日後の配信楽しみにしてるね。ずっと応援してるから」
【chapter.7】先生、すぐ終わっからさぁ(主演:弘崎ゆみな)
息子のタモツが学校でいじめにあっていることがわかった。今日は担任の先生からその報告を受ける日だ。
「先生、説明してくださいよ」
「結論としては、いじめはないという結果に…」
「わしの息子は嘘つきだっていうのか!」
どうやら学校側はいじめを認めてくれないらしい。
「なんとかタモツくんとお話しさせてください」
先生にそう言われるが、男は妻と離婚したばかり。親権は取られているようで家にタモツはいない。
なんとかもう一度調べてくれ、と男はお願いする。先生も「校長先生にかけあってみる」と言った。
先生の乳房がシャツを破るのではないかというほど主張している。男の目線は、先生の体に注がれる。
「先生、タモツの勉強道具持って行ってやりたいんだけど、何持って行けばいいかわからないから選んでくれよ」
畳の部屋に誘導された先生は机の上に置かれたテキストの中から、持っていくべきものを選び始めた。
その後ろ姿を男はじっと見つめる。そして、勢いよく後ろから抱きしめた。
「ちょっと何するんですか! やめてください! 警察呼びますよ!」
「静かにしろ! うるさい!」
「ちゃんといじめのこと調べますから…」
「いじめがあるなんて言えないんだろ!」
男は先生の胸を揉みしだき、言った。
「先生、すぐ終わっからさぁ。タモツの気持ち味わってみろよ」
先生は泣き、抵抗をやめた。ただ男の肉棒を受け入れることしかできなかった。
男が射精をすると、女はすぐにティッシュをとってオマンコを拭いた。泣きながら怒りに満ちたような動きで、何度も何度も拭いたのだった。
荒々しく男に犯される女性たち。今作はどの女性たちは押し寄せる快感と耐え難い屈辱の間に置かれ、ただ泣くことしか許されず、まるでオナホのように扱われているのが印象的だった。現実では決して体験してはいけない危険なエロスに浸れる、FAプロらしさが光った秀作と言えるだろう。