香織の告白(取材・文/川田拓也)
【告白者プロフィール】
香織(35歳・主婦)/神奈川県在住。T159・B85・W60・H85(cm)。結婚7年目の主婦。社内恋愛の末に結婚した夫は”釣った魚に餌をやらない”タイプだったそうで……子供ができないままセックスレスに突入して3年以上が経つとか。過度の欲求不満に陥ってしまった主婦が、あることを目撃したことで取った大胆行動とは?
※ ※ ※
(あれ……あれって晶子さんじゃない?)
ある日の夜、学生時代の友人と飲んで別れた後、ほろ酔い気分で繁華街をひとり駅に向かって歩いた私。
そのとき……偶然に見てしまったんです。同じ団地に住んでいる仲良しの主婦友らしき女性が、ご主人とは違う若い男性と腕を組んで歩いているところを!
(2人が歩いてきた方って、たしかラブホが並んでるとこよね。晶子さん……あの男とセックスした後なんだわ)
でも、もしかしたら人違いってこともあるかと思い、2人を尾行するようについていくと……駅で男性と別れた女性は私と同じ電車に乗り、同じ駅で降りて、同じ方向に歩を進め、案の定、同じ団地の敷地内に。
(やっぱり晶子さんだったかぁ)
結局、私は彼女には声を掛けず、夫が待つ家に帰宅しましたんですが……。
家に帰ると、夫は脱いだ服をそこら中に散らかしたまま、妊娠中かってツッコミたくなるほどメタボなお腹を出して、だらしなくソファでいびきをかいて寝ていました。
(ずっとエッチしてないなぁ……ま、こんなダラシナイ夫とはする気にもなれないけどね。いいなぁ、晶子さん。私も浮気でもしようかなぁ)
寝ぼけ眼の夫を寝室に連れていってベッドに寝かせ、私は少し飲み足りなく思い、リビングで缶ビールをプシュ。
(もぉ……なんで私だけ我慢しなきゃいけないのよ)
なんて思いながら飲んでいるとき”よからぬこと”を思いついてしまったんです。それというのが……。
数日後……。
「たまにはウチでお茶しない?」
晶子さんを自宅に誘い込んだ私は、
「晶子さん、私……見ちゃったんだよね」
とリビングのテーブルに向かい合わせで座り、まっすぐに晶子さんの目を見ながらジャブを打ちました。
「え……なにを?」
私の意味深な言葉に、晶子さんはまだ何も気づかない様子でしたが……。
そう、私が思いついた、よからぬことというのは、晶子さんを“脅す”ことだったのです。といっても、金銭を要求しようというのではありません。私が要求したのは別の“モノ”。
「火曜日の夜、若い男と腕組んで歩い……」
「ちょ、ちょっと待って! それを言うために呼んだの? なによ、お金なんてないわよ」
晶子さんは相当慌てている様子でした。が、ここからが本題です。
「大丈夫よぉ、お金なんて要求しないから。あ、でもね……別の形で口止め料が欲しいっていうか……」
「え、なに? どういうこと?」
私は晶子さんに“おいでおいで”と手招きのジェスチャーをし、テーブルに身を乗り出して顔を近づけてきた彼女の耳元にこう囁いたのです。
「ご主人には黙っとくから、晶子さんのカレシ……1回だけ私に貸して」
鳩が豆鉄砲を食ったような……とはまさにこのことって表情の晶子さん。
「え、なに? それって彼とセックスさせろってこと?」
「だめ? 貸してくれないとご主人に浮気のことバラしちゃうぞ」
「えー、参ったなぁ。美樹さんって、前からそういう人だった?」
「だって……もう何年もエッチしてないんだもん」
「出会い系でも何でもやればいいじゃないのよぉ」
確かに、晶子さんの言うとおり。でも、全く知らない男となんて、ちょっと恐くて……。
その点、晶子さんの紹介なら恐い目に遭うこともないと思ったんです。
「もう、仕方ないなぁ。彼に聞いてみるから、ちょっと待ってて」
「うふふ、ありがとう」
私が晶子さんのカレシ、和也さんとラブホでエッチしたのは、それから1週間後のことでした。
「僕から聞いたって、絶対に言わないでくださいよ」
と言う和也さんから聞き出した話によると……和也さんと晶子さんが知り合ったのはアダルト系のSNS。
そこで晶子さんは、
〈あ~あ、今日も欲求不満でオナニーしちゃった。最近のお気に入りは5段階で振動を調節できるバイブ君。でも……やっぱり本物のオチ〇チンが欲しいなぁ〉
なんて日記をアップしていたそうです。
「晶子さんから“私の主婦友とエッチしてくれない?”って聞かれたときはビックリしましたよ。浮気現場を見られてたなんて、僕らもウカツでしたよねぇ(笑)」
ソファに座り、そんなこと言いながら笑う和也さん。
私はその横にピッタリと身を寄せて座り話をきいていましたが、もうヤリたくてヤリたくてたまりませんでした。
「ねぇ、和也さん……その話、長い? 私……オチ〇チン舐めたくなっちゃった」
夫には絶対に言わないようなセリフが出てきて、自分でもビックリしましたが……これで一気に大胆になった私。
和也さんのズボンのベルトを外し、オチ〇チンを取り出して……。
「まだシャワー浴びてないのに……いいの?」
「うん、汗臭い方が興奮する」
そう言って、オチ〇チンの裏側をしばらくペロペロし、勃起しはじめた頃合パクリと咥えました。
「うわ、すげぇ」
「じゅぷ、じゅる……きもひひい(気持ちいい)?」
「うん、美樹さんの口の中、ぬるぬるで温かくて気持ちいいです」
口の中でどんどん膨らみ、硬くなっていく和也さんのオチ〇チン。
おしゃぶりしながら、こっそりとパンティの中に指を忍ばせてみると、フェラしてるだけなのに、自分でも驚くほど濡れていました。
「ねぇ、もう我慢できない……このまま1回、バックから挿れてくれない?」
「ご、ゴムは?」
「そんなのいいから、ね、早く早くぅ」
私は立ち上がってパンティをずらし壁に手を当て、和也さんに向かってお尻を突き出しました。
和也さんがガチガチに勃起したオチ〇チンの先っぽを私のオマ〇コにあてがい、エッチな汁を擦りつけると、ピチャピチャとういイヤらしい音が聞こえ、ますます興奮する私。
オマ〇コの中にオチ〇チンが入ってくきた瞬間は、めまいがするような快感を覚え、足がガクガク震えてしまいました。
「あぁ……ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい……久しぶりすぎて変になっちゃうぅ」
それから私たちはベッドに移動し、思う存分に交わりました。
「ああッ、私のオマ〇コと晶子さんの、どっちが気持ちいい?」
「晶子さんもいいけど、美樹さんの方が締まって気持ちいいや」
「あぁ、もっと激しくしてみて、あはぁン、奥までくるぅ……あああッ」
セックスが終わると、
「今度は美樹さんと晶子さんとで3Pしない?」
感じすぎてグッタリとベッドに横たわる私に、和也さんはそんなことを言いました。
「えー、恥ずかしいから絶対イヤよぉ」
そう答えましたが……内心では“ちょっと刺激的かも”なんて思った私なのでした。
(文=川田拓也)