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オナニーの記憶
うろおぼえだが、室生犀星の文章で「下駄の鼻緒で自慰した」みたいなのを中学の頃に読んだ記憶がある（今、検索してみたが出てこないので記憶違いの可能性もある）。
不確かな情報で申し訳ないが、好きな女の子であれば、十分それも可能だろうとその頃は思ったが、今の中学生男子はどうだろう。すでに年食った自分には無理なような気がする。
90年代はじめの頃、家族が不在のときにわざわざ一駅離れたレンタルビデオ屋に行ってAVを借り、たった1泊で何本か立て続けに見た。
あのときレンタルした作品は初見で選んだわけだが、おそらく尋常ではない集中力を発揮したと思う。そうした記憶をたどると、いまは本当に夢のように豊かな環境であることが了解される。
AV業界の規模は縮小しているともいわれるが、美しき女優が増えているのは確実だろう。
いつも思うが、ファンタジーであろうがなかろうが、AV女優は映画やTVに出ている女優やアイドルと何ら遜色ない。
FANZAのあるレビュアーが「こんなきれいな女性がここまでやっているのになんであの女優は素人みたいな演技してなんだ！」と書いていたが、その気持ちはよくわかる。
『18歳の性感開発4本番 初・体・験 3時間 白川ゆず』には、「早くもあの怪人吉村の餌食に」というレビューがあって、ははは、みんなそう思うだろうなと笑ってしまった。
（文＝大山平八郎）
【18歳の性感開発4本番 初・体・験 3時間 白川ゆず／サンプル動画】
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