エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile139
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(50歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
居酒屋のトイレで生挿入されて大喜びの女子大生/千尋(22歳・女子大生)
先日、エロ系の女性ライターさんとオンラインで打ち合わせをしていた際、雑談からこんな話になったんです。
「男は昔のことをネチネチ覚えてるけど、女は過去の記憶を消していく生き物だって話があるじゃない? 女性って、歴代カレシとセックスしたときのことって、覚えてないもんなの?」
「さすがに初体験は覚えてるけど……う~ん、それ以外はどうかなぁ。よっぽど変わったセックスをする人だったりしたら別だけどねぇ。下手したらふたり前のカレシとのエッチも、あんまり覚えてないかも(笑)」
「えー、男としてはさすがに、前の前くらいまでは覚えといてほしいけどなぁ」
ま、話としては、この程度の他愛もないものだったんですが……。
打ち合わせを終えたあと、思い出したんです。
(そういや……“さすがにそれは忘れないでしょ!”って体験談を忘れてた子がいたっけなぁ)
話は6、7年ほど前に遡りますが……。
その日、面接にやってきたのは4年生になったばかりだという女子大生、千尋ちゃん。
「実家は愛媛で、今は都内でひとり暮らししてます」
という彼女。本番OKだのレズはNGだのという基本的な条件確認したあと、プライベートな話を聞き出したところ?
千尋ちゃん、女友だちと話す際は猫を被っているけれど、男相手になると積極的なタイプに変身するらしく。
「エッチすんの、好きなんですよねぇ、私」
そう言って照れ笑いを見せた揚げ句、24歳にして、
「数えてないから分かんないけど、50人くらいとしてると思う(笑)」
と、自らヤリマン振りを暴露してくれたんです。
そこで、例の質問をしてみたわけですね。
「そんだけしてたら、ずいぶん変わったセックスもしてきたんじゃないの?」
ところが……彼女の反応はいまひとつ。
「う~ん、変わったセックスですか……え~と、なんかないかなぁ……なんかパッとは思い出せないんですけど(笑)」
なもんで、面接ではそれ以上は突っ込まず、
「じゃ、後日ハメ撮りのお仕事をお願いすることになると思いますんで。スケジュール立ててご連絡しますね」
ってことでお帰り頂いたんですね。
で、実際にハメ撮りさせてもらったのは面接から数日後のことだったと記憶しているんですが……。
当日は、東京イチのラブホ街がある鶯谷駅の改札で待ち合わせ。
「おーい、千尋ちゃん、こっちこっち」
「あ、おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「こちらこそ。じゃ、さっそくだけどラブホ入っちゃおうか」
「了解でーす」
ということでラブホに向かったんですが……その道すがら、彼女がこう言ったんです。
「そういえば、変わったエッチ、したことありましたよ」
「あ、ホント? あれから記憶を辿ってくれたんだ」
「そう。そしたら、かなり変わったエッチしてたこと、思い出しました」
で、ラブホに入って、僕がカメラのやライトのセッティングしている最中、その話ってのを聞かせてくれたわけなんですが……これがAVみたいな話だったってわけなんです!
ある意味、事件が起こったのは、千尋ちゃんが大学1年生のときの12月。当時の彼女は4年生になったばかりでしたから、2年半くらい前の話ってことになりますね。
「私、テニスなんかやったことないんだけど、ヤリ目でテニスサークルに入ってたんですね」
彼女の話すところによりますと、入学した直後にテニスサークルに入ってコンパするたび、はたまたテニスサークル以外でも合コンするたび、男を食い散らかしてたそうで。
で、その日も居酒屋で、男3人、女3人のサークル仲間で小規模コンパをしていたそうなんですが……。
「私がトイレに行って出てきたら、一緒に飲んでたK君が扉の前に立ってたんです」
最初、男性用のトイレがふさがってて並んでるのだと思ったという千尋ちゃん。
「あ、順番待ち?」
そう声を掛けると、
「いいから、中に入って」
そう言うや、千尋ちゃんを出てきたトイレの中に再び押し込め……K君、自らも一緒に入ってきて鍵を閉めたというじゃないですか。
普通ならこれ、友だちの間柄の話であっても、下手したらレ●プ案件ですよね。しかし、そこは自称ヤリマンの彼女。
(なにこのシチュエーション、超興奮するかも)
そんなふうに思った揚げ句にゾクゾクしてきたそうで……成り行きにまかせてみることにしたんだそう。
そんな彼女の思惑をしるよしもなく、暴走するK君。
「ちょっと…どうしたの!?」
と演技する千尋ちゃんに対し、
「オレ、前から千尋のこと好きだったんだよ。だから、いいだろう?」
とってつけたような告白をしてきたかと思ったら、ガバッと抱き着いて強引にキスしながら、スカートをまくってパンティの中に手を突っ込んできたんだとか!
「え、え!? ちょ、ダメ…!」
強引な愛撫を拒もうとする、そんな演技を続ける千尋ちゃん。演技しながらも、ほろ酔いだったことも手伝って体は敏感に反応し……狭い個室の中にヌチャヌチャヌチャというヤラしい音が小さく響いたそう。
すると、それに気をよくしたK君。
「すげぇ、グチョグチョじゃん。これ、千尋もヤリたいってことだよな?」
そう言うと、彼女の答えも待たずにお尻を向かせてパンティをずり下げ、立ちバックでガッチガチに勃起したチ〇ポを突っ込んできたそうな!
「あ、だめ、ゴム……してないじゃん……ダメだって……あああっ」
言っときますが、場所は居酒屋のトイレですからね。
千尋ちゃん、大きな声を出せない状況ゆえ、自らの手で口を押さえる自分にも興奮したそうでありまして……。
「K君、さすがに中に出すのはマズイと思ったのか、イク寸前でチ〇ポを引っこぬいて、便器に向かって射精してましたけどね(笑)」
あまりの話の面白さに、カメラの準備をするのも忘れて聞き入っていた僕。
「いやぁ、まんまAVみたいな話じゃん。っていうか、そんなエロい体験しといて、面接のとき思い出せないっていう方がどうかしてるでしょ(笑)」
皆さんも、僕のいうこと、もっともだと思いますよね? でも、そこは自称ヤリマンの千尋ちゃん。
「ですよねぇ。でも、その後に40人近くとエッチしてれば、細かいことは忘れちゃいますって(笑)」
居酒屋のトイレでサークル仲間に生挿入されたことが“細かいこと”になって忘却の彼方に追いやられるんだから……女ってホントに“記憶を上書きする生き物”なんすね!
(文=川田拓也)