エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile131
1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(50歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。 |
マンネリSEX座談会で女の本音爆発/英子(33歳・専業主婦)
カップルや夫婦のセックスにとって、最大の敵といえば……そう、マンネリ。
これは僕の勝手な主観ですが、男性はマンネリを感じにくく、女性の方がマンネリを感じやすいのでは? と思っておりまして。
ほら、男ってなんだんかんだ射精できればいい的な(笑)。
反面、女性はというと……最終的にはイカない人も少なくないことを考慮すれば、ムードだったりエッチの工程、過程を重視する傾向にあるのは自明の理。
そこにきてパートナーのヤリ方がいっつもいっつも同じとくれば、
(あぁ、先が読めるセックスほどツマんないモノはないわぁ)
と、マンネリを感じるようになるというワケでして……。
「モデルに応募した動機ですか……もちろんお金っていうのもあるんですけど……セックスレスで刺激が足りてないというか……そもそも、夫のエッチがマンネリすぎて、あるとき私の方が誘いを拒否っちゃったのがセックスレスの原因なんですけどね(笑)」
エロ本モデルの面接でそう語ったのは、専業主婦の英子さん。
(世の中、この手の“もったいない話”って多いよなぁ。どっちかというと美人の部類だし、オッパイだってFカップはありそうだし……)
ってな感じの艶あり熟女だったもんで、面接しながらこっちもムラムラきてしまいまして(笑)。
ちょうど校了明けで暇だったこともあり、
「この後、お時間あるようでしたら、今日の今日ですけど撮影してみません? 3~4時間で終わりますから」
と聞いてみたんですね。すると彼女、
「え、これからですか……どうしよう、え、待って、どうしよう」
なんて戸惑う素振りを見せたんですが……。
「英子さん、こんなエッチなTバック履いちゃって……本当はヤル気満々だったでしょ?」
結局は撮影を了承した彼女とホテルに来てみると、やけにエロい下着をつけてるんですよね。
おまけに、面接ではあんなに戸惑う素振りを見せていたいたのに、カメラを向けてみると超積極的。
M字開脚でパンティをめくってオマ〇コを見せてくださいとリクエストすれば、
「ああぁ…恥ずかしいポーズを要求されると興奮しちゃう」
と瞳を潤ませる英子さん。
さらに撮影用の小物として用意していたバイブやローター、アイマスクやファッション手錠といったSMグッズをベッドにバラまき、どれがお好み? と聞いてみると、
「実は、ローターも使ったことないんです、私。わ、こんなに震えるんだ。ちょっと当ててみてもいいですか……あわわわわわっ、や、ヤバいですね、これ」
と興味津々なご様子でして。
聞けば、ダンナさんも含め歴代カレシは4人と少なめで、変わったエッチ経験はと聞かれても思い当たるフシはゼロってほど、ノーマルなセックスしかしてこなかったという英子さん。
そんな彼女がマンネリだと感じるんだから、ダンナさんのセックスってどんだけ手抜きなのよ! って感じですよね(笑)。
で、撮影が終わった後、英子さんがぼそっとこう言ったんです。
「私と同じようにマンネリを感じてる主婦って、世の中にどれだけいるんですかね。マンネリを解消する方法ってあるのかな」
って……で、僕、そこでいいこと思いついたんです。
「僕が担当してるエロ本で毎月、座談会企画をしてるんですよ。よければ英子さん、参加してみます? 参考になる話が聞けるかもしれないですよ」
すると英子さんは、
「あ、面白そう。専業主婦だからどうせ暇だし、ぜひお願いします(笑)」
と参加を快諾。後日、英子さんのほかに、
- B子さん(37歳・主婦)
- C子さん(28歳・OL)
- D子さん(32歳・風俗嬢)
以上の3人に集まっていただき、マンネリセックス座談会を開催。身に覚えのある男性には耳が痛い話かもしれませんが、少しでも参考になればこれ幸い、ということで話の内容をご紹介しますね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
――今回のテーマはマンネリセックスです。以前、編集部でアンケートを実施したことがあるんですが、夫や彼氏とのセックスはじょじょにマンネリ化するのではなく、交際1年あたりで急激に進行するケースが多いようでした。皆さんの場合はいかがですか?
B子「うんうん、すごくわかる。ある日急にマンネリを実感するの」
C子「私も1年ちょっとで彼氏とのエッチに飽きてきたけど、確かに急に進行したような気がする。ネタ切れって感じになるんですかね」
――ってことは、男としては早いうちにマンネリ対策をとった方がいい?
B子「改めて対策するより、常に考えとかなきゃダメなんじゃないかなぁ」
D子「だいたいマンネリに気づいたときは手遅れだったりするのよねぇ」
英子「確かに、そうかもしれないですねぇ。私も、夫とマンネリについて話し合うなんて、考えられなかったですからねぇ」
――毎回、体位を変えるっていうのは、マンネリ対策になりますか?
D子「う~ん、どうかな(笑)」
C子「安易すぎますよね。キスしっぱなしの甘々セックスをしたら、次の日は玄関先でいきなり押し倒すようなレ〇プっぽいエッチをしたり、とか」
――セックスの度にプレイの質を変えるくらいじゃないとダメなんですね。
B子「常に新鮮な驚きを与えて欲しいのよね、女って。その点、ウチの夫なんていつも同じエッチでウンザリよ」
D子「デリで3~4回、立て続けに私を指名してくれた人がいたの。で、けっこうタイプだったから店外デートしてエッチしたんだけど……最低でしたね」
――どんなふうに?
D子「お客さんとしてお金払ってくれてるときはいいですよ、マグロになってくれて(笑)。でも、店外デートですよ。なのにそいつ、お店で遊ぶときと同じように“乳首舐めて”“玉触りながらフェラして”とかってリクエストばっかりしてくんの。
で、チ〇コが勃ったらクリをちょちょって舐めて、すぐ挿れようとすんの。ああ、こういう男とは3回エッチしたらマンネリなるな、って思って。その1回きりで、以降は店外デートのお誘いは無視(笑)」
英子「あ、うちのダンナ、それに近かったかも(笑)」
B子「確かに、自分のやりたいことしかやらない男って多いかもしれないですね。だから女はすぐ飽きちゃう」
――女性の方から「こういうエッチがしてみたい」と言ってみる、ってのはどうですか?
B子「う~ん、今さらダンナに“痴女ってみたい”とは言えないよねぇ(笑)」
英子「私もムリですねぇ」
――でも、男だけに女性の気持ちを察しろと要求するのは、いかがなものかと……。
C子「確かにね。かと言って説明するのもメンドクサイじゃないですか(笑)。結局、マンネリを感じたら浮気相手を探した方が手っ取り早いって話になっちゃいません?」
D子「セフレと遊ぶ方がなにかと気楽だよね。普通では言えないこともセフレには言えたりするから」
――なるほど、セフレになら「アナルセックスしてみたい」ってことも簡単に言える、と(笑)。確かに、言いたいことを遠慮せずに言えるというのが、いい関係を長続きさせるための必要条件なんでしょうね。皆さん、本日はありがとうございました。
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座談会に参加しながらも、すっかり聞き役に回っていた英子さん。終了後は、
「セフレかぁ、セフレですね、うん、ダンナは諦めてセフレ作ろ(笑)」
と言っておりました。
男性読者のみなさん、英子さんのダンナのようにマンネリが原因で見限られないよう、常に新鮮なセックスを心がけましょうね。
(文=川田拓也)