アダルトグッズ売り上げ絶好調! 急拡大の要因はテンガとAVメーカーにあり?

アダルトDVDとアダルトグッズで年間売上31億円!

※イメージ画像:Getty Imagesより

 「男のDVD」の看板でおなじみの北関東を中心に展開する利根書店は、2020年のアダルトグッズ年間売上金額が約6億円となったことを公表。2020年1月〜12月の売上は、16年前の2005年と比べ、約8倍と急拡大しているという。

※2021年7月25日の創立記念日にあわせ、群馬12店、埼玉8店、栃木1店、長野3店の合計24店舗の年間売上データを平均して集計。

 利根書店のアダルトグッズグッズ年間売上が15年間で8倍まで拡大したポイントを同社は以下のように分析する。

1、2005年にオシャレな見た目の革新的オナカップ「テンガ」が誕生し、アダルトグッズの代名詞的存在に成長した。

2、AVメーカーが、特色のあるアダルトグッズブランドを立ち上げるなど市場が活性化し、消費者の選択肢が増えた。

3、「男性向けサプリ」や「ラブドール」など時代にあわせた新規商材を積極導入し顧客に提案し続けた。

以下、同社のリリースより抜粋。

2020年の年間売上が約6億円! 数々の社会不安でも成長を続ける「アダルトグッズ」

 2012年、芸⼈や⼥優などの芸能⼈がアダルト業界にテンガ旋⾵を起こし売上拡⼤。そして2015年には、男性向けサプリが⼤ヒット、1つの商品で年間2000万円を越える。

 特にテンガの影響は大。2005年に販売を開始したテンガは、2008年頃より芸⼈のケンドーコバヤシが、テレビ番組でテンガ愛⽤を公⾔していたり、2011年9⽉下旬に公開された、映画「モテキ」で主演⼥優の⻑澤まさみが「テンガTシャツ」を着⽤していたことで、「テンガ」がアダルトグッズに縁のなかった若年層や⼥性にまで認知されました。

 これらを受けて2012年までに、利根書店全店にてアダルトグッズ売場の拡⼤と品揃え強化、店舗内外の販促活動に取り組んだ事により売上を⼤きく伸ばす事に成功。2020年の年間のメーカー別売上では、テンガが全体の12.2%と2位を⼤きく引き離しトップです。

 さらに、AVメーカー参⼊による市場活性化が大きなポイント。

 アダルトグッズとは逆に、アダルトDVD業界の売上は年々厳しくなっており、好調なアダルトグッズに参⼊し成功するAVメーカーが出現。コスプレAVメーカーとして有名な「TMA」が⼿掛ける「タマトイズ」が代表的で、アダルトグッズ売上のメーカー別構成⽐でも約5%と⼤きなシェアを持つまでに成⻑しています。AVメーカーのアダルトグッズを全て合計するとシェアは約15%になるほど市場拡⼤に貢献しています。

社会情勢に左右されず伸び続けるアダルトグッズ

 2008年リーマンショック、2011年東⽇本⼤震災と歴史的円⾼、2020年新型コロナウイルスの流⾏など、15年の間に多くの社会情勢の変化の波がありました。そんな中でも利根書店のアダルトグッズ売上は、堅調に伸び続け年間売上が6億円にまで成⻑しました。

 新型コロナウイルス流⾏の前後の構成⽐を⽐較しても、⾃粛期間で使⽤するためか、少しだけ男性向けオナニーグッズ需要が伸びた程度で、⼤きな変化はない――。

利根書店の最新情報は公式Twitterでチェック! 利根書店Twitter@otokonodvd

【利根書店】
利根書店は2019年の台⾵19号による千曲川決壊の画像で有名になった「男のDVD」の看板でお馴染み、コミックや雑誌、写真集などの本や、アダルトDVD、アイドルDVD、映画やアニメなどDVDの買取・販売をおこなっているお店です。1998年6⽉の創業から2021年7⽉現在まで1店舗も閉店することなく営業しており、業界の衰退期が続く現在も含め11期連続の増収増益中です。 アダルトDVDは新品、中古あわせて全社合計200万本、 アダルトグッズは20万点と業界トップクラスの品揃えをしております。

<会社概要>
【屋 号】利根書店
【社 名】株式会社プリマベーラ
【設 ⽴】1998年6⽉
【住 所】〒373-0033 群⾺県太⽥市⻄本町57-4 【電 話】0276-20-6728
【資本⾦】300万円
【資本準備⾦】2億9400万円
【代表者】代表取締役社⻑ 吉川充秀
【従業員数】204⼈(パート・アルバイト含む)(2020年12⽉末)
【事業内容】メディア事業部、WEB事業部

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