まゆきちウィーク第四夜／インタビュー＃2
伊藤舞雪デビュー3周年記念インタビュー！後編
ーーデビュー3周年を迎えて、やり遂げたというよりは自信がついて次のステージへ向かって羽ばたいていく時期だと思います。次第に「こうなりたい」未来像も思い浮かべていると思うのですが、例えば10年後に向けて、これからなにをやろうかと考えていますか？
伊藤：今は、これから目指す目標を決める時期だと思っています。実は、このお仕事を始めた時にも「どれくらいやるのかな」と考えていました。私、ひとつのことを始めるとずっと長くやるんです。ファーストフードでアルバイトをしていたことがあるんですが、4年半やっていて、アルバイト先でも偉くなっちゃいまいた（笑）。
ーーひとつのことに集中するのは仕事でもプライベートでも一緒ですか？
伊藤：そうなんです。仕事はもちろんですが、趣味でもプライベートでも、いろんなことに挑戦するというか「マルチな才能」みたいなのには、まったく魅力を感じません。ひとつのことを極めるのが好きだし、そっちのほうが価値があると思っています。
ーーこれまでの人生で、価値あるものとはどんな風に出会いましたか？
伊藤：今のお仕事もそうですが、やっぱり極めたいものというのは突然思いも寄らない形で出会うものですよね。なにかやらなきゃと焦っても出会うことはできないし、無理矢理に決めてもうまくいかないものだと思っています。だから、今はビデオのお仕事をしながら出会いを待っている感じですね。
ーーすごく自然体で生きている感じがしますね。
伊藤：適度なマイペースは崩したくないです。女優の仕事への自信もそうですが、これまでも焦ったりせずに流れに身を任せたことのほうがうまくいってきたなと思います。人に「これがあなたに向いてるからやったほうがいいよ」とか勧められたり褒められたりしたことをやってみる。そのほうがうまくいくんですよね。やっぱり、人からいわれると自分も次第に思い込んでプラスの方向へ進んでいくんでしょうね。
ーーとなると、いま向いている仕事である女優は10年後も続けていると思いますか。
伊藤：ええ、いまよりも経験を積んでビデオ以外の仕事もオールマイティにこなせる女優になっているといいなと思ってます。そのためには、今よりも自分に向き合って自分を知らなきゃいけませんよね。
ーーさて、ここまでお仕事のことを中心に聞いて来ましたが、プライベートについても聞きたいと思います。いまはどんな生活スタイルですか？ また、いま一番楽しい時間は？
伊藤：Youtubeでポメラニアンの動画を見ているときですね。
ーー飼っているのではなくて？
伊藤：飼いたいなとはずっと思っているんです。でも、けっこう大ざっぱな生活スタイルなんで、生き物を飼うのは向かないかなと思って。それに、一匹を選ぶことがなかなかできなくて。
ーー飼おうとしたことはある？
伊藤：こないだもショップにいったんですけど、みんな可愛くて、みんな連れて帰りたいと思っちゃったんです。だから、飼えません（笑）。犬カフェにいっても同じで、みんな可愛くて。だから、まだ飼えません。あ、今度は保護犬カフェにいくつもりです。
ーー犬も偶然の出会いが重要ですからね。ところで、どうしてポメラニアンなんですか？
伊藤：それもYoutubeです。最初に見たポメラニアンが、綺麗にテディベアカットされていたんです。最初は熊かと思ったら犬だったんでびっくり、それ以来ポメラニアン一筋です。
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ーー大の犬好きということですが、掃除もお好きと聞いたことがあります。
伊藤：楽しいんですよ♪ 毎日掃除するのが好き。コロコロでホコリを取ったりして部屋が綺麗になっていくとストレス解消になるんです。毎日してたら、掃除する場所がなくなっちゃうから、模様替えもよくするんですよ。整理整頓しすぎて、かえってどこになにをしまっているかわからなくなることがありますけど（笑）。
ーー犬を飼うと、毛が抜けるから掃除にも精が出そうですね。
伊藤：そうなんです。だから、飼いたいな、犬。
ーー次にお伺いしたいのは、先ほどの「10年後」よりも先の「30年後の自分」についてなのですが、やはり犬と一緒に生活していたいですか？
伊藤：理想ですね。犬二匹と、お庭の大きな犬のためにあるような家に住みたいですね。家はもちろん犬に必要な設備がすべてある家です。部屋の床にもちゃんとマットを敷いていて、ですね。
ーー実現できそうですか？
伊藤：ええ、そこでのんびり暮らしたいというより、暮らしていると思います（笑）。場所は、都会からちょっと離れたところがいいですね。クルマでちょっといけばいろいろ買い物できるくらいの郊外。それまでに運転免許も取らなきゃいけませんね（笑）。
ーーその時にはパートナーは？
伊藤：「いればいいかな」くらいですね。結婚願望とか、誰かと一緒にいたいという気持ちもあまりないんです。ほら、パートナーとの出会いもやっぱりタイミングで、必死に探してどうにかなるものじゃないと思ってるので。
ーーいろいろとお伺いして、改めて「仕事への強い意志」と「ナチュラルな生き方」を両立されていると感じました。
伊藤：自分のことですが、そんな風に生きているんだとしたら、いいなと思います。自分のペースを維持したり、自分の内面をコントロールするのは上手にやっているつもりですけど。
ーーでは、最後に3周年を迎えた自分自身に向けて励ましの言葉を。
伊藤：励ましですか？ 難しいですね（笑）。えっと…最近、配信番組でほかの女優さんと仕事する機会が増えているんですが、まだ距離感が掴めてません。コミュ障ではないんですけど、引っ込み思案になってるなとは思います。だから、そんな自分を励ましたいです。もっとちゃんとしなさいって（笑）。
ーー緊張されるんですか？
伊藤：そうなんですよ。女優さんと共演となると、どういう風に振る舞えばいいのか考えちゃうんですよね。話しかけてくれても緊張しちゃって話せないこともあるんです。もうちょっとそこを頑張って欲しいなと、自分に思います。
ーーじゃあ、これから共演される皆さんにも一言を。
伊藤：はい。緊張してるけど、ほんとはもっと打ち解けて仲良くしたいんです…って、なんか友達がいないみたいですね。えっと、とにかくこれからもよろしくお願いします！
※ ※ ※
バリバリのオーラをまといながらも、終始屈託のない笑顔でインタビューに答えてくれた伊藤舞雪ちゃん。そのすさまじいほどの美貌とサバサバとしたキャラクターにはギャップもあり、そこがまた大きな魅力にもなっている。彼女の”素顔”がさらに広まれば、きっと活躍の幅もグンと広がるに違いない。このインタビューが、そのきっかけとなったらこれほど嬉しいことはない。
奇しくも、今回の企画でグラビアを撮影させてもらったとき、彼女は「私が知らない私がいた」と写真の上がりを見て言ってくれた。彼女自身もまだ気づいていない顔を撮れたこと、少しばかり誇りに思う。
さて、まゆきちウィーク、明日はメンズサイゾー人気ライター陣による伊藤舞雪レビュー3連発！お楽しみに！
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伊藤舞雪（いとう・まゆき）
「まゆきち」の愛称で親しまれるAV女優。「圧倒的クビレスト」「令和のVR女王」など多数の異名をとる。
身長：160センチ
スリーサイズ：B88・W54・H89（cm）
好きな食べ物：チーズ、漬物、モンブラン、きのこ
公式Twitter＠mayukiito
＜略歴＞
FANZAアダルトアワード2019最優秀新人女優賞ノミネート
週刊プレイボーイ「2020エロデミー賞」特別業績賞受賞
FANZA春のパンツ祭りキャンペーンガール
FANZAゴールデンウイーク大感謝祭キャンペーンガール
＜写真集＞
写真集『神秘』（双葉社）
プレミアムヌードポーズブック（ジーオーティー）
写真集『Contrast』（ジーウォーク）